言論フォーラム「存立危機事態、何が問題だったのか」 / 特定非営利活動法人言論NPO【「議論の力」で強い民主主義をつくり出す】

日本の課題を考える

言論フォーラム「存立危機事態、何が問題だったのか」

　高市首相は11月7日の衆院予算委員会で、台湾に対し武力攻撃が起き、海上が封鎖された際「存立危機事態になり得るケースだ」と述べました。この答弁に中国が反発し、両国の対立が深まっています。

　そこで、今回のフォーラムでは、安全保障の専門家、政治学の専門家等と共に、今回の「存立危機事態」の発言の何が問題だったのか考えます。

開催日

2025年12月16日（火）18:00～19:00

申込期限

2025年12月15日（月） 12:00

会場

言論NPO事務所／オンライン

出演者

香田洋二（元自衛艦隊司令官）
佐藤武嗣（朝日新聞論説主幹）
神保謙（慶應義塾大学総合政策学部教授）※オンライン
牧原出（東京大学先端科学技術研究センター教授）※オンライン

司会者

工藤泰志（言論NPO代表）

参加費

会場参加/オンライン参加いずれも4,000円（税込）
※会員は無料/割引価格

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パネリスト

香田洋二（元自衛艦隊司令官）

1949年徳島県生まれ。72年防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊。92年米海軍大学指揮課程修了。統合幕僚会議事務局長、佐世保地方総監、自衛艦隊司令官などを歴任し、2008年退官。09年～11年ハーバード大学アジアセンター上席研究員。著書に『賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門』『北朝鮮がアメリカと戦争する日』がある。

パネリスト

佐藤武嗣（朝日新聞論説主幹）

1993年朝日新聞入社。平河キャップ、官邸キャップなどを経て政治部次長。09年にフルブライト奨学生として米ジョージタウン大客員研究員、13年に米国防大学（ＮＤＵ）客員研究員。15年からワシントン特派員としてホワイトハウス、国防総省を担当し、大統領選取材キャップ。編集委員（政治・外交・安全保障担当）を経て、２５年４月から現職。東京工業大理学部数学科卒。元東京大客員教授。主な著書に「トランプのアメリカ」（朝日新聞出版、共著）、「自壊する官邸」（同）等。

パネリスト

神保謙（慶應義塾大学総合政策学部教授）

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了（政策・メディア博士）。日本国際問題研究所研究員、慶應義塾大学総合政策学部准教授等を経て現職。その間、タマサート大学（タイ）で客員教授、国立政治大学、国立台湾大学（台湾）で客員准教授、南洋工科大学（シンガポール）客員研究員を歴任。専門は国際政治学、安全保障論、アジア太平洋の安全保障、日本の外交・防衛政策。

パネリスト

牧原出（東京大学先端科学技術研究センター教授）

1967年愛知県生まれ。東京大学法学部を卒業後、東北大学法学部助教授、同大学大学院法学研究科教授等を経て、2013年4月より東京大学先端科学技術研究センター教授。主な著書に『「安倍一強」の謎』（朝日新書、2016年）、『崩れる政治を立て直す―２１世紀の日本行政改革論』（講談社現代新書、2018年）等。専門は行政学。

パネリスト

山口壯（自民党国際局長、衆議院議員）

東京大学卒業後、外務省入省。在中国日本大使館一等書記官、在連合王国日本国大使館一等書記官、外務省総合外交政策局国際科学協力室長等を経て退官。その後、2000年衆議院初当選後、外務副大臣、環境大臣、内閣府特命担当大臣（原子力防災）等を歴任。25年11月より現職。現在８期目。

司会

工藤泰志（言論NPO代表）

1958年生まれ。青森市出身。横浜市立大学大学院経済学博士課程中退。東洋経済新報社で、『金融ビジネス』編集長、『論争東洋経済』編集長を歴任。2001年非営利のシンクタンク言論ＮＰＯを立ち上げ、代表に就任。2012年には、米国の外交問題評議会（ＣＦＲ）が設立したシンクタンク会議に日本から唯一選出された。