言論外交の挑戦

危機的な状況で開催される「東京-北京フォーラム」への協力を確認 -傅莹全人代外事委員会主任、王国慶新聞弁公室副主任を表敬訪問

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 4月2日午前の事前協議に引き続いて、明石康実行委員長(国際文化会館理事長)を団長とする訪中団は、傅莹氏(全国人民代表大会外事委員会)、王国慶氏(国務院新聞弁公室副主任)をそれぞれ表敬訪問し、「第9回北京-東京フォーラム」への協力を求めました。

傅莹氏を訪問 まず、全国人民代表大会外事委員会の主任になったばかりの傅莹氏を訪問しました。傅氏は初めての女性スポークスマンで、前職は中国外交部の事務次官でした。明石氏がカンボジアでPKO活動を主導した際の同僚ということもあり、平和維持活動でともにした苦労と、それによって生まれた絆を振り返りながら、今後の日中関係についても意見交換し、言論NPOや「東京-北京フォーラム」に関する紹介を行うとともに、今回のフォーラムへの協力を求めました。

 傅氏は日中の防衛交流を担当したこともあり、いまの情勢における対話の重要性を強調し、「一方的な自己主張ではなく、お互いに真摯に耳を傾けることが大事で、今後とも日中交流に積極的にかかわっていき、対話のチャネルをふやしていきたい」と述べました。


国務院新聞弁公室の副主任である王国慶氏を訪問 次に訪中団は、国務院新聞弁公室の副主任である王国慶氏を訪問しました。新聞弁公室は中国日報を管轄する政府機関として、今後とも「東京-北京フォーラム」への惜しみないバックアップを約束しました。

 また、王氏は「今のような状況でこのフォーラムを実施することは大変難しい仕事だが、同時に非常に大切なことでもある。日中関係が難しい状況にあるからこそ、密接な関係を構築し、絶え間ない対話を継続していくことが大事である」王国慶氏と述べ、危機的な状況であるが故の対話の重要性を指摘しました。
 また、王氏の出身である中国ラジオ国際放送(CRI)について、「以前は、日本でもファンクラブができるほど人気があったが、だんだん高齢化が進み、両国の若者が互いへの関心を引き寄せることも大事だ」と言及。今後フォーラムに青年分科会を設けることを提案し、両国の青年同士の対話の重要性を強調しました。


 両氏ともに、危機的な状況で開催される今回のフォーラムが、とても重要な公共外交の舞台になると、フォーラムの意義を高く評価。さらなる協力の意向を示し、表敬訪問は終了しました。

 中国での協議の様子は、随時、言論NPOのホームページで報告していきます。

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