「第8回 東京-北京フォーラム」を振り返って感じたこと
 ― 課題や障害を乗り越えるために、政府外交から一歩や半歩先んじた議論を ―

2012年7月5日

「第8回 東京-北京フォーラム」を振り返って感じたこと

― 課題や障害を乗り越えるために、政府外交から一歩や半歩先んじた議論を

聞き手:田中弥生 (言論NPO理事)


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田中:工藤さん、こんにちは。たった今、「第8回 東京-北京フォーラム」が終わったところですが、どうでしたか。

工藤:体力的には疲れたのですが、非常に感動的な対話になったな、と思っています。

田中:今回は、中国から重鎮がお見えになったみたいですが、ご紹介いただけますか。

工藤:今回は曾培炎さんと言って、前の経済担当の副総理や、国務院新聞弁公室の大臣とか、現役の閣僚級の人達を含めて40人位の人達が来日しました。メディアや経済界からも、中国のトップがきました。実は、今、日中関係はあまり良くないので、要人の訪日はほとんどがキャンセルされている状況です。ただ、この対話は毎年やっているということもあるし、非常に多くの人達がきてくれました。

田中:要人だけではなく、若手のメディアの方達もきていたのですよね。

工藤:若い中国のジャーナリストが100人きました。