発言

 私は工藤さんを表現するときに、いつも天然記念物と言っています。工藤さんという人は、とにかく問題のためにどこまでも突っ込む、採算性無視、何もかも無視、体も無視。そして日本を救うのだという物すごい情熱。これはもう天然記念物なので、本当によく頑張ってこられたと思うんですね。だからこそ、愛情を持って厳しいことを言う、本当の意味での友達ができていく。友達でない人は優しいことを言うだけで、そっと去っていくわけです。
 安倍政権も同じことで、国のリーダーにも、本当の友達がいなければいけない。それは、政権に対しても厳しいことを愛情を持って言う人たちがいるということです。それをアレンジしているのは工藤さんだと思います。
 しかし工藤さんは天然記念物ですから、このままほっとくと生きていけない。やはり我々がいろいろな形で、お金を持っている人にはお金を出していただきたいし、知恵を持っている人には知恵で応援していただきたいというふうに思います。我々もほんのわずかですが、ご一緒させていただきたいと思っていますので、工藤さんは我々の宝ですから、皆さんひとつよろしくお願いします。

島田 晴雄
慶應義塾大学経済学部 教授

1965 年慶應義塾大学経済学部卒業。70 年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。74 年ウィスコンシン大学博士課程修了。慶應義塾大学経済学部にて助手、助教授を経て、82 年より教授。2000 年より東京大学先端科学技術研究センター客員教授兼任。01 年9月からは内閣府特命顧問として、小泉政権の政策を補佐。専門は労働経済学、経済政策。主な著書は「明るい構造改革…こうすれば仕事も生活もよくなる」。

 


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