【インタビュー】横浜市長選に見る「惰性的な組織決定」の構図 ―政党の役割を問い直す―


 3月末に行われた横浜市長選では、元衆議院議員で無所属の中田宏氏が、現職で4選を狙う高秀秀信氏を破り当選した。与党3党と社民党が相乗りした現職候補が、無所属候補に敗れたことは、既存政党の存在意義を改めて問う結果となった。政党はもはやその役割を終えたのか。


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【座談会】歪んだ日本の政党政治が生むスキャンダルの連鎖


 鈴木宗男氏、辻元清美氏、加藤紘一氏......次から次へと噴き出す政治家のスキャンダルが浮き彫りにしたのは、いまだ金権腐敗の温床が政治に存在しているという事実である。毎年の恒例行事のようになった政界スキャンダルを根こそぎ一掃するためには、何をどうすべきか。


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【特別対談】日本の改革の障害と可能性


1996年に日本版ビッグバンが打ち出されてから6年。今年4月のペイオフ解禁でその仕上げに入ったが、不良債権処理のメドがつかず、金融改革への道のりは遠い。ビッグバン


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【座談会】「霞が関覆面座談会」 どうなっているのか、税制改革論議


 税制改正の議論については、2つの混乱が続いている。何のための税制改革を行うのか、その目標があいまいなこと、誰がこの税制改革で意思決定を行うのかはっきりしていないことだ。議論は同床異夢の形で進み、経済活性化のため、6月にも考えがまとめられることになる。


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【インタビュー】デフレ下での抜本改革は逆効果


 経済財政諮問会議、政府税調、自民党税調、与党税調――年頭会見で小泉首相が意気込みを示した税制改革の議論は今や4つの場に広がり、その考え方に対する「ずれ」が目立っている。長らく政府税調会長を務めた加藤寛氏は「デフレ下でも税の抜本改革は逆効果」と主張し、


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【対談】財政バランスは税制改革の目的か


 財務省が今回の税制改革の行方を危惧する論点の1つが、過去の短期的な経済対策の繰り返しが税制をゆがめ、税収を生まない構造にしてしまったという反省である。こうした論点を対立ではなく抜本的な改革の中に吸収するには、どんな考えが求められるのか。


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【座談会】「エコノミスト会議」 コイズミノミックスで信を問え


 言論NPOエコノミスト会議のメンバーは、小泉内閣が6月に発表を予定している税制改革の方針について議論した。参加メンバーは、日本総研・高橋氏、メリルリンチ証券・コール氏、モルガン・スタンレー証券・フェルドマン氏、東洋大学・益田氏の4人。議論は税制改革ビジョンを国民に


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【論文】税制改革論議の混迷の背景


 混迷する税制改革の議論について貝塚啓明中央大学教授に論文を寄稿していただき、混迷の背景そして議論が最も不足している税制改革の目標に問題提起していただいた。貝塚教授はこの中で官邸と内閣府が主導する新しい政策形成のプロセスの変化が税制改革の議論を


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【対談】税制改革における共通認識は何か


 マスコミ報道で対立が指摘される政府税調の石弘光会長と経済財政諮問会議議員の本間正明氏が、混迷する税制改革論議での一致点を探るため言論NPO で対談した。日本は今、何のための税制改革を考えなくてはならないのか。当面のデフレ対策だけではなく戦略的に税制改革


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