【シンポジウム】「ニッポンNPO 」は民の主役になりえるか―民の可能性と役割を再考する


 北川教授の問題提起をうけて、日本のNPOが民の主役になっていくことができるのか、もし条件的に欠けているものがあるなら、それは何かといった点について、北川、上山、宮本、田中、工藤(司会)の各氏が議論した。NPO法施行後、1万を大きく超すNPO法人が生まれ、存在意義が...


続きはこちら

【発言】民主導の時代とNPOの役割/北川正恭(前三重県知事)


 北川氏は国会議員としての経験、三重県知事時代の経験を踏まえ時代が大きく変わってきたこと、端的には政治や行政が、法律や財政資金、権限を使って行う供給先行型(サプライサイド)の社会システム、成長パターンに限界が見えてきており、むしろ...


続きはこちら

「言論NPO 第2回アジアシンポジウム 第1セッション」報告 「日中関係の将来をどう展望するか」


 日本側パネリストは、日米関係よりも日中関係の比重が高まり、日、米、中のトライアングル(三角形)で日本の外交戦略を考える時期に来た、と発言。中国側も、成長を続ける中国経済と日本の技術力は相互補完関係にあり双方の将来は洋々であり、日本が中国を脅威に感じる必要はないと述べた。


続きはこちら

「言論NPO 第2回アジアシンポジウム 第2セッション」報告 「日中の新たな可能性を探る」


 日本側は、日中関係の問題点として中国の急成長にインフラが追いついていないこと、所得格差の拡大、周辺諸国の産業衰退を招く恐れ、資源・環境の制約などを挙げた。中国側は産業化は通らなければならない道であり、13億人の生活権の問題だと主張した。一方、日本に対して


続きはこちら

「言論NPO 第2回アジアシンポジウム 第3セッション」報告 「アジアに欧州並みの統合は可能か」


 アジアに欧州のような統合の可能性はあるのか。パネリストの間には、独仏のような理念的・哲学的基盤が、日中の間にあるかという点について否定的な見方が多く、むしろ日中関係が経済偏重になっていることへの懸念が指摘された。しかし国際的な大きな構造改革が進む中、アジア各国の


続きはこちら

【論文】報告「大国意識なき大国」日本の実力再評価 ―その強さ・弱さの再評価―


 成熟国家日本はいま、必死に構造改革に取り組み、新しい可能性と存在感を取り戻そうとしている。日本はアメリカと中国の台頭にはさまれ、一方で急速な高齢化と膨大な債務の中でのこれまでのシステムの見直しと重い課題への解決を求められている。


続きはこちら

【論文】横山禎徳氏 日本の「強さ・弱さ」検討のための方法論


 国の戦略をつくるに際して、真の強さ弱さを明確に描き出すことが何よりも重要。ところが、この強さ、弱さを検討する客観的手法がまだ確立されていない。社会システムデザイナーで言論NPO理事でもある横山氏は、この強さ弱さ検討のための方法論を提案した。


続きはこちら

【論文】福川伸次氏 日本の国力・ジャパナビリティの評価


 日本は高齢社会のもとで、これから衰退への道を走るのか、あるいは、大胆な構造改革によって再度、この国が持っていたパワフルな知的エネルギー、旺盛な問題意識を呼び起こして文字どおりの世界第2 位にふさわしい経済大国となるのか――旧通産省で経済、産業政策に


続きはこちら
ページTOP