発言
私は工藤さんのやっておられる言論NPOに参加したのは、日中のフォーラムが始まりです。言論NPOが、日本の窓口になってやられた東京―北京フォーラムに参加することができまして、それで大いに勉強することができたわけでございます。
第1回目が北京で開かれましたが、そのとき国内では衆議院選挙がございまして、政治家の方々がほとんど出られないということで、工藤さんから私に政治の部の座長をやってくれというお話があって参加いたしました。私は長年中央官庁におりましたが、日中の政治の話ということは余り勉強したことがございませんでした。それを機会に随分本を読んで、大変勉強になりました。
2回目は、東京で開かれたわけでございまして、そのときも参加させていただきました。この2回の参加を通じて感じることは、この言論NPOの組織力、それから工藤さんの幅広い人脈、そういうものがこの会を成功させてきていると感じております。
このフォーラムは10年やるということになっておりまして、まだ8年ございます。多くの方々に奮ってご参加いただいて、日中の問題について考えていただくよい機会だと思います。いろいろ本を読んで、日中を勉強するということは結局、日本を勉強することだということがわかって、そういう意味で新しい目が開けたような気がしているわけでございます。
そういうことで、皆様もこの言論NPOの活動の中の日中の対話、これにもよろしくご協力のほどをお願い申し上げます。
溝口 善兵衛
前・国際金融情報センター理事長
元・財務省財務官
1968年東京大学経済学部卒業、大蔵省入省。77年から80年在西独大使館書記官。80年主計局主査、大臣官房企画官、銀行局企画官、85年世界銀行理事代理。89年国際金融局開発政策課長、国際金融局総務課長、93年副財務官。94年在米国大使館公使。主計局次長、総務審議官、官房長、国際局長を経て、2003年財務官就任。04年より国際金融情報センター理事長。06年退任。