110811_top.jpg 8月21日午前、第7回北京-東京フォーラムの幕開けとなる全体会議が開催されました。会議冒頭では、主催者を代表して中国側理事会主席の朱霊氏(中国日報社総編集長)、次に日本側実行委員長の明石康氏(財団法人国際文化会館理事長、元国連事務次長)が挨拶されました。続いて、日中両国政府を代表し、日本側から丹羽宇一郎氏(駐中国特命全権大使)、中国側から王晨氏(中国国務院新聞弁公室主任)が挨拶しました。その後、フォーラムの全体テーマ「アジアの未来と経済再構築に向けた日中協力」に沿う形で、趙家騏氏(北京市人民対外友好協会会長)、五百旗頭真氏(防衛大学校長、東日本大震災復興構想会議議長)が基調報告を、蓮舫氏(内閣総理大臣補佐官、民主党衆議院議員)、唐家璇氏(前国務委員、中国国際経済交流センター顧問)が基調講演を行いました。総合司会は、中国側から黄星原氏(中国人民外交学会秘書長)が務めました。    全体会議前半【記事】 はこちら      全体会議前半【発言録】 はこちら
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8月21日午後からは5分科会に分かれ、パネリストと参加者間の活発な議論が行われました。 記事および発言録は順次公開いたします。



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110811_top.jpg 8月22日午前、「第7回北京-東京フォーラム」における議論の総括を行う全体会議が開催されました。今回の司会は、慶応義塾大学法学部長・教授の国分良成氏が務めました。  全体会議前半は、日中両国から3名ずつが登壇し、基調講演を行いました。  
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  続いて行われた8月22日の全体会議後半では、21日に行われた5つの分科会から代表者が登壇し、当日の議論の成果と課題を総括しました。
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110811_top.jpg 8月22日の全体会議後半では、21日に行われた5つの分科会から代表者が登壇し、当日の議論の成果と課題を総括しました。  

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 分科会「安全保障対話」の後半では、まず李氏が中国側の基調報告を行いました。

 この中で李氏は、「中日間の相互信頼の構築がキーワードである」とし、相互信頼は一連の問題の基礎にある非常に大きな問題であると指摘しました。そのうえで、その理由は中国の近代史にあり、また戦後日本がアメリカの戦略目標を達成するために利用されたという背景もあると述べ、アメリカは日中間の戦略的相互信頼の構築の障害であると述べました。そして、日中の共通した戦略的利益を拡大するためには、日本が日中関係を考える際に日米同盟という要素を加えることが、日中の信頼関係を築く上で大きな問題となると述べました。さらに尖閣諸島について、「国交正常化当時に長期的視点から両国の政治家は問題を棚上げしたが、日本の係争の存在を認めない現在の態度は、共同開発の可能性を損ない、首脳の相互訪問を途切れさせ、危機管理メカニズムの構築を妨げている」と述べ、枝野官房長官の尖閣諸島への侵略と自衛権に関する発言を慎重に発言するべきであったと非難しました。また、日中関係において両国指導者のリーダーシップが重要であり、衝突事件では「両国の指導者の処理が適切でなかった」と指摘するとともに、「ポスト管が誰であっても、慎重に対応してほしい」と述べました。そして最後に、日本は現状に悲観的になりすぎており、ポスト工業化時代においてすら成長していることを高く評価する、大震災をきっかけに新たな発展の方向を見つけることを期待するとのべ、来年の日中国交正常化40周年を利用して建設的な意見を出して行こう、と結びました。

続きを読む: 【記事】安全保障対話後半

 8月21日午後、北京において開催中の「北京‐東京フォーラム」で分科会「安全保障対話」が開催されました。

 日本側からは、長島昭久氏(衆議院議員、元防衛大臣政務官)と石破茂氏(自由民主党政務調査会長、衆議院議員、元防衛大臣)が、中国側より陳 建氏(中国国連協会会長、元駐日本国特命全権大使)と李 薇氏(中国社会科学院日本所所長)が基調報告を行いました。またパネリストとして、日本側より西原正氏(平和安全保障研究所理事長、前防衛大学校校長)、明石康氏(元国連事務次長、本フォーラム日本側実行委員長)、山口昇氏(内閣官房参与、防衛大学校総合安全保障研究科教授)、秋山昌廣氏(海洋政策研究財団会長、元防衛事務次官)、五百旗頭真氏(防衛大学校校長、東日本大震災復興構想会議議長)、中谷元氏(衆議院議員、元防衛庁長官)が、中国側より熊 光楷氏(中国国際戦略研究基金会名誉会長)、姚 云竹氏(中国軍事科学院世界軍事研究部研究員)、黄 星原氏(中国人民外交学会秘書長)、張 沱生氏(中国国際戦略研究基金会学術委員会主任)、王 逸舟氏(北京大学国際関係学院副院長)がパネリストとして参加しました。司会は国分良成氏(慶應義塾大学法学部長、教授)と楊 伯江(中国国際関係学院教授)が勤めました。

 

続きを読む: 【記事】安全保障対話前半

司会: 国分良成氏(慶應義塾大学法学部長 教授)

 それでは、全体会議を開始します。慶應義塾大学の国分です。第7回北京-東京フォーラムは、本日この全体会議をもって終了いたします。みなさまのご協力に深く感謝申し上げたいと思います。昨日午後は各分科会とも非常に活発な議論が展開されたと聞いておりますが、全体会議の場でどのような議論があったのかご披露いただきます。北京-東京フォーラムも7回を重ねました。日中には様々な問題がございますが、このような民間の対話を進めて少しでも両国関係をよきものとするため、この会合は大きなステップとなってきたわけでございます。全体会議におきまして、次回に向けての課題も含めて総括していきたいと思います。

 

続きを読む: 22日全体会議 前半 (司会:国分良成氏)

日本側主催者あいさつ: 工藤泰志

 まずこの対話に参加してくれた皆さん、ありがとうございます。また、チャイナデイリーのみなさん、日本のみなさん、支援者のみなさん、ありがとうございます。この対話は2005年最も日中関係が厳しい時に開始しました。しかし、今はそのときと状況は違います。こういう状況でも理性的に議論するプラットフォームがあり、お互いを知った上でぶつかっていける状況に今はあると思います。来年は日中国交正常化40周年の記念すべき年ですが、今後も議論の力で危機を乗り越えていきたいと思います。来年皆さんにまたお会いできるのを楽しみにしております。

 

続きを読む: 22日全体会議 後半

【政治対話】

中国側:芮成鋼氏(中国中央テレビアナウンサー)

 政治対話では、中日双方の問題をアジア全体の問題として捉えなければならないということが議論されています。経済サイクルで考えて見ると、ピークは下がっているところです。しかし、中国は世界経済をけん引することを期待されています。たしかに、中国経済は不確実ではありますし、全体としては停滞しています。株式相場は要注意ですし、激変しています。

 しかし、経済と政治をわけて議論しなければなりません。これまでは政治的な処理で経済問題に影響を及ぼしてきました。これは大変残念です。これまではやるべきことをやっていて、政治の話を別とすべしとの主張もありました。

続きを読む: 【記事】分科会報告

第7回 北京-東京フォーラム開催概要

第七回北京―東京フォーラムは終了いたしました。

日時:2011年8月21日~22日

場所:北京国際飯店
(国・北京市建国門内大街9号)

全体テーマ:
『アジアの未来と経済再構築に向けた日中協力』

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