【訪中レポート】 増田寛也副実行委員長 発言要旨

2009年3月17日

 中国を訪れていた「第5回 北京―東京フォーラム」の日本側の訪中団は16日、大連市と北京にて、視察と交渉を引き続き行いました。
 まず午前中、一行は日系企業が集中する大連開発区を訪れました。大連開発区管理委員会から開発区の沿革やその特徴などについて説明を受けた後、訪中団は区内の大連開発区展示センターの見学を行いました。

090315_masuda.jpg 訪中に同行していた前総務大臣の増田寛也副実行委員長は大連市の訪問を踏まえて、東京―北京フォーラムの意義について語り、金融危機の今こそ求められている日中の協調の役割を、大連からこそメッセージとして発信すべきだと述べました。

発言要旨は以下の通りです。

・(大連市の印象について)大連は金融危機を真剣に受け止める一方、国内の膨大な需要を糧に乗り切れるといった気持ちを持っているようだ。
・今回の金融危機以来、日中協調こそがアジアの中で一番大事だとして求められている。
・日中の協調を強く打ち出す宣言が必要だ。この宣言が日中のスタートラインであったのだと、将来思えるようなフォーラムにしたい。


文責:インターン 池田真歩(東京大学)

 中国を訪れていた「第5回 北京―東京フォーラム」の日本側の訪中団は16日、大連市と北京にて、視察と交渉を引き続き行いました。