塩崎 恭久

塩崎 恭久氏発言

 我々がともに直面する諸課題にいかに取り組んでいくべきか、多様な考えを持つ人々が、静かな雰囲気の中で、自由に、十分な情報、そして、あらゆる問題から目をそらさぬ勇気を持って議論を行い、考え方に違いはあっても、的確に共通の認識に達する。内において民主主義に花開かせ、外には激動する時代にあって世界の国々とともに繁栄していくためには、こうした言論という豊かな土壌が必要です。言論NPOは、設立以来一貫して、このような議論を行う場を提供して来られ、言論NPOの存在感は、我が国そしてアジアの言論の世界にしっかりと定着し今やなくてはならないものとなっています。工藤代表はじめ関係する皆様のこれまでのご努力に深い敬意を表する次第です。この大切な場をさらに豊かなものとし、そして、その成果が国民のためにより一層活かされていくように、これからも言論NPOとともに努力していきたいと思っています。

塩崎 恭久
衆議院議員


1950年生まれ。 東京大学教養学部卒業。 ハーバード大学行政学大学院修了、 行政学修士。 日本銀行勤務を経て、93年に自由民主党から衆議院議員初当選。 現在、衆議院4期、参議院1期。 この間、大蔵政務次官、衆議院法務委員長、外務 副大臣を歴任。 2006年、安倍内閣で内閣官房長官兼拉致問題担当大臣を務め る。