「市場化テスト」に関する安倍政権の実績評価 点数の根拠 / アカウンタビリティー
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言論NPOでは、これまでに安倍政権が行った政策の実績評価をしました。
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アカウンタビリティー 10点/30点中
【民間事業者のパフォーマンスが芳しくないことについて、理由説明がなされていません。】
市場化テストの仕組み、体制に関する情報は国民に開示されています。また、対象事業選定にあたっては、関係企業や自治体などステイクホルダーズからの意見徴収を行なっていることから、ステイクホルダーズや国民に対するアカウンタビリティを担保しようとしていることがわかります。
しかしながら、社会保険庁の「政府管掌健康保険の未適用事業所に対する適用促進事業」を東京都労務士会が1円で入札していますが、この理由は公開情報から見出すことはできません。
また、本制度の実施に必要不可欠と思われるモニタリングと評価情報は、ハローワーク導入決定時点では公開されておらず、後に公開された評価結果は民間事業者のパフォーマンスの低さや割高なことを示しており、本制度をハローワークに早急に導入する理由が見当たりません。むしろ慎重な対応が必要であることを示唆した評価結果でした。
ただ、同評価委員会には、経済財政諮問会議の民間委員が入っており、その内容を知っていた可能性が高いと思われます。つまり諮問会議では、民間事業者のパフォーマンスが芳しくないことを知っていながら、ハローワークの市場化テスト導入を急いだようにもみえ、議論のプロセスの透明性、アカウンタビリティが問われます。
今後は評価結果をもって次期制度の設計と運営を行なうPDCAサイクルを強化することと情報開示によってアカウンタビリティと透明性を担保することが必要です。そのためには、市場化テスト運営の調整および監視機関として設置された官民競争入札等管理委員会と事務局を中心機能に据え、評価結果をもって次期制度設計をするシステムを整えてゆく必要があります。
2007年06月25日 15:07
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