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2014年5月19日

国境を越えた民間対話のチャネルで課題解決を ~出国直前のニューヨークより~

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国境を越えた民間対話のチャネルで課題解決を
- 出国直前のニューヨークより


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工藤:言論NPOの工藤です。

今、ニューヨークの空港に到着し、これから日本に帰ります。10日間にわたってアメリカに滞在し、いろいろな人たちと話をしました。デモクラシーについては、前回触れましたが、まさに民主主義ということの問いかけが、日本とアメリカとの間で通用すると感じました。私たちが行っている問いかけに対して、多くの人たちが共感してくれたことは、私たちにとっても大きな自信となりました。

今回の訪米を受けて、私たちのアメリカとの議論づくりのスタートが始まるのだな、という感じがしました。ただ、もう一つ感じたことは、ウクライナの問題でした。CoCの会議でもそうだったのですが、ウクライナ問題について特別のセッションを設けたぐらいで、ワシントンもウクライナの問題に関心を持っていました。どうして関心を持っているかというと、冷戦崩壊後に、国との対立よりもグローバルアジェンダに対して、世界が協調して取り組もうという流れが始まっていました。CoCの考え方も、それに対するアプローチでした。一方で、皆さん、地政学的な対立がまだまだあるのだ、と認識を新たにしていました。特に、東アジアにはそういった問題の縮図があるわけです。ただ、私は国家的な、地政学的な対立を、もっと国境を越えた民間の対話のチャネルで乗り越えたい、という非常に強い意志を持っています。

今後、もし、国家的な対立だけでグローバルな問題を考えるのであれば、そこには答えがないと思います。その問題に答えを出すためには、国境を越えた民間の世論の問題、つまりオピニオンが課題解決を迫っていくことが必要なのだと思います。我々の役割は、そういうところにあるのではないかと感じています。

これから東京に戻ると、すぐにソウルに行き韓国との対話を7月に行う予定です。そして、いよいよ中国との対話も迫ってきます。東アジアの緊張を、民間の力でどれぐらい乗り越えることができるのか。私はどうしても答えを出したいと思っています。

ということで、また東京に戻ったらどんどん発言していきますので、言論NPOのサイトで、私たちの活動に注目していただければと思います。

以上、ニューヨークの空港から最後の報告をお届けしました。



投稿者 genron-npo : 17:29 | コメント (0)

「課題解決の意思を持つ輿論」に基づいた日本の政治、外交に取り組む決意を ~舞台はアメリカから日本へ~

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課題解決の意思を持つ輿論」に基づいた日本の政治、
外交に取り組む決意を  -舞台はアメリカから日本へ


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工藤:言論NPOの工藤です。

最後は、リンカーン記念館のリンカーン像の前に来ています。ここの壁には、「人民の人民による人民のための政治」と記されています。私は、これまで行ってきた「言論外交」というものは、単なる外交というものではなくて、デモクラシーの問題だということをアメリカの人たちと議論してきました。つまり、多くの有権者が自分たちの問題として、自分たちが課題解決に向けて挑んでいくというプロセスの中で「輿論」というものが強くなっていく。そうした「輿論」に支えられた政治がデモクラシーだと思います。そして、その「強い輿論」に支えられた外交ということを私たちは目指しています。そうした「輿論」の力によるアジアの平和と安定的な秩序づくりに取り組みたいと思っています。

こうした私たちのデモクラシー的な手法による、東アジアでの民間によるCivil Diplomacyという動きについて、アメリカの人たちから多くの共感が寄せられました。我々の問いかけは、民主主義という問題を通じて、日本とアメリカの共通の共感を持てる感覚、概念になっていくのではないかと期待しています。
これから東京に戻りますが、私たちは「課題解決の意思を持つ輿論」に基づいた日本の政治、外交というものに真剣に取り組んでいきたいと思っています。

いよいよアメリカでの9日間の、いろいろな人たちとの議論の旅が終わります。昨日もワシントンで多くの人たちと議論をしました。今日は最後に、リンカーン記念館にやってきました。先程、リンカーン像を見て、改めてデモクラシーの重さを実感しました。私たちがワシントンで多くの人たちに主張した「言論外交」ですが、これは外交の問題ではなく、我々はデモクラシーの問題だとアメリカの人たちに伝えました。デモクラシーに必要なことは「健全な輿論」なのだと思います。つまり、有権者が当事者として自分の問題として社会の様々な課題に取り組んでいく。我々が目指しているのは、そうした当事者性に基づく課題解決の意思、その意思が日本の政治をつくり、日本の外交をもっと強いものとして支えていく。そうした外交が東アジアの緊張、紛争回避のために非常に重要になってきているということを、我々は主張しています。

我々が今、東アジアで取り組む平和的で安定的な秩序づくりというのは、まさにデモクラシーのチャレンジなのです。日本の社会の中で民主主義を強くしていくことを通じて、どうしてもアジアの平和のために貢献したい。それを、アメリカの人たちといろいろな形で議論して、多くの方たちが賛同してくれました。
今回、私たちがアメリカでお会いした多くの人たちの中から、新しい事業が生まれることになると思います。そして我々は、なるべく早い時期に東アジアの問題に関して答えを出すための民間のイニシアティブを始めて、成果を出していきたいと思っています。

さて、これから舞台は東京に移ります。我々は、日本のデモクラシーが強く機能するために、そしてアジアの平和のための取り組むに全力を尽くしたいと思っています。

ということで、ワシントンのリンカーン記念館の前から、工藤が最後の報告をさせていただきました。


投稿者 genron-npo : 10:43 | コメント (0)

2014年5月15日

世界で起こっている変化とは - 2日間の会議を終えて実感したこと

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言論NPOの工藤です。今、ニューヨークの通りにいます。2日間にわたるCoCの年次総会も終わり、一息ついたところです。

世界の課題解決に取り組む世界23カ国のシンクタンク

さて、今回のCoCの年次総会には、主催者の米国の外交問題評議会や、イギリスのチャタムハウスなど世界23カ国のシンクタンクのトップが集まり、様々なグローバルガバナンスの問題に関して議論が行われました。ルワンダの虐殺から20年ということで、国連の人道介入の問題や、アメリカの盗聴発覚後、問われ始めたインターネットガバナンスの問題、来年の合意に向けて大詰めの協議が始まっている気候変動の次期枠組問題、グローバルな金融規制の問題、グローバルヘルスの課題とWHOの問題、そして、ウクライナの問題がこの2日間、徹底的に議論が行われました。

また、この間、ニューヨークで行われたこともあり、国連の副事務総長や、ニューヨーク連銀の副議長や、ホワイトハウスの安全保障の高官との討議もありました。この全てで、私も議論に参加し、様々な意見交換を行いました。

この会議は、内部の取り決めで内容の詳細は出さないようになっているのですが、それぞれのテーマでグローバルガバナンスの問題が指摘され、その大半でなかなか答えを出せない局面に世界があることが議論になりました。

その課題に対してかなり真剣にシンクタンクが向かい合っている。そして、その解決にそれぞれの組織が、様々なネットワークをつくりながら取り組んでいる。そうした変化が世界では起こっていることに、私もかなり勇気を得ました。


健全なオピニオンの役割の重要性

議論の中では、私たちが日本の社会で提案している、世論という問題も議論になりました。このCoCは今年で3年目になりますが、そうした課題解決に向かう世論を喚起するために、もっと発信力を高めるための取り組みを行っていくことも話題になりました。また、23カ国のシンクタンクのトップが、連携して様々な発言をすることなども議論されました。私は、こういう健全なオピニオンの役割が、世界でも、そして日本でもより重要になってきたという確信を持ちました。

さて、私は会議も終わり、今日から、次の課題に取り組みます。それはこのニューヨーク、そして明日からは、ワシントンに入りますが、多くのアメリカの有識者と、私たちが取り組んでいる、東アジアの平和的な環境づくりに関する、議論を行います。

これらに関しては、また次の機会に報告させていただきます。
以上、ニューヨークからの報告でした。


投稿者 genron-npo : 11:20 | コメント (0)

2014年5月13日

会議直前のニューヨークからの報告

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工藤:言論NPOの工藤です。今、ニューヨークのパークアベニューの通りにいます。ここは、アメリカの外交問題評議会の本部のすぐ近くです。

さて、今日から2日間にわたって、世界23カ国のシンクタンクのトップが参加するCoCという会議の年次総会が開かれ、様々なテーマについて議論を行います。1日目の今日は、インターネットガバナンス、グローバルヘルス、グローバル金融の問題などについて議論します。2日間で、私たちが行っているグローバルガバナンスについての議論をどのように発展させていくのか、ということについて日本側としての意見を述べてきたいと思っています。

今回、ニューヨークに来た目的はもう一つあります。これから、私たちがアジアで様々な対話を行っていく予定なのですが、そのプロジェクトや考え方を、ニューヨークの人たちに説明しようと思っていまして、今回は5日間ニューヨークに滞在します。

今日から議論に参加しますので、今回の会議でどういうふうな展開があったかについては、また皆さんにお伝えしたいと思います。


投稿者 genron-npo : 17:14 | コメント (0)

2014年5月12日

「言論外交」の展開はアメリカへ

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工藤:工藤です。今、成田空港にいて、これからニューヨークとワシントンに向かいます。今回の訪米は、世界23カ国のシンクタンクのトップが集まる、CoC(カウンシル・オブ・カウンシルズ)という会議に参加するためです。今回の会議を機に、私たちが今進めている「言論外交」、東アジアの安定した秩序づくりのための対話の枠組みに、アメリカにどのようにして関わってもらうのか、いろいろな人たちと協議することになっています。

私たちはこれまで、政府間外交が機能しない中で、東アジアに何とか平和的に環境をつくろうと日本と中国、日本と韓国の対話に、民間の力で取り組んできました。この取り組みをより発展させてマルチな対話を行ったり、課題に関してアジアを取り巻く多くの人たちが、いろいろな考え方をどんどん表に出すような形で、対話をしてみたいと思っています。

世界は、東アジアの不安定な状況を非常に心配しています。私たちはこのような状況を解決しようという意思を持っていますし、その取り組みに世界の多くの有識者に参加してもらおうと思っています。

明日から10日間アメリカに滞在し、いろいろな人たちに会ってこようと思っています。その内容は、逐次、報告させてもらおうと思っています。

投稿者 genron-npo : 15:45 | コメント (0)