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 アンケート調査「アジア問題に関するアンケート」

(回答期限: 2003/6/23)

(※受付は終了しました。多数のご回答ありがとうございました)



昨年8月に設立された言論NPO・アジア戦略会議は、これまで各界の有識者に参加を求め、日本のアジア戦略について、経済、外交、安全保障、文化など多角的視点から議論を重ねてきました。その活動の中間総括として3月7日に行われた公開シンポジウム「変貌するアジアに日本はどう向かい合うか-真に開かれた国づくりを目指して-」では、多様な論点の提示と活発な議論形成が行われ、多くの反響をいただきました。今年度からは、さらにネット会議などのシステムの充実を図り、双方向型の議論形成の試みを拡大していきたいと考えています。
言論NPO・アジア戦略会議では、公開シンポジウム後の国際情勢の推移も踏まえて次のアンケートを行い、今後の議論に反映させたいと考えています。みなさまのご協力をお願い申し上げます。

Q1アジア戦略会議では、今年度は次の論点を中心に議論を深めていくことを考えていますが、あなたは、これらのうち特にどの論点にご関心がありますか。
 
A:21世紀の国際秩序について。
B:日本の安全保障をどう構築するのか(北朝鮮問題の平和的解決の道はどう描かれるのか)。
C:アメリカという国をどう捉えるのか。
D:アジア経済圏の形成をどう進めるか。
E:(前述の)国家路線の選択の議論の具体化。

F:いずれも関心を持てるテーマではない。

Q2去る3月20日のアメリカのイラクに対する武力行使について、あなたはどうお考えですか。
 
A:湾岸戦争やアフガニスタンとは異なり、今回はイラク側からの具体的な軍事力の行使がなく、国連決議もない段階でアメリカが武力行使に踏みきったことには大義がなく、不適切であった。
B:大量破壊兵器を保有している疑いが濃厚であり、国連の査察に対しても非協力だったイラクは、国際社会に対する明白な脅威だったのであり、たとえ国連決議がなくても、アメリカの武力行使には大義があった。
C:国連決議がない状態での武力行使は大義が十分とは言えないが、やむを得ない選択だった。

D:どちらとも言えない。(あなたの意見を具体的にお書きください)

Q3今後、国際社会は次のいずれの道を歩んでいくとお考えですか。
 
A:国連が弱体化し、アメリカの一極支配が強まる。
B:国連を中心とした国際秩序は今後とも維持される。
C:テロなどの新たな脅威の存在も踏まえ、従来の国連に代わる新しい国際秩序が形成されることになる。
D:国際社会におけるアメリカの影響力はかえって弱まり、混乱と不安定な状態がもたらされる。

E:どちらとも言えない。(あなたの意見を具体的にお書きください)

Q4今回のイラクに対する武力行使について、日本はアメリカを支持しましたが、これについてどうお考えですか。
 
A:対米協調路線は日本という国の基本路線であり、当然である。
B:アメリカを支持したことは日本の置かれた状況からみてやむを得ない選択だったが、その前にもっと議論を尽くすべきだった。
C:対米協調路線自体はやむを得ないとしても、今回の武力行使については、アメリカに明確な支持を表明すべきではなかった。
D:行き過ぎた対米協調であり、日本はもっと独自のスタンスを取るべきだった。
E:日本は、平和を希求する唯一の被爆国として、いかなる戦争も支持すべきではなかった。

F:どちらとも言えない。(あなたの意見を具体的にお書きください)

Q5北朝鮮問題が関心を集めていますが、日本の対北朝鮮対策として、今、何を最優先に取り組むべきとお考えですか。
 
A:拉致問題の解決。
B:北朝鮮に対する抑止力(軍事力、経済制裁の仕組みなど)の向上。
C:北朝鮮に対する断固たる制裁措置(送金や貿易の停止、北朝鮮船舶の寄港制限など)の実施。
D:北朝鮮との直接の対話の再開と相互理解の推進。
E:経済支援の実行。

F:その他 (あなたの意見を具体的にお書きください)

Q6北朝鮮問題の解決には、日本の軍事力など抑止力の向上が不可欠という議論が出ていますが、あなたはこれについてどうお考えですか。
 
A:「抑止と対話」と言われるように、日本が対話の当事者となって諸問題を解決していく前提は、北朝鮮の軍事的な行動に対する抑止力であり、何らかの方法によってこれを強化すべきである。
B:日本の国是として、力による問題解決は避けるべきであり、あくまで対話による解決を図るべきである。
C:日本としては、軍事力に頼らなくても、経済制裁のように、それ以外の方法によって抑止力を確保できるはずである。

D:どちらとも言えない。 (あなたの意見を具体的にお書きください)

Q7日本が北朝鮮の軍事的な行動に対する抑止力を強化すべきだとした場合、あなたは、次のうち、どのような方法によることが望ましいとお考えですか。
 
A:対米協調路線を強化し、日本への攻撃はアメリカからの軍事報復を招くとの認識を定着させる。そのための仕組みをより一層整備する。
B:日本自ら軍事力を増強し、核武装も視野に入れる。
C:核武装は採るべきではないが、ミサイル迎撃システムなど通常戦力面で効果的な抑止力を増強し、その発動のための制度を整備する。
D:日本として、そもそも軍事的な抑止力を議論するのは不適切である。

E:どちらとも言えない。 (あなたの意見を具体的にお書きください)

Q8あなたは、今後、北朝鮮はどのような推移をたどっていくとお考えですか。
 
A:経済面での行き詰まりで自壊する。
B:テロや軍事的な行動に走るなど、日本などの周辺諸国にとってますます大きな脅威になっていく。
C:現在は支援を引き出すための威嚇を行っているに過ぎず、経済面で追い詰められれば、日本との対話路線に追い込まれるので、あまり大きな脅威と捉える必要はない。
D:中国などの支えがあるので、北朝鮮が経済的に追い詰められる可能性は低く、むしろ、日本の頭越しに米中など大国の思惑で情勢が推移する。
E:国際社会の包囲網が効を奏して体制が変わり、改革開放路線や朝鮮半島の統一に向けた流れが生まれ、北朝鮮も自由主義や市場経済の世界に取り込まれていく。

F:その他 (あなたの意見を具体的にお書きください)

Q9最近の日本では、安全保障問題への関心が高まり、様々な議論が行われるようになっていますが、それについて、あなたはどうお感じになっていますか。
 
A:拉致問題やミサイル、不審船など、北朝鮮を巡る様々な事件が感情的な世論を煽っており、危険な状況にある。そのような議論がかえって国益を損なうことがないよう、より冷静な議論が求められる。
B:安全保障に対する感覚が鈍かった日本人にとって、ようやく国益に目覚める議論が行われるようになったことは、大変好ましい傾向である。
C:安全保障をアメリカに依存せざるを得ない日本としては、そのような議論自体に意味がなく、もっと自国経済の再生などに専念すべきである。

D:その他 (あなたの意見を具体的にお書きください)

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2003年06月06日 11:18

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