「国と地方」に関する安倍政権の実績評価 点数の根拠 / アカウンタビリティー
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言論NPOでは、これまでに安倍政権が行った政策の実績評価をしました。
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アカウンタビリティー 5点/30点中
【 ビジョン提示にさえ至らぬ段階 】
安倍総理の発言を見る限り、分権のビジョンを描けておらず、道州制との相関も具体的に肉声で説明していません。安倍氏は総裁選の公約から道州制ビジョンにこだわり、分権の総仕上げとまで「骨太の方針」に書き込んでいます。しかし、その前段の権限や財源をどう地方に下し、分権改革をどう進めるかを具体的に語ったことはありません。所信表明では、さらに二一世紀にふさわしい行政機構の抜本的な改革、再編、道州制のビジョンの策定、そしてグランドデザインを描くことを約束しましたが、まだそれらは実現せず、いつ国民に提示するのかの時期も説明していません。
そのほか、前政権から進めていたことも含めて考察を行えば、「国と地方」の課題は、①三位一体改革後の分権改革ビジョンの提示、②地方自治体の再建、③道州制を含む地域経済の自立への設計です。①はその後、地方分権改革推進法が成立し、地方分権改革推進委が発足しています。②は前政権からの検討で財政健全化法が国会で六月に成立しました。③は「骨太の方針2007」で道州制が地方分権改革の総仕上げと位置付けられ、地域力再生機構創設の検討も始まりました。手順と道筋で方向は示されましたが、厳しい自治体運営をいつまでにどう処理し、地方分権を具体的にどう推進するのか、最終的に道州制までの道筋に、政権はどう指導性を発揮するのか、まだ検討は始まったばかりでこの時点で判断はできません。
2007年06月25日 15:07
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