参院選を、日本の将来と民主主義を真剣に考える舞台に  ~自民、民進、公明、共産の主要4党は日本の課題にどう向かい合っているのか~

2016年6月27日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■ 言論NPO メールマガジン
■■■■ 2016年6月27日
■■■■ 発行:認定NPO法人言論NPO<https://www.genron-npo.net/>

【Topics】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆参院選を、日本の将来と民主主義を真剣に考える舞台に
 ~自民、民進、公明、共産の主要4党は日本の課題にどう向かい合っているのか~

 ◆294人の有識者が見る、今回の選挙の意味と日本の民主主義とは

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

平素は言論NPOの活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとう
ございます。

さて、言論NPOでは、参議院選挙を控えた6月16日(木)から
23日(木)にかけ、自民・公明・民進・共産の主要4政党の政策責
任者を個別に招き、言論NPOのマニフェスト評価委員らとの対話
を行いました。
これは、各政党が日本の将来課題をどのように認識し、その解決策
として有権者に何を説明しようとしているのか明らかにして、マニ
フェスト評価の参考にするために実施したものです。

率直な議論の結果、各党の政策責任者らは日本が直面する課題その
ものについては認識しているものの、その厳しい現状や目指すべき
将来像を有権者に正直に説明しようとせず、また、急速に進む人口
減少や少子高齢化にどう対応するのか、さらに1000兆円を超える借
金をどう返済していくのか、といった課題解決の具体的なプランを
持っていないことが明らかになりました。

言論NPOでは、今回の議論も参考にして実施した、「財政」「社
会保障」など6つの政策分野における各党のマニフェスト評価結果
を近日中に発表します。


▼参院選を、日本の将来と民主主義を真剣に考える舞台に
~自民、民進、公明、共産の主要4党は日本の課題にどう向かい合っているのか~
https://www.genron-npo.net/politics/archives/6285.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 294人の有識者が見る、今回の選挙の意味と日本の民主主義とは

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

言論NPOでは6月22日~26日にかけ、今回の選挙が持つ意味や選
挙の争点、また日本の民主主義の課題について有識者の皆様の考え
を明らかにし、今後の議論に役立てるため、アンケート調査を実施
し、294人から回答を得ました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

調査の結果、今回の参議院選挙が持つ意味や目的については「安倍
政権の3年半を信任するかの選挙」との回答が最も多く、28.6%を
占めました。
また、今回の選挙で政党や政治家が有権者に明らかにすべき争点を
選んでもらったところ、8割近い78.4%の有識者が「急速に進む人
口減少や少子高齢化への全体的な対応や、目指すべき日本の将来像」
と答え、「財政再建に向けた具体的な道筋」が66.3%で続きました。
そして、今の日本で、選挙を軸に国民に向かい合う民主主義が「機
能していない」との回答が「どちらかといえば」と合わせて56.4%
に達し、日本の民主主義を機能させ、この国が将来の課題に向かっ
て真剣に動き出すために「有権者自身が当事者意識をもち、課題に
向かい合うこと」の必要性を指摘する意見が59.3%に上りました。

調査結果の全文は、言論NPOウェブサイトをご覧ください。


▼「294人の有識者が考える、今回の選挙が持つ意味とは」アンケート結果はこちら
https://www.genron-npo.net/politics/archives/6283.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【参院選企画】
   「日本の将来を考える」6つの議論を公開中

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テーマ:「消費税増税先送りの評価と、日本の財政再建の可能性」
参加者:
 実哲也(日本経済新聞社論説副委員長)
 鈴木準(大和総研主席研究員)
 亀井善太郎(東京財団研究員、立教大学大学院特任教授)
 小黒一正(法政大学経済学部教授)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/post_37.html
===============================================
テーマ:「経済政策の評価と選挙で問われることとは」
参加者:
 加藤出(東短リサーチ代表取締役社長・チーフエコノミスト)
 鈴木準(大和総研主席研究員)
 早川英男(富士通総研エグゼクティブ・フェロー)
 湯元健治(日本総研副理事長)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/post_36.html
===============================================
テーマ:「日本の民主主義は日本が直面する課題に対して答えを出せるのか」
参加者:
 上神貴佳(岡山大学法学部教授)
 内山融(東京大学大学院総合文化研究科教授)
 吉田徹(北海道大学法学研究科教授)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/post_39.html
===============================================
テーマ:「外交・安全保障政策の評価と選挙で問われること」
参加者:  
 神保謙(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
 川島真(東京大学大学院総合文化研究科教授)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/post_41.html
===============================================
テーマ:「人口減少が急速に進む中、少子化対策・雇用政策は進んでいるのか」
参加者:
 加藤久和(明治大学政治経済学部教授)
 池本美香(日本総研主任研究員)
 久我尚子(ニッセイ基礎研究所准主任研究員)
 白河桃子(相模女子大学客員教授、ジャーナリスト)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/_25_nponpo_2030.html
===============================================
テーマ:「アメリカ大統領選と日米関係」
参加者
 神谷万丈(防衛大学校総合安全保障研究科教授)
 中山俊宏(應義塾大学総合政策学部教授)
 渡部恒雄(東京財団ディレクター・上席研究員)

▼議論の報告はこちら
 https://www.genron-npo.net/studio/2016/06/post_42.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  言論NPOは、FacebookやTwitterでも情報を発信しています

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

言論NPOではFacebookやTwitterを使った情報発信を積極的に行っています。
また代表工藤も発信しております。お気軽に『コメント』などお寄せ下さい。
また、『いいね!』『フォロー』『シェア』『リツイート』大歓迎です!

▼代表・工藤のFacebookページはこちら
 http://www.facebook.com/kudo.yasushi
▼代表・工藤のTwitterはこちら
 https://twitter.com/yasushi_kudo
▼言論NPOのFacebookページはこちら
 http://www.facebook.com/GenronNPO
▼言論NPOのTwitterはこちら
 https://twitter.com/GenronNPO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

発行者 (認定)特定非営利活動法人 言論NPO事務局
URL https://www.genron-npo.net
Mail info@genron-npo.net
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-20-7
電話 03-3548-0511  FAX 03-3548-0512

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━