発言

 この1年間、日中のいろいろな面での交流は、非常に厳しかった局面から、今や首脳会談ができるまでにある程度回復してきました。そのプロセスにおいて、言論NPOは非常に大きな役割を果たしたと思います。去年、今年と2回続けての北京・東京フォーラムで、言論NPOが責任ある方々の責任ある議論ができる、本当に新しいコミュニケーションのスタイルを取り入れたということは、歴史的に大きな意味を持つでしょう。
 しかし、日中関係はまだ非常に多くの問題を抱えていて、経済面における大交流の時代には、日中の政治、政策、あるいは国民感情はまだまだ追いつかない状態です。こういう新しいアジアの時代、あるいは新しい日中関係の時代をつくるに当たって、私は言論NPOがさらなる大きな役割を果たさなければならないと期待しています。

周 牧之
東京経済大学経済学部 助教授

1963年中国湖南省生まれ。85年中国湖南大学電気工学部卒業。中国機械工業部(省)勤務後、東京経済大学へ留学。同大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士号取得。財団法人国際開発センター主任研究員を経て、2002年より現職。言論NPO理事。

 


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