![]() | 未来志向の対話に向けてのヒントが得られた旅 |
私は今、ベルリンの空港にいて、これから東京に戻るところです。この1か月あまり、私たちはインド、インドネシア、北京、ドイツを訪れました。この旅の目的は、戦後70年そして日韓国交正常化50年を迎える今年に、民間同士の対話を通じてどのような新しいメッセージを世界に発信するのかについて、たくさんの人たちと議論をし、糸口を探ることでした。初めて訪れるドイツでは、ナチス主導による戦争やベルリンの壁崩壊の経験を持つこの国が、歴史に対して真剣に向き合い続けていることを痛感しました。この歴史の反省の下に、ドイツの新しい国づくり、世界に対する姿勢、そしてデモクラシーに対するこだわりがあることを痛感しました。
