言論NPOの立ち位置は、世界が分断をこれ以上悪化させず、世界が力を合わせて課題に取り組むことです。

ところが、世界は戦争を止めるために力を合わせられず、経済は分断やブロック化が進み、自国利益を優先する大国の力の行動が広がっています。その中で、気候変動や資源・食料、経済格差など、世界的なレベルでの課題への取り組みが進まず、世界は歴史的にも困難な局面に立たされています。

私たちは、日本こそがこうした課題に責任をもって取り組むべきだと考えています。そのため、私たちは世界を代表するシンクタンクとも連携して、この日本から世界の課題解決や多国間主義を守り抜き、世界の困難に力を合わせるための様々なメッセージを発信し続けています。

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米中の長期的な戦略競争は続くが、アジア経済はすでに事実上のG2状態にあるー日本は米中の間でバランスを取りつつ、他の中堅国との連携を進める必要

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言論フォーラム「米中の接近は本当か」

参加者:赤川省吾(日本経済新聞欧州駐在編集委員)

    白井さゆり(慶應義塾大学総合政策学部教授)

    高原明生(東京女子大学特別客員教授)

    服部龍二(中央大学総合政策学部教授)

司会者:福島良典(毎日新聞社主筆)



昨年10月の米中首脳会談では、中国がレアアース輸出規制の1年延期、米国が対中追加関税の一部(10%分)の引き下げで合意した。米中関係の最重要課題である台湾問題は公式には議題とならず、トランプ大統領は米中関係を「G2」と表現した。

米中両国が接近しているように見える現状について、専門家からは、中国は米国との長期的な戦略競争を強く意識しており、当面の短期的な安定を図るための「戦術的な休戦」と位置づけられる、との評価が相次いだ。
また、G2発言をめぐっては、中国は「多極化」を望んでおり、超大国としての責任を米国と分割する意味でのG2を目指しているわけではない、との見方が示された。一方、経済の専門家からは、経済統合が進むアジアではすでに「事実上のG2」とも言える実態がある、との指摘もあった。
こうした状況下での日本外交の課題についても議論が行われた。専門家らは、トランプ氏の4月訪中を前に、日米同盟およびインド太平洋地域が米国の国益にとっていかに重要かを訴える必要があるとする。同時に、米中の間でバランスを取ること、他の中堅国との連携を進めることの重要性も強調され、日本外交が直面する課題が改めて浮き彫りとなった。


世界課題に挑む

言論フォーラム「米国の国家安全保障戦略をどう読むか」

2月16日(月) 17:00~18:00

国際問題勉強会

国際課題勉強会「世界経済が抱えるリスクと日本経済の選択肢」

2月25日(水) 12:00~13:30

東京会議

「東京会議2026」公開フォーラム

3月11日(水) 13:00~18:30