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【vol.114】 論点「新年も緊張感ある議論を展開します」言論NPO代表・工藤泰志

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■■■■■言論NPOメールマガジン
■■■■■Vol.114
■■■■■2005/01/01
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●INDEX
■ 論点「新年も緊張感ある議論を展開します」言論NPO代表・工藤泰志

■ 1/14 (金)「第10回 言論NPOフォーラム」のご案内


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新年あけましておめでとうございます。

昨年中は、言論NPOにご支援、ご協力をいただきありがとうございました。

言論NPOは、当事者意識を持った質の高い政策論争の活性化を目的に、マニフェスト
の評価作業など様々な政策議論を展開し、また、日本の将来の選択肢の形成に向けた
議論を開始し発信してまいりました。

2005年はこうした議論や活動をさらに進め、さらに問題意識を共有する個人のネッ
トワークを日本だけではなくアジアにも広げ、日本や世界の将来を巡る責任ある言論
の舞台の構築に全力を尽くして行く所存です。

会員の皆様には、本年も言論NPOに変わらぬご支援とご参加をいただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。

今年が皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。


特定非営利活動法人 言論NPO
代表 工藤泰志・事務局スタッフ一同


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■ 論点「新年も緊張感ある議論を展開します」言論NPO代表・工藤泰志
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新年明けましておめでとうございます。
言論NPOの工藤です。

おかげさまで私たち言論NPOは昨年11月末で3周年を迎え、本年から次の3年計画の
活動に入ることになります。私はこれからの3年間はこれまでにも増して言論の役割
が問われる時期だと考えています。

この3年間こそ日本の将来にとって「大きな岐路」だと考えるからです。今の日本
は、これからの日本にとって以下の局面にあると私は考えます。

ひとつは有権者(民)が日本の政治を自分のものに取り戻すべき時期であり、日本の将
来について政治のレベルで真剣な議論がなされ、有権者との合意を形成すべき時期で
あるということです。

そして、こうした緊張感を伴った議論を通じて、持続不可能となった日本のこれまで
のシステムを作り変えるために、日本に問われる課題に対して解決策を見出し、アジ
アや世界の動きの中で日本の新しい存在感を作り上げるべき時期でもあります。

私が「岐路だ」と考えているのは、こうした状況に私たち自身が当事者意識を持って
向かい合い、新しい時代を切り開こうとする意思を持たない限り、中途半端な解決で
問題先送りとなり、結局は将来世代に解決不能な膨大なつけを残すだけになってしま
うと思うからです。

私たちがこれまで行ってきた国政レベルでのマニフェスト評価やローカルレベルでの
評価手法の提示、さらには日本の将来戦略の策定に伴う一連の議論は、有権者と政治
との間に緊張感を取り戻し、日本の将来に向けての議論形成を通じて有権者や政治に
判断材料の提供や問題提起するためでした。

これらの作業には会員の皆様をはじめ多くの方に協力していただきました。本年はこ
れらの作業をさらに進めて、様々な議論や活動をそれぞれ完成させるために努力した
いと考えています。

国政マニフェストの評価作業では政策の実行プロセスの監視機能を定期的に果たし、
ローカルでは地方の再生と自立を進めるための質の高いマニフェストの提起のための
評価基準の再構築を行い、それを普及させます。と同時に、私たちは将来の日本の国
家戦略を構想し、有権者に提示すべき選択肢を提案し、それを日本の政党や政治家に
問うことを予定しています。本年2月にはその第一弾として全政党の政策担当者をお
呼びして、公開の下で政党側に私たちの議論をぶつけたいと考えております。

さらに、日本の将来を考えたときに、日本は覇権国ではない経済大国として新しい世
界やアジアの中で存在感をつくりあげる必要もあります。そのため、アジアでもアジ
アの将来を見据えた議論のネットワーク化に着手し、まず第一弾として日中問題の議
論を開始します。この点では中国側と昨年末合意したことを受けて、本年1月から、
いま日本との関係が不健全化している中国と認識やコミュニケーションのギャップを
埋めるための議論を開始したいと考えております。

私はこの運動を始めるときに、「日本の言論は不況」だと言いました。

この状況は未だに続いています。こうした状況は言論側にいる人たちが評論者や批判
者という傍観者ではなく、当事者意識を持って責任ある言論を行うという「言論の復
権」でしか解決できないと思っています。

むしろ、この時期に挑戦できる私たちはそれを幸運と考えて、積極的な意志を持っ
て、議論し、行動することが、新しい時代を作り上げることになると思っています。

緊張感と信頼感のある言論から、日本の将来を見据えた日本の国のあり方と社会のシ
ステムの再設計を生み出し、有権者が自分たちの生活や将来に責任を持つ、マニフェ
スト型の政治への転換を進めたいと私は考えています。

本年もこうした私たちの言論を舞台にした試みに、是非、ご理解、ご参加いただけれ
ば幸いです。

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■ 1/14 (金)「第10回 言論NPOフォーラム」のご案内
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言論NPOでは、皆様との意見交換の場としてその時々の話題にふさわしいゲストをス
ピーカーとしてお招きし議論を展開するフォーラムを提供いたしております。

2005年最初のフォーラムは「日中関係構築に何が妨げになっているのか」(仮題)と題し
て、中国から中国日報インターネット版社長張平氏、北京大学教授李玉氏らをお招き
し、議論を行っていただきます。中国と日本はダイナミックな経済的な結びつきと比
べて国民各階層の議論交流は遅れ、一部で相互理解が十分進まないどころか、感情的
な反発が相互の国民間で拡大しています。このような状況のなかで、両国の認識やコ
ミュニケーション・ギャップとその原因を明らかにし、それを解決するための議論交
流が求められています。

言論NPOでは日中戦後60年にあたる2005年より民間主導で定期的に議論交流を行
い、両国の友好だけでなく、懸案事項の解決、さらにはアジアの将来のために有益な
議論に発展させるために日中間の議論を継続させていきたいと考えております。

ご多忙とは存じますが、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。

            - 記 -

◆日時       2005年1月14日(金)午後 6:30~8:00(開場6:00)

◆テーマ      「日中関係構築に何が妨げになっているのか」(仮題)

◆ゲストスピーカー 張平(中国日報インターネット版社長)
          李玉(北京大学国際関係学院副院長)
          程郁綴(北京大学社会科学部部長)

◆コーディネーター 工藤泰志(言論NPO代表)

◆参加費      お一人様 2,000円

◆後援       笹川平和財団

◆詳細、お申込みはこちらからお願いいたします。
http://www.genron-npo.net/about/history/050114_forumanno.html

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  ┏━━━━━━━━━━━━ 会員募集 ━━━━━━━━━━━━━┓
   言論NPOは、ウェブサイト以外に、出版、政策フォーラム、
   シンポジウムなど、多様な活動を展開しています。

   ●言論NPOの3つのミッション
   1. 現在のマスコミが果たしていない建設的で当事者意識をもつ
     クオリティの高い議論の形成
   2. 議論の形成や参加者を増やすために自由でフラットな議論の場の
     形成や判断材料を提供
   3. 議論の成果をアクションに結び付け、国の政策形成に影響を与える

   この活動は、多くの会員のご支援によって支えられています。
   新しい日本の言論形成に、ぜひあなたもご参加ください。
   http://www.genron-npo.net/guidance/member.html
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