2001年10月10日[ 政治に向かいあう言論 ]
1. このデフレ下のなかで、政府のマクロ政策の目標はどこにあるのか。その点で政府と日銀の政策目標は一致しているのか。一致させるために、どのような協調体制が必要と考えるか。実質成長率のマイナスはあくまでも阻止するのか。それともデフレスパイラルへの回避を目的とする
2001年10月10日[ 政治に向かいあう言論 ]
日本の財政は、すぐに破綻するすることはないが、現在のように政府債務が増加する状況をつづけることはできない事態になっている。その理由は現在、国債金利はきわめて低い水準にあるが、財政状況の悪化は、財政のサステナビリテイへの信頼を低下させており、これに対する市場の
2001年10月10日[ 政治に向かいあう言論 ]
1. 今の日本の財政構造改革を考える場合に現状の経済認識をどう考えるかが問われます。日本の財政再建はそれだけを進められる状況ではなくて、日本経済の改革やマクロの適切な運営も含めて、短くても数十年のタームが必要ではないか。
2001年09月13日[ 次の日本をつくる言論 ]
小泉首相は現在なかなかいいポジションにいる。1980年代半ばの中曽根康弘首相時代以来では初めて、2、3年という短い期間以上に長い間、首相の座に就くことができるだろう。そのため、政策決定過程に対する国民の信頼が高まるのでは、という期待も高まっている。
2001年09月13日[ 次の日本をつくる言論 ]
キャンプ・デービッドにおける小泉・ブッシュ会談は成功裏に終わり、日米関係はこの20年間で最も良好な状態にある。しかし、黒澤明監督の『羅生門』のように、日米が同じ話を語りながらも、お互いの言い分をきちんと理解しているのかどうか、懸念する向きもある。