2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
[ コーポレートガバナンス ] [ 論文 ]
大手投資銀行を経て、現在はM&Aアドバイザリーの代表を務めるニコラス・ベネシュ氏が、みずほグループの大規模なシステム障害を起こした根本的な原因を通して、日本企業が抱える共通の問題としてのコーポレート・ガバナンス(企業統治)の欠陥について指摘する論文。
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
[ コーポレートガバナンス ] [ 論文 ]
みずほ問題の核心は、意思決定の実質的最高機関の取締役会がなぜ機能しなかったのかにある。だが、みずほ側が提出した調査報告書は言論NPO報告とは異なり、その対応を技術的、現場的なレベルにとどめ、問題を限定したいという思惑が見え隠れしている。
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
金融ビッグバンは一体、何を目指して行われたのか。実際に市場を使う人々にとって日本の金融・資本市場の利便性は高まったのか。ベンチャービジネスを起業した30代から40代の若手実業家が、起業資金の出し手や投資家をめぐる環境の経験を踏まえ、市場の問題点やビッグバン
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
去る6月25日、経済財政諮問会議が作成した「骨太の方針第2弾」(経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002)が閣議決定された。
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
金融ビッグバンが進めた証券市場改革は十分な効果がないまま昨年、最終年度を終えた。なぜ、当初の目的を達成できなかったのか。証券市場に携わる4 氏がその原因に迫り、ビッグバンを立て直すために何が必要かの議論を行った。4氏は「新しい枠組みはできたが受けて立つ
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
1996年に日本版ビッグバンが打ち出されてから6年。今年4月のペイオフ解禁でその仕上げに入ったが、不良債権処理のメドがつかず、金融改革への道のりは遠い。ビッグバンのシナリオはどこで狂ったのか。今、必要な手立ては何か。現在、「将来ビジョン懇話会(柳沢金融担当相の
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
[ コーポレートガバナンス ] [ 座談会・会議 ] [ 議事録 ]
4月のみずほフィナンシャルグループの混乱の根底にあったのは、経営の意思疎通やリスク認識の欠如といった「ガバナンス」の問題だ。これは今や日本のあらゆる企業に共通する問題であるが、しかし現在の経営者の手にだけ委ねて解決ができるとは思えない。
2002年07月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
97年から始まった「日本版ビッグバン」は、昨年末で一応の目標を達成した。外為法の改正に始まる一連の規制緩和の結果、外国銀行が参入するなど、金融の自由化は急速に進展した。しかし、当初イメージされていた個人投資家の市場への参加はそれほど進んでおらず、
2002年06月12日[ 次の日本をつくる言論 ]
[ コーポレートガバナンス ] [ 論文 ]
金融業の経営に詳しいマッキンゼー・アンド・カンパニーの川本裕子氏は大手銀行の合併統合にどれほどのメリットがあるのか、という懐疑的な立場から議論に参加した。川本氏はその効果について批判的な分析をしながら、言論NPOのレポートが統合を是として議論している点に問題提起。