言論フォーラム「米中の接近は本当か」 / 特定非営利活動法人言論NPO【「議論の力」で強い民主主義をつくり出す】

世界課題に挑む

言論フォーラム「米中の接近は本当か」

　先日、トランプ大統領と習近平国家士主席との間で行われた米中首脳の電話会談の後、トランプ大統領は高市首相との電話会談が行いました。その内容として、米・WSJは台湾問題で中国政府を挑発しないように助言したと報道しています。こうした背景には、貿易戦争以降の米中関係が対立よりも「戦略的関係」になり始めているとも読み取れます。

　そこで、新年最初の議論では米中の接近は本当か、その時、日本はどうするのか、５名の専門家と議論します。

開催日

2026年1月20日（火）17:00～18:00

申込期限

2026年1月19日（月） 12:00

会場

言論NPO事務所／オンライン

出演者

赤川省吾（日本経済新聞欧州駐在編集委員）※オンライン
白井さゆり（慶應義塾大学総合政策学部教授）
高原明生（東京女子大学特別客員教授）
田中均（日本総研国際戦略研究所特別顧問）※オンライン
服部龍二（中央大学総合政策学部教授）

司会者

工藤泰志（言論NPO代表）予定

参加費

会場参加/オンライン参加いずれも4,000円（税込）
※会員は無料/割引価格

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パネリスト

白井さゆり（慶應義塾大学総合政策学部教授）

アジア開発銀行研究所（ADBI）フェローとして、アジア各国の金融当局・中央銀行と気候関連政策の理解促進・情報交換を行う「ADBI–ADB Asian Policy Dialogue for Resilience and Prosperity」を主導。マクロ経済、国際金融、サステナブルファイナンスが専門。これまでに、アジア開発銀行（ADB）シニアコンサルタント、英国のFederated Hermes EOS 上級アドバイザーを務めた。

パネリスト

高原明生（東京女子大学特別客員教授）

1981年東京大学法学部卒、88年英国サセックス大学にて博士号取得。立教大学教授等を経て2005年より東京大学大学院法学政治学研究科教授、2016年より東京大学公共政策大学院教授を兼任（2018-20年公共政策大学院院長）。24年より現職。この間、JICA緒方貞子平和開発研究所長等も務める。

パネリスト

田中均（日本総研国際戦略研究所特別顧問）

1969年外務省入省。オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、経済局長、アジア大洋州局長を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め退官。10年より日本総合研究所国際戦略研究所理事長に就任。22年12月から現職。主な著書に『見えない戦争』（中公新書ラクレ、2019年11月）等。

パネリスト

服部龍二（中央大学総合政策学部教授）

京都大学法学部卒業、神戸大学博士号（政治学）取得後、千葉大学大学院社会文化科学研究科助手、拓殖大学政経学部助教授、中央大学総合政策学部准教授等を経て、2010年から現職。この間、ジョンズ・ホプキンス大学修士号（国際関係）取得。専門は日本政治外交史、国際政治史。

パネリスト

赤川省吾（日本経済新聞欧州駐在編集委員）

日独で育ち、欧州全域の政治・経済・文化に精通する。欧州および中東の政財界に幅広い人脈を持ち、家族ぐるみの付き合いがある。1999年に日本新聞協会賞。ベルリン自由大学で政治学博士号、同大非常勤講師。近著に「Die Japanpolitik der DDR 1949 bis 1989(Peter Lang International Academic Publishers・単著)」、「金融の世界現代史（一色出版・共著）」。