言論ＮＰＯは８月２１日（火）18:30から「自由貿易の将来とＷＴＯ改革」と
題して、緊急座談会を開催します。

アメリカによる鉄鋼やアルミ製品に対する追加関税に報復した中国、
欧州連合（ＥＵ）、カナダ、メキシコ、トルコなどはＷＴＯに提訴する
手続きに入りました。
一方で、アメリカも米国が課した鉄鋼とアルミニウムの関税に対抗して
報復関税を発動したのはＷＴＯ協定違反だと主張し、中国や欧州連合（ＥＵ）
など５カ国・地域ついてＷＴＯへの提訴手続きを始めました。
今回の米中貿易戦争はＷＴＯの行き詰まりを明らかにする一方で、その役割
の重要性を再認識させています。加えて、ＥＵ加盟国は自由で公正な貿易の
実現を目指してＷＴＯ改革の推進を表明し、ＥＵと中国がＷＴＯ改革で一致す
るなど、国際秩序や自由貿易を巡る情勢は大きく動き始めました。

こうした状況下で、現状の自由貿易体制の現状や課題をどのように考るのか、
また、Ｇ７で確認されたルールに基づく国際秩序の促進、保護主義との戦いの継続、
ルールに基づく国際貿易体制をどのように推進していくのか。
さらに、ＷＴＯをどのように改革すれば貿易戦争や自国主義の主張に対してＷＴＯ
が機能するようになるのか、改めて議論したいと思います。

ぜひご参加ください。

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日　時：８月２１日（火）18:30～19:30
場　所：言論ＮＰＯ事務所（東京都中央区湊1丁目1-12 HSB鐵砲洲４階）
テーマ：自由貿易の将来とＷＴＯ改革
参加者：河合正弘（東京大学公共政策大学院特任教授、元アジア開発銀行研究所所長）
　　　　中川淳司（東京大学社会科学研究所教授）
　　　　山﨑達雄（前財務省財務官）
　　　　渡辺 修（元通商産業事務次官）
司会者：工藤泰志（言論ＮＰＯ代表）

参加費：3000円（言論ＮＰＯ会員 1000円）
　　　　※参加費は当日、会場にてお支払ください。
　　　　　なお、参加費は会場代等に充当させていただきます

お申込み期限：８月２０日（月）