「メディア報道のジレンマ」アンケート集計結果

2013年10月19日

メディアが持つオピニオンという役割に期待していますか

問5.あなたは、メディアが持つオピニオンという役割に期待していますか。

各回答とその理由

期待している

○客観報道の建前だけではナショナリズムの拡大は防げないので、信念をもったオピニオンの展開を期待。
○色んなOPINIONを発することにより国民が考えるようになる
○期待をしております。 メディアは、世論を形成していく大変重要なファクターですから、人を扇動もできる、極めて恐ろしい武器です。それ故にメディアは正当な報道が必要と思います。 ただ、報道がその会社として意図を持った報道することを否定することはできない。 従ってメディアに惑わされない個々の取り組みはひつようであろうと思う
○論理的思考で社会状況を分析し、是非を含めて広く知らせる責務があると思う。
○北朝鮮情勢を含め今こそ、日本マスコミの役割が求めれている時はない。
○元々は中立的報道などありえず、立場を明らかにした報道をすべきであるから。
○民主国家において世論は最終的なよりどころだから。
○発信力
○メディアはもっときちんとしたスタンスを示すべきで、およそメディアであると名乗る存在であれば、それぞれが自立し、風見鶏ではなく、時流や政権、国際情勢などの変化に流されることなく、オピニオンリーダーであって欲しい。社説を並べて、あるいは論説委員が公開討論するなどしてスタンスの違いやそれぞれの役割について議論するような場が必要だと感じている。議論する市民を育てる意味でもメディアが持つオピニオンという役割は重要だと考える。
○冷静公平で英知ある行動を期待している。
○沈黙の螺旋に陥ることを避けるため
○お互いの情報が不十分な時は、どうしてもメディアがオピニオンの主導的役割を果たすと思えます。 現代では、政権の野党は相手の政権野党でなく、メディアが最大の野党です。
○政治や歴史問題に関して客観的公正な報道は本来ありえない。メディアは、自分の主張を堂々と述べるべきである。
○メディアのオピニオン・リーダーとして、世論に左右されない高い見識に基づいた報道にこそ期待する。 現在の世界の流れを見る限り、一つの流れを変えるには、報道にはそれを裏付ける自らの行動が伴う必要性を感じる。
○新聞は、毎日の出来事を報じてくれるだけでなく、特集記事に期待しています。 そのメディアとして、特に取材をして意見も含め、分かりやすく解説してもらっていることが多いからです。
○われわれの身の周りのこと、政治・経済の動きなど、事実の報道だけでは、どのように理解すればよいかわからないことが多い。いろいろな問題について、専門的な知見を加えて「オピニオン」という形で、課題整理してくれることは、メディアの大きな責務だろうと考える。
○主流と異なる発言もできる。
○複数の異なる意見を、しっかりとした論拠とともに伝えれば、国民はどちらが正しいか判断できる。
○学校教育以降の人の意識を形成するのは社会=その情報はメディアであると思うから。
○メディアには世論を一方向に誘導する力があるので気をつけて頂かねばならないので、まずは公正中立な事実の報道を、次にオピニオンを!
○多様な意見が自由に発露できる社会こそ健全であり、その最たるものがメディアであると考えるから。
○自明である。
○メディアの発信力は、いまだに大きいと考えるため
○メディアは、いわばインフラ。 それを使って、世界に向けてオピニオンを発信し切磋琢磨することが重要だと思う。 日経新聞などが中国語サイトを運営するなど良い動きもあり期待したい。
○ほとんどの市民(所謂、一般大衆)の意識形成のための情報、殊に海外情報は、テレビ、新聞メディアからであるの。
○大衆社会状況の中でオピニオン形成の力を持っているのは、やはりメディアの力が大きいから。
○但し、戦後の自虐的史観からフリーの立場でのオピニオンなら。
○メディアの国民への影響力は、他のどの手段も及ばないほど大きい。その自覚がないとは思わないが、 国家の一大事に関わる問題について、覚悟不十分と思わざるを得ないことが多い。一記者の個人的 感覚に近い報道が殆どではないか?暫く経ってからの解説等では遅い。緊急時には緊急会議を開き 社としての覚悟の報道をすべきである。
○膠着状態の反日、反中世論の是正を政治に期待するのは難しい。メディアの力で変えていくしかないが。
○世論(国民個人の考え)はメディアの発言により大きく影響を受けると考える。
○メディアの声の大きい方がほとんどの国民の判断基準になっている。
○良くも悪くも多くの国民を啓蒙する役割を果たすのがメディアの使命であり、国家の統一を保つためには不可欠であると思うから。
○政治を動かすのは輿論で、輿論はメディアによって形成される。どのような有識者を選ぶかによって決まり、現在、右寄りの有識者に偏っているが、それは壁にぶつかり(長くても五年後には)、よりまともな有識者がメディアに出るようになると信じている。
○オピニオンの共有や議論はマスメディアを通じてしか深まらない。


どちらかといえば期待している

○普通の人が自分の意見を持つには、参考となる考えを学ぶ必要が大いにあると思うから。
○政府の方針に対し、主権者としての国民にそれがあるべき姿か否かの判断材料としてのオピニオンを提供する役割をメディアは担うべきだと思う。今のメディアは政府の広報機関に堕しているが、本来メディアに許されている「報道の自由」は、国民の「知る権利」に奉仕する前提で認められているもの。メディアには、その重い責務を自覚し、その役割を果たして欲しい。
○まともなメディアは、右であれ左であれ、客観性のある記事を書いてほしいから。
○多様なオピニオンが表明され、その中で人々の納得・支持を得られたものが世の中を動かしていくことは自然だと考えるから。
○メディアの理性的かつ思慮深い報道と良心に期待する。
○市民はオピニオンを明確に打ち出せるほどの情報を持っていないから、情報を持つメディアがオピニオンでリードするべきと思う。  但し間違ったリードにならぬよう、打ち出したオピニオンには十分な背景説明を伴う事が大前提である。
○期待したいと思うだけ。
○ほかに情報の入手ができない
○何らかの指針は必要であると思う。
○責任ある報道を期待したい。
○政策や法律や国際政治に専門性を持った人材は政府以外にもいるはず。 民間企業で働いている人にもそのようなバックグラウンドや関心を持っている人もいるはず。 通り一遍の法や立場の紹介に留まらず、より掘り下げた報道を求める需要と社会的意義があるはずだと信じるため。
○小泉・安倍あたりへの礼賛報道を違う方向に向けたら、いい方向に向かうのでは?


期待していない

○オピニオンではなく誘導をしていると思う。新聞やテレビがオピニオンを持つこと自体が異常。
○歴史的な観点が欠けている。
○もっともらしいことを言うが、実は思想がない。
○自分たちの利益保身を強く感じます


どちらかといえば期待していない

○説得力のある客観的な事実に基づいた報道が為されているのは甚だ疑問であるため。


わからない

○メディアといって雑然たるもので、国民の何かを代表できるものではない。半分期待していない「わからない」。

このアンケート結果を使用して言論スタジオで議論を行いました。
そちらもご覧ください
1 2 3