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言論外交―誰が東アジアの危機を解決するのか

言論外交―誰が東アジアの危機を解決するのか

発行者:認定NPO法人 言論NPO, 工藤泰志 (編著)

定価:¥ 1,728(税込)

B6判上製(260頁)



内容紹介


 認定NPO法人 言論NPO代表 工藤泰志(編著)の『言論外交―誰が東アジアの危機を解決するのか』(発行:NCコミュニケーションズ)が、本日2014年4月10日(木)に発売されました。尖閣諸島等をめぐり政府間外交が停止し日中関係の緊張が続くなか、2013年10月に、言論NPOが、「第9回東京-北京フォーラム」で、紛争回避のために中国との間で「不戦の誓い」(「北京コンセンサス」)に合意しました。本書では、この「不戦の誓い」がなぜ民間レベルで合意できたのか、その舞台裏を紹介するとともに、民間が「当事者性」と「公開性」をもって国境を越えた課題解決に取り組む「新しい民間外交」の姿を明らかにしています。また、言論NPOがこれまで取り組んできた日中・日韓間の民間対話の実践をもとに、当事者意識を持ち課題解決に乗り出す世論を喚起する新しい民間外交としての「言論外交」を提起し、不安定なガバナンスの中で、この新しい民間外交が果たす役割や可能性について、様々な視点を提供しています。


 2005 年夏、反日デモが続発し、政府間外交も途絶えていた時期に北京で「東京-北京フォーラム」を立ち上げた言論NPOは、以来9回、ハイレベルな日中民間対話を継続し、昨年5 月には「日韓未来対話」も創設しました。

 現在、北東アジアでは領土という主権を争う問題が、国民間のナショナリスティックな世論を高め、政府間の関係改善の動きを難しいものにしています。こうした局面では東アジアの紛争回避やガバナンスの安定化に向けた課題解決は、政府間の対応だけでは限界があります。

 言論NPOは2013年、「言論外交」という民間による新しい外交のあり方を提起しました。これは北東アジアのガバナンスの安定化や、政府間外交の環境づくりのために、当事者意識をもった専門家による議論を公開の場で行い、課題解決に向かう冷静で未来志向の世論を作り出すための民間レベルの取り組みです。

 専門家や研究者の閉鎖的な対話やトークショーでなく、国民が当事者意識を持って対話できる場を提供し、健全な世論と連動する外交が「言論外交」です。

 本書は「新しい民間外交」である「言論外交」の幕開けについて、明石康氏(元国連事務次長)、宮本雄二氏(元駐中国大使)、川口順子氏( 元外務大臣)、小倉和夫氏(元駐韓国大使)、武藤敏郎氏(元日銀副総裁)、東郷和彦氏(元外務省条約局長)ほか、多彩な有識者たちが発言・執筆しています。


【目次】

序 章 日中「不戦の誓い」はどのようにして合意されたか  工藤泰志
    「第九回東京‐北京フォーラム」では何が語られたか
    北京コンセンサス ――「不戦の誓い」(全文)
    【鼎談】 明石康・宮本雄二・工藤泰志
第1章 「不戦の誓い」と「民間外交」 ――「第九回東京‐北京フォーラム」を終えて 
    【寄稿】「第九回東京‐北京フォーラム」を振り返って 武藤敏郎 
第2章 なぜいま、「言論外交」なのか ――輿論に支えられた「民間外交」の実現
    【寄稿】「民間外交」の役割とは何か  田中明彦
    【座談会】新しい民間外交、「言論外交」の可能性  川島真・神保謙・三上貴教・工藤泰志
第3章 尖閣諸島周辺海域で何が起こっているか ――日中安全保障関係者の対話で明らかになったこと 
    【特別収録】人民解放軍将官と自衛隊関係者との非公式会議(抄録)
第4章 「日韓未来対話」開催の意義
    【座談会】日韓両国の対立をどう克服するか 川口順子・小倉和夫・工藤泰志
    【寄稿】重要度を増す「民間外交」の役割 東郷和彦
第5章 「言論外交」は何を目指すか ――「不戦の誓い」を東アジア共通の合意に 
    資料1 東京コンセンサス
    資料2 言論NPOの歩み



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