「第2回日韓未来対話」前夜 歓迎晩餐会報告

2014年7月17日

「第2回日韓未来対話」前夜 歓迎晩餐会


 「第2回日韓未来対話」の前夜となる7月17日、ソウル市内のホテルにて歓迎晩餐会が開催されました。

河英善(ハ・ヨンソン)氏 まず、共催団体である東アジア研究院(EAI)を代表して、理事長の河英善(ハ・ヨンソン)氏が挨拶に立ち、「日韓両国の関係が古い時代の枠組みからまだ脱しきれていないために、我々の対話は特別な意味をもたらざるを得ない。今回の対話には、政界や官僚だけではなく多様な層の代表者が集まっており、明日は期待を持って参加したい」と語りました。


小倉和夫氏 次に、日本側座長である小倉和夫氏は、本フォーラムの特徴として、対話が一般の人たちに公開されていること、そして、市民の目線で議論が行われる点を挙げ、「市民が何をすべきか考え、語り合う場」であり、市民一人ひとりが課題に向かい合うことができる貴重な舞台であることを指摘しました。


工藤李淑鍾(イ・スクジョン)EAI院長 続いて、李淑鍾(イ・スクジョン)EAI院長と工藤から日韓両国のパネリストが紹介されました。その中で工藤は「今回のパネリストはアジアの未来に責任感をもっている方々ばかりなので、明日は建設的な未来志向の議論を実現したい」と明日からの対話に向けた意気込みを語りました。


申珏秀(シンガクス)氏 乾杯のあいさつに立った前駐日韓国大使である申珏秀(シンガクス)氏は、世論調査によって国民レベルでの意見を把握しながら議論を行う本フォーラムの特徴を踏まえた上で、「明日の会合が良い討論の場となり、日韓両国の関係が明るい未来に向け一歩一歩踏み出せる会合となることを願っている」と明日の対話への期待を述べました。

 その後、パネリスト間での歓談となり、和やかな雰囲気のうちに晩さん会は締めくくられました。
 
 明日、開催される「第2回日韓未来対話」での議論は、言論NPOのホームページで随時アップいたします。日韓間における民間外交の最前線の議論をぜひご覧ください。