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 言論で働く 学生たちの声

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学生達はなぜ言論NPOで働こうと思ったのか。
そして、活動を通して、何を感じ、どのようなに成長してきたのか。
お酒を交えつつ、各人が感じていることをざっくばらんに語ってもらいました。
学生たちの本音の声を聞いてください。

学生インターンに応募したきっかけ・理由

鈴木
言論NPOの活動に参加しようと思ったきっかけはなんだったのかな?

是枝
1年生のときにとったゼミで、これは面白いなと思ったんです。そのゼミはドラッカーの本を使って理論的なものをやっていて、NPOってのはこういう理念を持っていてこういう行動をしているんだと。そこで、今はNPOを検索するホームページがあるので、それを何十くらいか見て、その中で面白そうだと思って、参加したんですね。

鈴木
面白いそうだと思ったポイントは?

是枝
そもそも、NPOという組織に興味があったというのも1つ。もう1つは、大学という場は自分が動けば色々な人と知り合えるはずだと思っていて、言論NPOならそれができるのではないかと思いました。実際、普段喋れるはずでは無い人と話せたり、こういった学生座談会で色々な学生と話せたり、いい経験になったなと思います。

渡辺
そうですよね。NPOというのを通じて、自分の大学・学部を越えて、ほかの色んなところから来ている学生と、交流を持てるというのはとても面白いですよね。

鈴木
バイトでも無いし、ゼミでも無い。それぞれの興味範囲はばらばらだし、いつもやっていることもばらばら。だけど、同じところにいつも集まって、同じものを共有しているというのは、第二の学校みたいで、面白い。
ところで、一番新しい山下くんは、ほかに企業だと自治体だとか、インターンする機会はあったと思うんだけど、なぜこの夏休みから言論NPOに居続けようと思ったのか。

山下
僕はもともとNPOに興味があったんですね。直接この言論NPOに関わるきっかけとなったのは、鈴木さんの張ってくれた東京―北京フォーラムの募集のチラシでした。NPOというのは入りやすくて、自分達の能力は発揮しやすいところだと思いました。
それで、なぜ言論NPOで働き続けようと思ったのか。それは、同じような境遇、つまり学生に面白い人がいたということ、工藤さんの魅力、自分の能力を発揮できるし色々なことを学べるだろうと思ったからですね。特に、自分と同じような問題意識を持っている人が実際ここにいたというのは、すごく楽しいというか働こうというインセンティブになりました。自分の専攻分野は違うけれども、最終的に目指しているものが同じ方向である人達と出会えたと。


学生インターンの役割の重要性

鈴木
私達は、学生インターンとして第1期じゃない。その私達みたいな学生が、言論でどういう役割が担えるのか、が共通の問題意識になってくると思います。その辺は、今後どうして行くべきだと思いますか?今現在かなり戦力になっているわけじゃないですか。一年前とは違いますよね。

是枝
最近、言論の仕事のサイクルが確立してきて、そのサイクルの中でどこを学生にやってもらうか、ある程度ぼんやりながら見えてきたのではないかと。ホント一年前は、その場でできた仕事をやるというか。

渡辺
一番長いスパンで言論NPOを見ていて、学生の役割が変わってきているという実感は?

是枝
学生の役割もそうですけど、言論自体が変わりつつあると思います。言論そのものはかわっていないけど、コンテンツをどういう形にしていくか。前は有識者と議論して、それを外に出すという形でしたが、今のウェブ改革を通じて、もっと広く人を取り込もうとしているわけだし、その結果、ブログやブックレットでも出すとか、フォーラムを開いて色んな人が参加できるようにしたり、参加のいろんなチャネルができてきて、言論自体が変化してきていて、そこに学生が関わる機会が増えてきている。そこにうまく僕達がしたいことと、言論が必要なことがマッチするようにしていければと思いますね。

鈴木
今までは、有識者が考えていたことが、いつの間に形になっていた。でも、今は有識者がやっていたことを学生にまかされているようになっている。というのはありますよね。

小堤
今回のウェブのリニューアルに関しては、学生が結構メインで進めていて、工藤さんはその後のチェックというシステムが出来上がっている。その分、仕事の難しさはあがっていますが、逆に取り組むのも面白い。まるでIT系の企業にいるみたいで(笑)、どこか1つの会社に勤めて1つの分野を担当するという感じですね。

渡辺
IT戦略課みたいな。

是枝
なんか、名前つけるとうさんくさくなる。

一同
爆笑


言論でのインターンで得たこと、これから活かせること

鈴木
会社に入る前にあたって、この経験をどう生かせるか。どうですか、言論に2年いる、小堤君としては?

小堤
今まではテクニカルなもの、エクセルやパワーポイントを、自分で身につけていきながら仕事をするというものが多かったと思います。でも、最近の仕事の深さ・難しさというものは、覚えたものを使っていかにコンテンツをアウトプットしていくかという段階に切り替わっています。そのため、アウトプットベースで物事を考えるクセが身に付きました。
さらに、作業工程を考えてプロジェクトのマネジメントをどうやるのかといった、一段高い視点で物事を考える視点が会社に入る前に身に付きました。作業課題を洗い出して、工程を作るといったガントチャートもありましたよね。あれ、いきなり振られて、どっから手を付けりゃいいんだって思いましたが(笑)。でも、恐らくこれは、就職してからも活かせるでしょうし、貴重な経験になっていますね。

鈴木
私の場合は、まず1つには、日中フォーラムがあって、本当に外交が動く現場を裏から見ることができた。働く前に日中関係が動く瞬間というのを見たというのはすごく大きかった。何か動かすためには、色々根回しとか必要だけど、色んな手段を使えば動かせるのかなと。
さらに、地方自治とか、それこそNPOとか全く触れたことが無かったから、日本の国内で抱えている問題とか、どういうものがあってそれが日本の基盤になっていることとか、それを見ることができたのは、とても大きかった。私は今まで国際関係、つまり外ばかり見ていて、中をあまり見ていなかったから。
じゃあ、これから就職活動を向かえる3人は、言論での活動を通して、社会の見方が変わったこととかありますか?

渡辺
いろいろ抱えていて、どんどん問題が出てきたのを学生が拾っていくことをしていると、自分が必ずしも予期していないこともたまには対応していかなくてはいけない。そういうときに、こぼれてきたものが自分にとって興味がなくても、こぼれたものをすくいあげることで、1カップのコーンスープを飲みほせる。これを1チームでやれるってことでよかったですね。

是枝
おいしくないスープでもみんなで分け合う。チームがあるのは大きいですよ。
ぼくは、見方が変わったというか、言論では、マニフェスト評価というかたちで、教育問題だけ、とか外交問題だけとかいうふうに特化するわけではなくて、どうすれば日本全体がよくなるのか、という問題意識でやっていますよね。
議論している人は当事者が多いじゃないですか。学者であったり、マスコミ、官僚、政治家など。問題に携わっている人がどう考えていて、今どういう問題があって、それをどう解決しようとしていて、どういう仕組みがつくられようとしているのか今の社会の動きがわかった。そのなかで自分がどう関わっていたいのか、どう考えているのかというのが自分に突きつけられていて、とても面白い。
一言では難しいですけど、東京-北京フォーラムのように実際に何かが動く瞬間や、議論されているところに触れて、自分の動き方しだいで日本全体にはいかないかもしれないけど自分の周りが変わるというのを感じられた。それは、たぶんこれからも、コミュニケーションをとって何かをやろうというのは、どこへ行っても同じだと思うので活きると思います。

山下
一番は、一人一人は小さくて力のない個人でも、集まれば世の中っていったら大げさかもしれないが、何か流れを変えることができると改めて実感したということ。というのも、外交という大きいものはやはり人であるという現場を見た。何か見えざる手が動いて自動的になるのではなく、トラック1.5とかトラック2、NPOとかが実際に動く実践なんだというのを学んだというのが大きい。
あと、工藤さんの人間性に惹かれるところがある。あんな年なのに、すごい熱い人じゃないですか。自分もああいうふうに、いくつになっても熱い夢を語りたい。すれた大人になりたくないっていうのはあったね。


言論NPOの代表である、工藤さんについての印象

鈴木
じゃあ、みなさんから見た工藤さんとは。

山下
ホームページを見ていると、工藤さんは気高い人だと思っていたんですが、実際会ってみると、ざっくばらんな人でした(笑)。

渡辺
僕も最初は工藤ブログの表紙の写真を見て、怖い人なのかと思っていたんですが、そういうイメージとは違って、親しみやすい。

鈴木
工藤さんのすごいところってあそこまでの人脈を一人で構築したのがすごい。どうやったんだろう?ってよく思う。

是枝
言論にしても、そもそも立ち上げたときはこうではなくて、工藤さんが喫茶店で書類抱えて一人で作業していたのを見て、おまえ、もうちょっといいところでやれよって支援者が増えていったんですよね。

鈴木
工藤さんは何か信念があって、それをうまい具合に相手に説得して伝えることができる。そこの技術っていうのはすごいなって思う。

是枝
あれだけの人脈を作ろうとしたっていうのはあると思うけど、人が引き寄せられたって言うのはあると思う。

鈴木
工藤さんに任せておけば、工藤さんが言っていることが実現するってわけじゃないじゃない。じゃあ、工藤さんがんばってよ、ってお金を渡すだけじゃなくて、自分も賛同して自分もそれに加わりたい、加わることでその目的を一緒に達成したいと思わせるような何かがある。

小堤
工藤さんの人を巻き込む力ですね。だから最初工藤さんと話して、こんな手を大きく振って熱く語られて、これはやるしかないと思った。言論にかかわるきっかけってやっぱり工藤さんだと思う。これがなぜ必要なのかというところを熱く語られて、共感して、巻き込まれてやって、人をひきつける力っていうのもあるでしょうね。

渡辺
「共感」というのはひとつのキーワードになりますよね。東京-北京フォーラムのとき、それまでは事務所にいて世論調査のデータを集めるっていう地味な作業だったんですが、イベントのときに事務スタッフも工藤さんも参加者も、みんなが共感をもてたって言うのを直に実感できたのは大きかった。

是枝
工藤さんの常に前に進んでいくって言うエネルギーはすごい。大学でも頭がいい人とかビジョンを持っている人も会うんですけど、あれだけビジョンを持ってずっと突き進める人はなかなかいない。

山下
ビジョンと実践が一致しているもんね。

是枝
個人的な目的とか、それはあるにしても、それ以上のものが伝わってくる。あれだけのエネルギーを持って仕事に打ち込んでいく姿には、刺激を受けます。実際、あれだけやるのはしんどいよね?でも、仕事には妥協しないですよね。こっちは、今日の授業に行くかどうかで、妥協するかしないか考えたりしているのに。ちなみに、今日は妥協しました(笑)


何か行動を起こしたいという方、一緒にインターン生として働いてみませんか?

渡辺
工藤さんもそうですけど、僕が言論に関わるきっかけになったという意味では、一枚のインターン募集のチラシがありました。そこにこんな人に向いています。みたいな欄があって。もう、見事にマッチしていて。そこも結構大きいですね。

小堤
公務員・マスコミ・シンクタンク向け・・・と言うより、かなり広いですよね。

山下
やっているテーマ的には、政治経済で、広く問題意識を持てますよね。テーマが、今言った職種に共通しているというか。やったことをどう生かすかはその人自身で。どこの分野にも生かせる。

鈴木
人の話を聞いているだけでも勉強になりますしね。

是枝
座談会とか有識者会議とかで議事録とったりしていると、実際やっている人達はこういうことを考えているのか、と思ったり、実際新聞に書いていることと違ったりして。

是枝
短期的な、コレコレが身に付くというよりは、自分の見方が色々広がって、したいことが見えてくるということもありますね。

鈴木
大学の中だけだと、閉じられた世界だし、自分の専門以外は勉強しようとは思わないし。社会に触れているという感じが大きいかな。

小堤
ここはもう実践の場所なので、大学でやった社会学の理論だとか、ファシリテーションだとか、プロジェクトマネジメントだとか、そういった理論で学んだことを実践に移す場所というのはありますね。その中で、なんでもいいからがむしゃらに仕事をやって、自分の適性を見出すにもいい場所なんじゃないかと。

鈴木
そうだね。だから、何か実践をしたいという人に向いている。

小堤
求められるクオリティも高いですからね。

渡辺
「できない」という言葉は無いですよね。「やるんだ」と。

是枝
やっぱNPOは人中心なんだなと。目標を同じくする人が集まってきて、それに対して自分が何ができるかを常に考えながらやるというか。あんたはこの仕事とか決まっているわけではなくて、自分ができることを見つけて、主体的にやる。実際にどこまでやれるかは別として、少なくともやれる余地がある。小堤くんが言うように、その中で自分の適性が見えてきたり、人と色んなカタチでコミュニケーションとっていったりというのが面白い。企業のインターンだと、君は営業第1課の田中課長のところで、という感じで、それ以外のことはわからない。

鈴木
そういう意味では、全体が見え易い。今何を抱えていて、何に困っていて、短期的には何をやらなければならないのか、といったことを考えることがでるから。だからこそ、言論でのインターンを通して、色んな人に参加してもらって、多くの経験を共有したいですよね。

小堤
そう、これからの日本を動かしていく若い人たち、つまり学生が参加しなければ、意味ないですよ。

渡辺
それでも、そんな別に肩を張らずに、気楽にサークルみたいな感じで、やっていけるのがいいですよね。だからこれを見ている皆さんは、是非来て欲しいですね。


■ この活動に興味を持たれた方は ぜひ一報ください

▼ 「こんな人が働いています」 はこちら

2007年01月26日 16:49

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