「安倍政権1年評価」 有識者アンケート 記述回答編

問2.安倍政権は12月26日で発足1年を迎えます。現在までの安倍政権は、あなたが発足時に抱いていた期待に比べどうでしたか。

安倍政権は12月26日で発足1年を迎えます。現在までの安倍政権は、あなたが発足時に抱いていた期待に比べどうでしたか

「期待以上」と答えた方の自由回答

○主に経済政策面で期待以上の思い切った政策を打ち出し、その政策を着実に実行してきているので。

○第一次政権の際の反省に立って、慎重に政策を進めているように見えているから。

○黒田日銀総裁との連携で想像以上の経済再生が進んだ。外交は余りやりすぎると益々中韓にスキを与えかねない危険があるが存在感は経済力強化が後ろ盾であわてさせたのではないか。

○当初、円安や株高がこのように簡単に実現できるとは考えていなかった。

○決められる政治が漸く実現しそうなので。

○やはり景気面での好転が著しい点を評価します。外交面では、取材するこちら側が体調を心配するほど積極的に各国を訪問し、外交に力を入れている点も評価に値する。対中国、対韓国の面でも「対話方針」を維持しつつ、ぶれてはいけない点でぶれていない。国会審議でも首相の委員会出席は多過ぎるくらいだと感じるし、野党との修正協議を丁寧にしている。総じて第1次安倍内閣の時に比べると、〝大人になったなあ〟という気がする。

○期待していたより以上の行動と意志の強さがあり、今の日本に必要な人物であり得る。

○有言実行、景気回復の実現

○第一次政権当時の失敗をくり返さない準備を十分に行ったように見受ける。良く勉強して臨んでいる。ここまでは良い。

○期待が何を意味するかだが、公約にもない特定秘密保護法案の強行突破や憲法改正や軍備強化も含めた戦前復帰体制まで推し進めているのは"期待"以上である。

○現時点までの経済状況は、予想以上に好転したから。

○経済再生を最優先し、適切な政策を実行している為。

○デフレ脱却、財政再建、震災復興、積極的な平和主義などに必要な戦略的施策を提示し実現しつつある。

○どう考えても、国際儀礼を逸している中・韓国にたいして、間接外交でこれだけ周到・遠交な、外交戦術を展開している姿は、見事である。

○約束した政策をやや強行だが実現してきたこと、世界に対する理性的で強気の言動、 一貫性

○主たる分野において打つ手に一貫した姿勢が感じられ、政策にやり遂げようとする気持ちが見える。特に外交の実践力は期待以上と感じられる。

○景気がこれほどまでに劇的に回復するとは想定していなかった

○決めるべき内容について、全て賛同するものではないが、決められない政治からの決別は果せている。

○日本経済をかいふくさせ、日本の外交を劇的に良い方向へ持っていっているから。

○経済は確実に回復基調にある。外交努力が伺えること。政務三役も含めた閣僚の仕事が安定しているように見えること。

○1.強い日本を期待したが、主体性のある日本を回復しつつある。 2.景気対策を積極的にやるべきと思っていた。 3.ボランティアや気持ちだけでは東北は復興できないと思っていた。政府が積極的にかかわって復興が進んでいる。 4.オリンピック開催を決めたり、未来の見える日本に戻りつつある。 5.何も決まらない混迷の時代から脱皮できた。閉塞感がなくなった。

○経済対策に大きな進展があった。

○現在のところ官邸主導で事案を進めることができており、打ち出した方向性にむけての振幅が妥当な幅に収まっていると思う。

○前回政権を投げ出した病気の完全治癒がなったとは考えられず1年以内に再び病気で政権を投げ出すと考えていたところ。尖閣問題が起こり、ナショナリズムの台頭があり、その対応には安倍政権は時代にマッチした。民主党政権の決められない政治から、首相がリーダーシップを発揮している政権運営となっている。

○前政権に比し、政治が動き出した。

○政権誕生時には全く期待していなかった。しかし、米国経済の回復等、安倍首相の手腕だけとは言い切れない追い風が吹いたことがあるにせよ、企業の決算などがこうてんしているため、「期待以上」とした。

○決断している。

○日本経済の立て直しが進んでいること。また国民の受益者負担の考え方が判り易く発信されていること。更には平和国家日本の安全と東南アジア及び世界の国々との調和に努めている、従来の政党のような、グニャグニャしていない事が良い。

○小生海外(中国)赴任中ですが強い国家を目指していただきたい。 前政権のように世界からバカにされるような国になってほしくない、そのような意味から現政権に期待したい。

○運よく2020年オリンピックも決定した。 東北復興需要、オリンピック需要など金融政策に次 財政出動の背景が揃った。 しかし肝心の景気創造の産業育成が見えてこない。 これが一番重要課題であるにも拘わらず 特定秘密情報保護法成立にあたり国民サイドへの 説明責任を無視し一党独裁の片鱗を見せたあたりから 将来の日本政治の在り方に赤信号が出た。 官僚主導はもう要らない。秘密情報保護の件は 官僚主導を助長するものである。

○前回の失敗から、不安要素もあったが、その教訓も十分に反映しするとともに、戦略判断も十分あり、我が国の国家目標達成、国益の保護に貢献している。

○政権の安定感 首相の体力不安を払拭し長期政権が目指せる

○困難な経済情勢など難しい課題が山積みの中で、もがきながらも日本を前に進ませようという意思を感じる。

○日本の外交安全保障について、人権や法の支配などの明確な旗をかかげ、それを実現しようとしている。

○第一次政権のマイナスを全て克服

○劇的にではないが、有言実行で着実に前進している。

○経済政策の実行と実績

○経済政策は、予想以上のスピード感があった。後は、民間が動くかどうかに尽きます。

○勿論時期も良かったのだろうが、日本経済に大きな影響がある産業に対して、復活のきっかけを作った。 前政権で同じことができたかは、心もとない。

○安倍総理の健康不安があったが、大丈夫であることと、1次政権の猪突猛進ではなく、堅実的対応をしていること。

○第1次内閣の失敗を生かしている。

○第一次安倍政権の印象が強く、安倍総理に対する期待がもてないでいた。期待が低かったので、いまの手堅い政権運営は「期待値以上」

○前政権の状況からするとい今は、安心できる。

○黒田日銀総裁の起用の成功。浜田顧問らを通じたアベノミクスの海外広報の浸透、勢力的な海外歴訪など、また、円安や株価の上昇、消費税率の予定通りの実施。日本経済に勢いを取り戻してきたこと。

○第一次安倍内閣のように表明だけして実行はなかなかできないものと思っていたが、アベノミクス等とりあえず実行に移りそれなりに結果を出していることを評価したから。

○経済、外交・安全保障の両面でやるべきことに全力で取り組んでおり、政策実行が目に見える。

○経済対策や外交など、矢継ぎ早に政策を実施している姿勢がよい。

○前回の政権放棄の印象が強く、二の舞を危惧していたが、あの経験が「逆に」糧となっていることに驚き、評価している。 停滞している、世界経済に大きな影響を与え、「世紀の世界指導者の1人になるかも」と まで期待している。

○第一次安倍内閣が情けなかったので

○安倍のミックスの三本の矢の実行、成果は高く評価されます。 内閣提出の法律案の成立状況はまずまず。

○信念を明確に示して、決断・実行していこうとしている。

○経済に関しては、日本経済が上向きに転じるとは想像していなかった。政権努力の他に幸運もあったと思うが、行動が適切であったこともあると思う。

○まあうまく立ち回ってる

○経済政策により、これまで低迷した日本経済が浮上するきっかけを作ったと言える。また独断的な政権運用がなされず状況を考慮して適切な対応をしている点が評価できる。

○停滞していた日本の政治、経済、外交を復活させることができ、日本の将来を明るくした。

○現時点で当初想定していたよりも経済面での効果は得られているため。ただし、今後はその反動の影響がどれだけ大きく及ぶかについては、懸念している。

○強い国家戦略の意思を持ち続ける事が出来るかが懸念だったが、今のところ巧く動かせていると思います。

○靖国参拝や村山談話見直しのような右旋回はせず、経済、安全保障を中心に堅実に課題をこなしていった。

○以前の首相よりも、期待以上に成果を上げてくれたと感じており、これからも日本だけでなく国際の舞台で活躍してくれるような気がする。

○少なくとも景気は上向きになっている。

○消費税引き上げや秘密保全法など、課題となっていていた反対の多い懸案を前に進めたから。

○前民主党政権が余りにもお粗末であり、政治素人集団のような政策・対応しか 出来ずじまいであった。一方、3年3ヶ月の苦い野党経験もあり、また、かつての 自民党時代の反省も踏まえた第二次安倍政権は、その分、余計に(期待以上に) うまく対応しているように映る。気になる点も多少はあるが、そのようなマイナス点を 考慮しても、結束力もあり、出来すぎなくらいうまくやってきた1年であったと思う。

○脱デフレ対応,米中韓・東南アジアに対する戦略的でメリハリある対応等,内外とも期待感を促進されること.

○政策立案にそのスピードも含めて際立った成果を見せており、官僚、スタッフの活気を生み出していることは、前政権との対比において、とりわけ大きな進展であり、また国際的プレゼンスの回復は大いに誇ってよいと思う。

○経済政策と安保政策を評価する

○集団自衛権や北京も空域設定などへの取組みは期待以上だが、 憲法改正への取組みは期待以下。経済成長策はさらに期待以下で、法人減税や電力料金引き下げの「国内投資環境整備」未済。漸くエネルギー方針などを出したが、速さに欠ける。金融緩和だけでは経済は成長しない。とは言え、与党の公明党が脚を引っ張る中で、よくやっていることは認める。従って「期待以上」とした。

○前回があまりにも不甲斐無かったので、今回発足時には、不安を感じていた。

○日本経済の立て直しを最優先に取り組んで、望ましい変化を引き起こした。外交・安保問題についても、中国・韓国の挑発に乗らず、失点が少ない。総じて、国益の増進に貢献しているから。

○政権は国民にきちんとメッセージを送り、何をやろうとしているか?やっているかを示している。

○国家の基本となる外交力を発揮している。特にアジア地域における外交は厳しく、安倍政権によせる期待は大きい。

○前回の政権を途中で放り出したイメージがあったが、今回は就任当初より積極的な活動が行われている。夏の選挙も制して、長期安定政権の運営が可能になったため。

○前回体調により途中で政権を投げ出した経緯からすると、体調はそんなに変わることがないので あれだけ世界を飛び回り、AbenomicsのPR役として動けるとはおもいませんでした。日本ではともかく、米国をはじめとして世界に日本の首相を久しぶりに強くアピールした点は小泉さん以来であり、Abenomicsという政策を世界にうちだした面では小泉さんを超えていると思います。このことは、民主党に感謝すべきでし。あまりにガバナンス能力がなかったために、よけいに安倍さんが際立って見えます。 以上のような理由です。

○前回の二の舞になりはしないかと心配していたので、その点では期待以上といえる。

○株価の回復は期待以上であり、『景気は気から』の『気』に予想以上のプラスの効果を上げている。社会保障の改善のためには、景気の回復は欠かせない。また、景気回復があって初めて財政のプライマリーバランスの改善もなされる。反政府団体と化して本業を見失っている労働団体に変わって、自ら賃上げに尽力するのは予想外。外交を見ても、中国や韓国の挑発に一喜一憂せずに、原則を掲げて(公にして)焦らずに対応している。安全保障面では、大綱の改定は現在作業中だが、NSC設立と特定秘密保護法案は(巧者は罰則がひき逃げより甘く、抑止力としての効果に心配もあるが)好意的に評価できる。ただし、原子力発電所の再稼働が遅れているのは残念きわまりない。

○経済回復への道筋を作った功績は大、また五輪誘致成功も評価に値する。

○株価上昇という果実を生んだ。

「期待通り」と答えた方の自由回答

○浮沈をかけるテーマにまだ直面していないから。

○前回の反省があるので、ある程度慎重に事を進めることは予期できた。しかし見識が不足しているので、多くは期待できない。

○民主党政権があまりにもひどかったので、自民党政権への期待の高まりは、ある程度予想できたと思います。「民主党と比較して」という観点からいえば、安倍首相や自民党の政権運営の安定感が、実像以上によく見えてしまう部分はあると思います。ただ、特定秘密保護法案の強行採決には、がっかりしました。「決める政治」の手法を取り違えないでいけば、いいと思うのですが。

○政権誕生時以降の想定される課題や外的環境の予想との関係で、できるだろう、重視されるだろうと、ある程度、客観的に想定できたことが、それなりに着実に実施されているということに尽きる。それ以上の、予想外の成果や、大失敗があるわけではない。

○積極的に問題提起し、強いリーダーシップで政治を引っ張っている。

○景況感が良い方向に転換したから

○昨年の衆議院選時に掲げた安倍カラーを自重し、デフレ脱却、経済重視で慎重な政権運営をしてきた。また、TPP参加など、これまで決められなかったことを決断した。ただし、参議院選の大勝を経た後、特定秘密保護法などで拙速で強引な国会運営を行い、慎重さが薄れた。

○3本の矢政策がまずはうまく立ち上がった。

○大胆な経済政策で株値アップは認める。第3の矢が不明、不確実。再軍備化に進むのが不安。

○デフレ脱却の道筋をつけた。あとは民間も一体となって、成長戦略に取り組むべし。

○全面的に支持するものではない。黒田日銀総裁を擁立して、デフレ脱却を目指している点を評価する。歴史認識や慰安婦問題では不用意で軽率な発言を繰り返し、日中韓関係のみならず、同盟国の米国を初め世界の世論から疑念を持たれ、国益を損じている。しっかり勉強しろ。

○経済政策の見直し

○いまのところ、経済問題を主に実行しているから。

○①行動力がある。 ②理想がある。

○当面、特に消費税と金融緩和,TPPについては実行せざるを得ないテーマでありこの点については進捗状況を含め進んでいるという意味で「期待どおり」

○優れた政権は、逆境においてこそ政策課題に優先順位づけを間違えずに国民的な成果を挙げていくものであるが、安倍政権にはその能力がないと思っていたので。

○アベノミクスというわかりやすい政策を打ち出し、ひとつひとつ実行していること。

○アベノミクスにより、デフレ脱却への途を歩み、国民の気持ちを明るくしている。

○日本国家、国民を守ろうとしている。

○景気浮揚策の実施デフレ経済の立て直し原子力発電の必要性に関する見識

○経済、外交と並行して、オリンピック招致によって、一般市民を前向きにさせてくれたことも大きい。

○TPP交渉に参加したこと、消費税増税を決めたこと、日本版NSC法案を成立させたこと、東京オリンピック誘致を決めたこと、その他大きな政治的混乱を招くような大臣の失言・辞任等がなかったこと。ただし、特定秘密保護法案を通す際には十分な説明責任を果たせたとはいえない。

○最近では乱暴な国会運営などが目立ってきたので、政権の本性が見え始めたと思う。

○2回目の政権であるので、前政権時の教訓が血や肉となり安定感がある。

○空気を変えたから。

○着実にやるべきことをやっている印象があるが、経済政策で肝となる第三の矢が不透明

○はっきりしているところは、はっきりしていると思います。ただし、政治や官僚公務員、周りの人々の頭の慣習は変化しにくいものでした。

○安倍政権への期待としては、きめられない政治であった民主党政権から脱却し、まず党内において意思統一ができ、政策決定力のある政権となることであった。その点においては及第点と言える。政策面においては、良きに悪しきにつけ、安倍首相の従前からの主張を反映したものとなっており、その意味からも国民の想定どおりに推移していると考える。

○日本版NSC法、特定秘密保護法の成立を評価 健康問題をクリアー

○第一次政権の失敗もあったので、期待していなかったが、二の轍を踏まない政権運営を今のところしている。

○特定秘密保護法の内容・審議過程に見られる通りの非民主的な政権運営により、基本的人権を侵害する方向性に政府が着実に進んでいるから。

○民主党政権下では、全ての対応において国家としての理念がなく、その場凌ぎかまたは人気取り政策に終始した感が否めません。その点、自民党政権になって、全てが良いということではありませんが、少なくとも国家観、日本国としての意思がはっきりと打ち出されたことは良い事だと思います。ただし、それでも説明不足であり、民主党より自民党の方がまだ良いということで、悪さ加減の少ない方を選択したにすぎません。しかしながら、日本の民族の共同無意識体のようなものが崩壊し、心がアメリカ人だったり、ロシア人だったり、中国人だったりしていることは極めて危険であり、日本人が日本人に徹して生きるための国家の在り方、教育の在り方を根本的に見直す必要があり、その点からいえば安倍政権になってから少しその辺が明確になってきたように思います。国籍がどこの国なのかわからないような人間を作り出して、国際化というのは間違いです。ヤスパースがいうように「人間の人間らしい状況とは、精神的状況である」ということは、日本人の日本人らしい状況とは、日本人の精神的状況即ち、日本人に徹して日本の文化、考え方を 踏まえた内心の状況ということです。今日はそれがめちゃくちゃであるということです。それは先の大戦の敗戦によって失われたものでもあります。日本は本来、経済力で勝つ国ではなく、文化力によって世界を経綸する国であります。その意味では経済至上主義や科学万能主義はかえって日本人の心を破壊するものです。安倍政権に人作り、即ち真正の日本人を育てることが日本を世界に誇れる国にする最も近道であることを知っていただきたいと思います。経済も大事、科学技術も大事、しかしもっとも大事なのは人作りであります。そのためには日本の本来の姿を学ばなければなりませんし、教えなければなりません。その期待を込めて安倍政権を支持するものです。期待通うりというよりは、期待したいというのが正直なところです。日本を普通の国に導いてもらいたいものです。

○第一の矢、第二の矢に関しては、政府自体の調整力ではなく、安倍総理のリーダーシップが生きた形。政府内、自民党内となるとそうはいかないため、また、真の経済政策の専門家がいないので第3の矢は期待外れではあるが、とりあえず期待通りではある。

○総理経験者が再登板するという稀な総理大臣であり、前回の経験を生かし安定した政権を国民は望んでいると思う。安定した政権運営は、外交・安全保障上重要な基盤であり、中長期的な経済政策を打ち出しやすくなると思う。ただ、先の特定秘密保護法案審議では、もう少し丁寧な説明と審議が必要であったと思う。この点で、もう少し丁寧な説明が国会審議より前に国民にあれば、期待以上の評価を出せられたと思う。

○経済面で「アベノミクス」の効果が充分とはいえないものの現れている。外交面でも対中、対米共に難しい方針が求められる中、ぶれずに実行している。

○自民党による55年体制によって構築された現代と第1時安倍政権の功罪を全て踏まえ、政治家としての覚悟と理念を持って再登場し、安易なポピュリズムに走らず、決める政治を実行していると思います。経済戦略、戦後レジュームからの脱却、積極的平和主義等々全てが順調に進むとは思いませんが、20年前のバブル崩壊から経済の衰退。パックス・アメリカの衰退の始まりと共に始まった中国の夢を求める覇権主義の台頭、日本のみならず劇的に世界も大きく変わろうとしている現代において、このままでは「残るも地獄、進むも地獄」なら 白紙委任状ではありませんが新しい自民党及び総理に託してみたいと思っています。

○アベノミクスの予想以上の効果、ただし、内政面で、特別秘密法の強行採決等、保守面が出すぎている。

○これまでの成果が期待通りともいえるが、次段階での展開懸念、特に説得力実行力に不安が否定出来ない。

○TPP交渉参加、様々な規制改革への取り組み姿勢、日本版NSC、日本版NIHなどの制度つくりなど、政権3本の矢を進めているから。改革の実行段階に入るこれからが正念場ではあるが。

○基本的には、有言実行の方針で粛々と進めているという印象である。

○米国との関係が正常となり、省庁との関係が安定化、経済については改善するというメッセージが市場に伝わった。

○アベノミクスと表現される経済効果が取り沙汰されているが、従来型の公共投資と期待感に満たされた株価の影響と思う。実体経済の変化には痛みを伴う行財政改革の進展が必要であるがこの点は未知数。 また、国際政治ではいたずらに中国政府を刺激し過ぎていると思う。

○変化や新たな政策には必ず反対、反発がつきものですが、なんとかやり抜いている様子ですね。これまでの民主党の失政立て直しと、古い自民党、官僚色を払拭してもらいたいものです。

○理解が深まる前の期待が大き過ぎたので、情報の集め分析を深めて見ると期待通りとの表現が適格と考える。 消費税増税はすべきではないと今も考えているが、マスコミを含めたテレビに出るコメンテーターなどは、判断前は増税を煽っておいて、判断後は批判・批難に変わる状況などは予想通りでマスコミやの不信が募るばかりです。 私自身は、外堀を埋められ増税の判断をせざるを得なかったと捉えています。硫黄島への動きは高く評価しています。外交は中韓朝への対応含めて、今までにない高い評価です。情報収集力と分析力を国として高める動きは、世界標準に高まる以上の実効性を期待しつつ、この通過点は高評価です。特定秘密保護法絡みでは、マスコミのプロパガンダにはうんざりし、廃案有りきの野党の動きには嫌悪感を持ちました。この廃案有りきの動きが、強行決議の大きな理由になっていると考えます。 国会周辺デモには、革マル派?などの集団が関わっている訳で、それを持って国民の不信・反対などと報道されては迷惑だと考える。

○有言実行。また、周辺国に対し、大きくバランスを欠くような行動に出ず、自制していると思う。

○下記理由により、期待通り(予想通り)1. 政権を取ることだけが目的だった民主党の後ならば「財界の支援を受けて経済を立て直す」姿勢を示すことは容易だろう、と予想していた。 2. 衆参両院で議席を確保すれば、より右傾化するだろう、と思っていた。

○あえて言えば、ここまでは。1年間で効果が出そうなことは進んでいる。

○金融政策および財政政策の面では、一応まともな政策を取っているが、成長戦略においては、甘めの規制緩和が中心で、雇用、農業、医療等では、既得権益に切り込む、本当の成長戦略が取られていない。

○積極的な金融緩和、消費増税などが行われる一方、法人税減税、岩盤規制の緩和などはナカナカ進まないというのは、ある意味期待通り。

○情報発信力、実行力は期待通り。ただし国家安全保障会議、領土問題、原子力政策、TPP等々で詰めの甘さが気になる。

○経済を長い低迷状況から回復させた。

○多数議席をとったことで、当然予想されたとはいえ、うちの経済、そとのアジア政策における積極政策は、まずまずの滑り出しとは言えるだろう。やや性急な運びが気になるところもあるが、だからといって、マイナス点を与えるほどには至っていない、ということで「期待通り」とした。

○経済政策での評価

○経済政策や外交は、基本的に支持できる。しかし、防衛力の強化や防衛費の増加がほとんど進んでおらず、期待以上とはいえない。また、中国・韓国に対しては、関係の良好化に主眼を置いているように思え、国益を考えているとは感じられない。

○国権主義的であり、民意や識者の意見を解せず意思決定プロセスも非民主的。特定秘密保護法案では外国からも批判され、国際的センスに欠けることが露呈。新しいエネルギー基本計画は欺瞞的(または官僚の欺瞞を見抜けない知識不足)。

○日本国家の事をよく考えている。

○経済見通し、目標を進めている。

○決められない政治という言葉を逆に利用し既得権益を守る方向に進んでいる。規制緩和は結果的に既得権益が有利になる形のみ選んでいる。

○景気回復に向けた基盤作りをはじめ、3年の民主党政権下で積み残された課題に公約どおり取り組んでいるから。

○消費税を増税したためデフレ脱却への勢いが弱まる懸念がでてきた。

○景気回復期待はほぼその通りになった

○安倍政権には当初から期待せず...

○前民主党のマニフェストがほとんど期待外れで終わりましたので、長い経験を持つ自民党の安部政権に期待している。

○これまでの日本は戦後体制を引きずり、真の独立国家としての整備が出来ていなかった。今国会における法案はなかなか成立が難しいものもあった。野党・世論意見にも耳を傾けながら、最終的には決断した決断力を評価したい。反対意見は絶えず声を大にして出てくるが、賛成意見は大きな声として出にくい。その意味で 最終決断は表層の大きな声に幻惑されず、長期的国益を考え、決断がなされたと思う。

○過度な円高是正、株価上昇。日米関係改善。エネルギー政策としての原発ゼロの見直しに着手。

○期待通りというより、「予想通り」です。国家主義的政策を薦めているという点においてです。特定秘密保護に関していうなら、「予想以上」です。

○最初の政権での失敗を教訓にした、知恵のある行動がみられるから。

○経済対策については現在以上の期待はしていなかった。外交と防衛については情勢を見ながら動いており、期待に近い。

○外交政策は評価できるが,増税については財務省のいいなりになっているように見える

○自分の中にロードマップを持っているようで、着実に一つずつ課題をこなしているように見える。立ち上がりの円高是正による経済の活性化の効果は大きく諸外国の信頼を集めた。続いて外遊で周辺諸国との経済関係活発化を図り、国民の意識を変えつつある。内政、安全保障では、特にNSC法、秘密保護法、集団的自衛権、憲法改正などの重要事項について無理をせず優先度の高いものを順に実現している点は、評価できる。

○「まし」というレベルではあるが、悪くはなっていないから。

○民主党政権とは異なり、経済成長と財政再建を両立させる方向性を就任当初から明確に掲げ、消費税引き上げも予定通り実現させようとしている。しかし、今日の日本を取り巻く最大のリスクである財政再建の行き詰まりと東シナ海の武力紛争回避に向けて、必要な具体策を実行する見通しが立たないため。

○民主党の鳩山、管政権がひどかっただけに、前野田首相が掲げ解散と引き換えに履行を迫った消費税などの政策は約束通り実行されている点でその程度はという期待は実現できている。そして日銀の思い切った緩和政策を迫った点も期待どおり。本当に期待したいのは攻めている時ではなく本当に困難な局面を迎えた時や、財政問題など立ち向かうという姿勢が出るときにこそ期待をかけたい。

○まだまだやってくれると期待しているのでこの一年間に限って言えば期待通り

○一定程度円高が改善され、経済に明るさが感じられるため。

○安倍首相は、"日本を取り戻す"というスローガンの下、1次内閣の任期中に成し得なかった課題と併せ、暖めていた施策を1つ1つ着実に実現しつつある。その姿はやる気と信念が漲り、スピーディーで力強く、とても頼もしく感じられる。今、この国を良い方向に向けられる求心力を持ち合わせる政治家は、安倍首相以外にいないと思う。今後の働き振りにも大いに期待している。

○東アジアの国々に対しては、あえてこちらからハードルを低くし、友好前提で接触をする必要はないと思っています。アジアは、2カ国(ないしは、3カ国)のみではありませんので。また、これまでの自民党政権が取り続けたアメリカ追従もやめたほうがいいと思っています。日本は、日本らしい普遍的な価値観を前面に押し出し、新しい価値観外交で、日本クラブのようなものを時間をかけながら育んでいくべきで、そういう力が日本にはあると考えています。友好至上外交こそが結果的にいびつな関係を生むことになります。 安倍政権はこのような考え方にも通ずる動きをされているので、支持します。また、今回の特定秘密保護法案については、マスコミのあまりにひどいミスリード、扇情的な世論喚起にもかかわらず、日本国民は割と冷静ではなかったか、と思っています。私自身は支持しておりますが、メディアの騒ぎようは、あたかも戦争中の時代に戻るような錯覚をあたえ、自分たちの取材の困難さと、業界内に残る左翼的なシンパシーが相まって、あのようなキャンペーンとなったもの。言わば、業界内の不満をすり替えたような運動ですが、これに国民は惑わされることなく、冷静に対応していると思います(1次政権と今回では、安倍政権は大きく進化していると思われますが、マスコミの方が旧態依然とした考え、手法で、変わっていなかったことの証左でもあると思われます)。

○日本の政治を落ち着かせたことだけは確か。

○デフレ脱却に向けた意志が固い

○経済の側面からも財政面からも、バブル以降の官僚と政治家のコラボ失政により(今回の特定秘密保護法対応にも端的に現れている頓珍漢なマスコミも加え)、日本は二流国以下になるかどうかの最終コーナーにいる。この最終コーナーの回り方如何で、決定的ともいえる局面に突入してしまうが、その認識を確りともって難局に逃げることなく立ち向かってくれる人は安倍さんしかいないと思っていたが、そういう点で、期待通りである。

○大きな方針に沿って現実的に政策を進めている。

○民主党政権が特に経済対策でミスを続け、このまま放置していたら...という状況で政権に就いた。選挙だけ考えたらもう少し民主党が続けて国民に呆れられてからのほうが得だったろう。しかし、このままじゃマズイと訴えたら国民はとっくに感じていた。そんな状況下でとりあえずアベノミクスは初動の効果を生んだ。そこは期待以上だった。但し、経済対策に設備投資が出てきたのは理解できない(そんな状況は生まれない)。また経済の復活はバブルを意味するわけで、幕引きをどうするのか?このあたりが不明で税収アップばかりが最近は目立つ。国の借金返済に充てる判断をすべきだろう。このあたりがマイナス。

○前政権のふがいなさ、一方与党となった自民党の中にあって政権を託せる人は安倍総理しかいないと思っていたので。

○大きくぶれたところがないから。

○説明努力の不足を感じる。特定秘密保護法案など重要な決断に関して表層的な説明しかしていないのでは。単に海外からの情報が入らないという理由だけでは真意が見えてこない。なぜ、アメリカとの関係をさらに強化しなくてはいけないのか。普天間、集団的自衛権との関係は?失うものと得るものをどのように天秤にかけているのか。腹を括った説明が必要なのでは。原発の再稼動、エネルギー問題に関しても国民の不安に正面から応える姿勢が希薄。日本は結局変われないというメッセージを逆に示しているようで、長期的なマイナス効果が大きいように思う。

○日本を大きく変革させたいとの意気込みは感じられる。一方で1年経過してやや独善、傲慢な面も見られ心配である。

○首相中心に内閣、党をバランスさせて機能させている。

○バブル崩壊後の閉塞感漂う長く暗い世の中にやっと本物の光が差してきたのではないでしょうか?未だ未だ改善すべき点は多々有ると思われますが、本来この国の人々が持っている勤勉さと技術力の高さで、少しずつ良くなっていくのでないのでしょうか?期待するばかりです。

○民主党政権の出来が悪すぎたので、安倍政権はよくやっているように見える。厳密に言えば、期待通りというより、前政権との比較の問題で、予想通りの結果と言える。

○過去の政権では選挙を気にして、手を付けられなかった問題に取り組んでいる、でも少し説明不足の感じもする、もっと、国民を信用しても良い、

○強権的で、政策順序が違いすぎる。アベノミクスにも懐疑的だから。

○有言実行だから。

「期待以下」と答えた方の自由回答

○前回の失敗に学び、最重要課題である経済の再生を最優先に政権運営するかと期待したが、特定秘密保護法の強行可決など早くも地金が出てしまったことに失望している。

○財政再建および社会保障制度再建の道筋をいまだに示していない。

○国内政策としては第1に国家財政の赤字体質を正常な状態に早く戻すこと。第2に年金など国民生活の安定を考え、100年安心と自民・公明で公約した年金問題を安定させ民心の安定化を図ることが必要と考える。しかし、両問題については、国会議員も官僚も全く問題点を洗い出す作業すら怠っているように感じる。増税ありきでは困る。一方、外交に関しては尖閣諸島や竹島問題では外交を積極的に行わず、必要以上に煽り先鋭化し、このときとばかり陸海空の軍事力増強に走っているキライがある。また日本版NSCなるものを設置し秘密保護法案を成立させ、積極平和主義を声高にしていかにも平和主義者顔をしてアメリカに追随、「沖縄基地の要塞化」「海外派兵の容認」を進めている感がある。国民主権は国民が汗して勝ち取ったものでないためか、選ばれた国会議員一人ひとりに自覚がないのか、党利党略が優先し、国民目線で政策が立案されていないと感ずる。主権在民の立場に立ってより良い政策を実行してもらいたい。岸・安倍一族の主観的政策を押し付けられ戦前のような国家感の国にして欲しくはない。

○○普通の国論は基本的に支持。治安維持法?の内容は荒っぽすぎる。・TPP参加は、黒船到来ふうに日本再生に向け大いに活用するのだと思い、大変期待した。

○日中の関係を悪くした。

○中国や韓国との関係を悪化させてしまいました。

○経済政策の効果に期待していた人が多いようですが、民主主義のあり方を歴史認識に示せず、国民より「国家」優先する思考、好戦的な外交政策と歴史認識の欠如など、当初から空恐ろしい印象を持っていました。実際ふたをあけてみると、経済界には笑顔を振りまきながら元の自民党体質に回帰、国民には「しっかりやっている」といつも同じ台詞で煙にまき、経済政策もあてにならず、借金を増やし、弱者を切り捨てる、近視眼的な政策ばかりを推進しています。

○もっと、強気の外交をするイメージがあったのですが、残念です。

○政策が安定的に実行されるため、現政権の継続を望む。ただし、打ち出す政策は、旧来の手法が目立ち新鮮味に欠け、経済社会の再生や持続性を確信させるほどの中身とは言えず、期待にはほど遠いから。

○国民意見の大半が慎重姿勢な機密保護法を、国会の手続きを必要最低限取ってと言うだけで強行採決したことをはじめ、国民への丁寧な説明、主権者への謙虚な姿勢がない。

○実績として評価できるのは、円安、株高ぐらい。減反は、既にそうせざるを得ない状況にあったのであり、安倍政権がやったのは最後に背中を押す程度のこと。第3の矢を本気で放つなら、日本の構造改革を促すような政策でなければならない。それは、自民党の支持基盤の反発を呼ぶものとなる。そうした姿勢がさっぱり見えてこない。

○持続可能な経済成長に向けた成長戦略の道筋が描けていないから

○迷走感は変わらない。

○第一次内閣が戦後政治からの脱却でつまずいた経験をもとに、経済に集中すると期待していた。ところが侵略の定義が定まっていないとの発言や特定秘密、集団的自衛権など、経済以外にも手を出して国内外に摩擦を起こしている。こうした態度は、期待以下と言うほかない

○毀誉褒貶はあるだろうが、民主党と異なり経済政策を主たる政策の一つに据え着実に実行したから。

○特定秘密保護法の評価はあらためてするまでもない。民主主義の根幹を揺るがすものと考える。政権評価とは関係ないが、成立を許したメディアの怠慢は自殺行為といえる。法案が国会に出されてから騒いでも遅い。 (2)アベノミクスが生活の向上につながってこない。経済政策が庶民の暮らしに波及するまである程度の時間がかかるとは言え、マクロ経済指標を改善するための政策にしかなっていない。 (3)衆参多数で手にした実行力が、震災復興、原発事故処理に活かされていない。暮らし軽視もそうだが、政策の優先順位を間違えている。

○日中関係は早期に改善する努力が必要。このまま放置すると日本企業の対中ビジネス利益が低下し、欧米競争相手に敗れる。国民感情を続けて煽ると戦争まで発展する懸念もある。

○税、社会保障問題への具体的な踏込不十分。

○過去の自民党政権の反省・問題総括をすることなく、逆にこれまでの問題を拡大し新たな問題を発生させている。経済政策は公共事業のばら撒きと金融緩和によるバブル形成であり、このままでは財政破綻・ハイパーインフレとなる。社会問題においても格差拡大を容認し増大させ、地域間・世代間・所得間の緊張を増長させており、様々な問題について国民合意形成の議論が深まることなく軋轢で動けなくなる。外交政策は表面的な価値観外交を出すだけで現実的な積重ねる動きを取っていない。また、懐古的な感性から強権を振える中央集権の強化を目指している。これらはグローバルを口にしながらグローバルにそぐわないものである。手間暇の掛かる問題は先送りし、今が良ければ良いと言う「後は野となれ山となれのケセラセラ政権」である。

○福島原発問題を十分に検証しないまま、前政権の原発ゼロポリシーを放棄。憲法改正問題への取組みおよび特定秘密法案への取組みがいずれも拙速。

○第一次政権時には就任早々に中国へ飛び、関係改善に努めるなど、タカ派と思われがちな中にもバランス感覚がある人かと期待していた部分もあったが、結局、この1年、近隣諸国との関係では何の進展も成果も見られなかった。さまざまな政策判断の局面でもきちんとモノを考えているのだろうかと思われる場面が度々あった。批判を浴びた五輪招致のプレゼンテーションでの汚染水発言も、その場のことしか考えておらず、国のトップリーダーとしては非常に危ういと感じた。汚染水が完全にコントロールされているはずがないことは、中学生でも理解できる事柄だ。演説時に「まったくない」とか「完全に××だ」といった喋り方をするのも、政治家としてどうかと思う。世の中に完璧、完全、まったく、などということはそうそうない。頭のいい人なら、きちんと留保をつけながら語るのが普通なのに、安倍首相はそれすらできていない。

○新自由主義的な考えに染まっている点。

○決断と実行力は期待通り。ただし、特定秘密法案強行採決など行き過ぎが見られ、危うさを感じさせるようになった点は心配。原発問題は小泉元首相の言葉にもっと耳を傾けるべき。官僚をコントロールできておらず、国の出先機関改革と道州制への対応も物足りない。以上により、直近では評価が急速に下がっている。

○「政権を取った(=権力を握った)以上、自分の思うような政策を実行して何が悪い」 という自己肯定感が政策決定を支配している。 ある意味、民主党政権と同じ。強引な政権運営が目立つ。 野党に投票した国民も2000万人いるということを忘れている。 内閣法第1条には「内閣は行政権の執行について、国民の代表である国会に連帯して責任を負う」とある。野党もまた国民の代表であり、野党に投票した人も主権者である。「やりたいこと」と「やらなければならないこと」は同じではない。政策の優先順位は、自分のやりたいことの順番で決めてはいけない。非常に危うい。

○特定秘密保護法の強行採決。

○与党圧倒的多数のおごりあり

○秘密情報保護法の強引な可決にみられる政治手法のため。

○円高修正や株高など第一の矢の成功は称賛できる。第2、第3の矢では既得権益層への切り込み不足。特定秘密保護法にみられる強引さや法執行に伴う問題に不安を感じる。

○第三の矢、成長戦略の中味と実行力が期待されている。

○経済の立て直しへの諸策は、結果はこれからとしても、とにかく挑戦した事は良い。 一方、対中、対韓関係、及び秘密保護法制定については、全く評価できない。

○経済対策に関しては、公約をベースに精力的に進めているものと認識しているが、秘密保護法など、国民からの支持を充分に得ているか分からない事項についての進め方は、強引であり先を見ての行動であるか、充分に評価できない。

○国際関係において、ASEAN、豪州、インド、韓国が、独りよがりな「対中包囲網」拠点としては、ことごとく崩壊している。自分勝手な幻想を描くのみで、中国が如何なる行動に出るかについて、あまりにも稚拙な予想しか構築できていない。重要であり、かつ、警戒すべき隣国である中国と信頼できるパイプを構築できる中国専門家を周囲に置いていないゆえ、対中国政策は破綻するであろう。それは、日本経済界の中堅層を破壊する恐れに繋がる。経済では、日本の生産業の基盤たる中小企業の保護・快復に余りにも無頓着。

○エネルギー政策も昨年行っていたことと矛盾し、後退していると考えるし、昨年の選挙時には何も触れていなかった特定秘密保護法の強行採決はあまりにも強引。もともと期待も少なかったが、更に低下。税と社会保障の一体改革国民会議は終了したが、不安は解消されず、逆進性の強い税制改革となり、社会不安が増大している。放射能汚染水問題では、世界の前で嘘をついた責任は重大。世界的に日本に向けた目が冷ややかになってきているのでは。景気は一時的にいいムードではあるが、消費税が導入されたら一気に買い控えになる。暮らしにくい日本になってきている。

○強硬すぎる

○公約のうち、実行の見通しが立たないものがある。

○経済成長戦略が腰砕けになってしまった。国家資本主義的傾向が強く出てくるようになった。政権の強権体質が露わになってきた。

○福島事故処理も不十分であるのに、東京オリンピック誘致では、世界に向けて事実と違うこ(「福島事故処理はコントロールできている」)とを公言されました。さらに、秘密保護法案審議では、国民の知る権利やプライバシーの自由への不安があるのに、その対策も十分に審議することなく、特に参議院審議では、真夜中に法案を成立させられました。国民の代表である国会が、国民の意思とは無関係に進められていることに不信感を抱いております。

○アベノミクスは株や資産を持つ人間だけが得をして末端の労働者には恩恵がない。肝心の第三の矢の政策が全く前に進んでいない。・社会保障改革や医療、財政再建など重要課題に取り組めていない。

○TPP、消費増税の判断は正しかったが、成長力強化のための土台づくりには成功していない。近隣諸国との関係改善も進んでいない。

○2012衆院選時に掲げていた政策と現状に解離があり、それについて有効な説明していない。また、与党安定多数の状況で強硬かつ一方的な政権運営と判断せざるを得ない。それらの結果として、有権者の政治にたいする諦めを助長していると感じられるから。

○考えている方向は正しいが、やはり既得権益との折り合いをつけながら進んでいるので、 期待したほどの変化は起こせていない。このままでは金融政策の効果だけで終わってしまう 危険性あり。

○もう少し現実主義に徹すると思った。

○特定秘密保護法、原発再稼動(電力のベースへの位置付け)等が前面にでてきて、肝心の将来の経済成長に向けた政策は後回しになっている様子。

○当初予定した通りの改革が最近になって停滞して来たから

○国民を無視しすぎです。

○国政選挙がしばらくないため、ある程度は国民に不人気な政策を断行すると思ったが、その予想以上に強引な政策に出た。

○1.金融緩和の効果は出つつある。 2.成長戦略はこれから。 3.岩盤規制の打破不足

○1)二階議員をはじめとする、国土強靱化の名の下に不要不急の公共事業を行おうとする一派を抑えきれるのかどうか不明であること、2)明らかに持続不可能な社会保障制度と財政に手を打っていないこと、3)今すぐは無理にしても、遠い遠い後生に核のゴミを残すことになる原発からの脱却に踏み切りそうにないこと、4)悪用の可能性を含んだ特定秘密保護法を成立させたこと、などから。

○公約違反

○保守論客の意見に踊らされ、本来の安全保障の道から外れている。

○政策運営が拙速且つ強引過ぎる感じが有る。問答無用で多数を頼んで押し切るように見える。丁寧さが不足している。

○秘密保護法案、消費税増税論議を見ていると、国民の意向を無視した強引さが目立つ。国民に寄り添っているとは言いがたく、野田政権同様、全く信頼できない。

「そもそも期待していなかった」と答えた方の自由回答

○アベノミクスによる景気浮揚<成長戦略の不透明感 日米同盟の再確認<ナショナリスティックなスタンス いずれも短期的成果より長期的リスクの不安材料が上回る

○第1次政権に続き、タカ派色の濃い政策を進めることは分かっていたから。実際は予想よりも強権的だった。

○人口減少、高齢社会に向き合うのに、第1次安倍内閣の時と同じように経済成長を目標のトップに掲げた時点で期待していなかった。経済成長による税の増収を掲げるが、労働人口の減少、消費人口の減少を考えると長続きのする政策とは思えない。市場から退場すべき競争力ない企業が息を吹き返すことにより、これからの時代に合った産業構造へのシフトが却って遅れることになり、現時点での景気回復が息切れした時の反動のほうが懸念すべき問題だと思っている。増税分を充てて今、社会保障制度を厚くしないと、将来に禍根を残すのではないか。

○右寄りの政権、政策が予想されたから。

○自民党の総選挙で、安倍氏が選ばれたこと自体に、自民党の自浄作用が無いと思った。民主党がずっこけたので、次善の策として、政策を是々非々で見守っている。

○アベノミクスそのものに懐疑的、かつ、国民の自由を制約し、国家による統制を強めようとする彼の政治思想に否定的な考えを持っているから。

○戦前回帰の人。

○第1期安倍政権の状況から期待していなかった。

○日本を戦争に備えた、戦争をできるような国にする流れをつくりつつある。ファシズムにいきつく恐れを強く憂える。

○第1次政権時代の政権運営方法(強行・無調整・無説明)と何ら変化していないため<外交面・内政面ともギクシャクしている>

○隣国である韓国、中国等を敵視しているようであるから。

○集団的自衛権の見直しや憲法96条の先行改正、特定秘密保護法案などの「右寄り」政策は、日本経済の回復を期待した昨年衆院選の支持層とミスマッチ。また、第一次安倍政権のアキレス腱であったお友達人事を克服できていない。

○第1次の放り出し方が無責任。

○トップの能力不足。言葉だけでは物事は動かない。政権の座にあることが目的である議員が多過ぎる。

○日本をよくしていこうとの奉仕の心より、自己の権力の拡大への意図を感じたから。

○「戦後レジームの脱却」なる、安倍氏が第一次政権時から抱いていた極めて稚拙な"野望"は、07年当時から全く変わらず、よりしたたかに着実に実行しつつあることから、当初から政権への「期待」は何もありません。むしろ、政権へのチェック機能を果たすべきメディアがその役割を果たしていない「不作為」を、メディアに関わる当事者として深く恥じ入ります。かつ、かつてあった「与党内野党」(自民党内及び公明党内)に関しても然り、及び根底に安倍政権を支持する国民一定層に関しても、より社会全般に対する深い考察が必要であると考えます。行政中枢としての政権は勿論、霞が関、メディア、有識者なるアカデミズム全般、及び僭越ながら(いわゆる国民国家の枠組み内での)"国民"の、それぞれの「質」もしくは「柄」の劣化を感じざるを得ません。

○国家秘密保護法を成立させファッショ独裁の道を歩んでいます。NSCを発足させ、中国と韓国との外交関係は改善のメドが絶ちません。アベノミクスとかいっていますが、実態のないもので、いずれめっきがはがれるでしょう。こんな政権には早急に退陣してもらわないと、日本の民主主義は死んでしまいます。

○第1次安部政権時から教育基本法改悪など、極右的な政策を展開してきた。先般の総選挙と参院戦で、決して多くの支持票があったわけではないにも関わらず圧倒的な議席を占め、「アベノミクス」という経済再生の幻影を抱かせつつ、本音である極右政策を次々と展開する本質的な姿を見せ始めている。

○政治理念に危険を感じる。

○占領前の日本を念頭に「日本を取り戻す」と主張する政権には、そもそも期待できない。

○タカ派政権の本質を危惧していたから。

○前安倍政権の進めようとした政策実績から。

○数にものを言わせる一党独裁になると思っていた。

○自民党政治は企業や団体向けの利益誘導政治を専らにする政党です。一般庶民の生活を豊かにすることには関心がありません。自民党の体質が変らずに役者が変っても同じことをするだけです。これ以上、庶民の生活を悪くしないようにして貰いたい。

○秘密保護法や、外交手法が、戦前を思い起こさせる。国民のナショナリズムに働きかけて、日本を危険な方向に導いていると思う。

○経済の長期停滞、デフレの真因を理解せず、効果が不明で副作用が大きい金融緩和や、効果が一時的でその及ぶ範囲も限定的な公共投資で、景気回復を進めようとしたこと。成長戦略も、昔の産業政策の焼き直しで、官僚の既得権益をさらに増大させるだけ。アベノミクスはさまざまな格差を一段と拡大させるだけ。

○下痢で政権を投げ出した人が首相だから。

○どのようなブレーンなのか判らなかった。

○1年ごとに総理が代わる不安定な政治から脱し、結果として安定した政権運営をしている点は評価する。その意味では、第一次政権当時に比べても「期待以上」。ただし、特定秘密保護法の処理に代表される一連の「安倍カラー」政策に関しては、今の日本にとって決して優先順位は高くないと従前から考えているので、その意味では「そもそも期待していなかった」し、支持できない。

○これまでの情報(新聞やテレビ程度で知る限りで)から見える安倍氏は自民党の中でも、一般的にいうタカ派で、靖国参拝の姿勢、日本の戦争責任・中国や韓国等における戦時中の各種(南京大虐殺、従軍慰安婦問題、相手国民を実験台にした化学兵器開発等)の問題の否定、憲法9条の改憲、日米同盟を優先しアジア諸国との連携・調和の姿勢の弱さ、国民の教育を国で統制しようとする姿勢、経済優先の姿勢(企業優先、コンクリート優先)、自助を強調した社会保障政策などなど、私の考え方と異なるため。

○政権発足前の自民党内の混迷から、期待する施策等のイメージがアベノミクス以外に具体的に見えなかったため。

○いわゆるアベノミクスは、我が国の経済に対して、短期的なカンフル剤のようにしか機能すまいと予想している。 外交方針には基本的に不審感を持っている。 根本的に、復古主義、事大主義が目立ち、21世紀の状況への対応がチグハグな事が目立つ。

○前回の政権担当の実績を見ると、「有能な政治家」とはとても思えない。 日本の将来図を描けず、一貫した思想の保有者とは感じられない。

○「戦後政治の総決算」が嫌い、ことあるごとに中国、韓国との対立をあおって人気をとろうとする下品な政治手法が嫌い、すべてが嫌だから。総理大臣の顔を見るだけで気分が悪くなる。

○経済再生を最優先課題に掲げながら、最優先させたのは保守色の強い安保政策。国民の望んだ「決める政治」の方向性とずれが生じている。

○自民党は、元々原発推進。そのような政党が政権を取ったことに失望しかしなかったため。

○「期待値ゼロ」ではありませんが、支持していない政党同士の連立政権であり、首相がかねてから表明している政治姿勢も賛同できない部分が多いため、設問「2.」の選択肢の中で自分の気持ちに最も近いものは「4」です。設問「4.」では、その中でもあえて、取り組んで欲しいと思っていた政策分野を3つまでチェックします。

○他に選択肢が無い

○・福祉を蔑ろにする一方、大資本の為の経済一辺倒の政策を打ち出す。 ・中国や朝鮮を理由に、米国の諜報機関や軍と共謀した軍国主義に傾倒している。

○東日本大震災、原発事故を経たにもかかわらず「経済成長」の価値観を掲げたのは、時代錯誤だと思った。それをニンジンのようにして選挙で大勝したら、今度は選挙でほとんど触れなかった特定秘密保護法を成立させた。日銀、内閣法制局、NHKと自分の思い通りにいかないと組織の首をすぎかえる手法は禁じ手だと考える。

○民主党政権時代、さかんに「決められない政治」と言われた。その点を意識して安倍政権は「決められる政治」をアピールする、と予想していた。「アベノミクス」は地方、中小・零細企業までは及んでいないが、一定の効果は見られる。半面、特定秘密保護法のような個人より、国家を優先させる政策が進められている。この点は、当初から予想されたことだが。

○インフレターゲットや公共事業を通じた景気浮揚政策は効き目がないと考えている。いわゆる従軍慰安婦問題の民間法廷にかんするNHKの番組に誤解に基づく圧力をかけるなど、リーガルリテラシーの面でも能力に問題がある。そもそもデモクラシーが何か理解しているかどうかも疑問。健康問題もネック。

○当初から、数の力で事を進めて行くとみられていたが、その通りのやり方でしかない。 経済が好転した、との声もあるが、実際には急激な円安傾向のため、輸出以外は むしろ厳しい状況になっている。評価を出すのはもう少し時間がかかる。 中国、韓国との関係改善もいっこうに進んでいないどころか、タカ派イメージが強い ためか、足かせにすらなっている。

○そもそも期待していなかった中で、集団的自衛権の行使に向けた動きは、評価できる(あくまで、国連決議に基づく平和維持活動の枠内であれば、自衛隊の平和的活用を広げるべきであるから。憲法改正の前段としての議論には反対。)また、TPPへの前向きな姿勢も評価できるが、農業従事者への対応はだまし討ち的であり、支持できない。 一方で、「アベノミクス」は、基本的に将来世代からの借り入れ(ツケの押し付け)であり、わが国が抱える長期的な課題への解決になんら貢献しない。また、気候変動対策では大幅な目標の交替を決め、地球規模問題への認識や責任感がまったく欠如している。(原発の再稼動に向けて動き出す一方で、CO2削減目標は、「原発は動いてないから目標を下方修正せざるを得ない」というようなロジックで、気候変動問題の解決を一顧だにしたいばかりか、原発最稼動の言い訳に使っているなど、国際的にみて恥さらしである。) さらに、特定秘密保護法案を筆頭に、重要な課題を国民的議論なく進めている。 外交においては、隣国との建設的な関係改善に取り組まず(取り組んでいるようには見えない)、稚拙な国益の誇示など、同じレベルでの対応を取っていて不様。

○無能であり、改憲しか頭になく、国益を損ねる政権であるから。

○必ずしも民意を反映しない、政権独自の政策目標の追求が最優先事項とされている。経済政策は政治的目的に従属し、長期的な視野に立たず、一時的な成功の演出による支持率の確保に向けられているから。

○数を頼みにして特定秘密保護法の採決など強引な国会運営をしている。経済や震災復興、汚染水対策など緊急性の高い課題に積極的に取り組んでいない。

○どうせろくな事にはならず、右傾化、国家主義化の尖兵になると予想したが、その勢いは予想より強く、予想より施行速度が速い。私の彼に対する忌避感情がつのっている。

○自民党を支持していないから。

○この国を任せられる政治家と認めていない。

○1票の格差問題で、1人1票の国民主権(民主主義)を認めないから。 アメリカと対等にやりあいたいなら、まず、これを先に解決しなければ、いつまでも民主主義のわからないアジア人とバカにされます。

○国家主義的で、歴史から学ぼうとしない姿勢には何も期待できません。

○日本だけでの政治決定が不可能な状況。 根本的に作り替えが必要と考えています。

○安倍内閣が基本的人権や民主主義を軽視し、国粋主義、排外主義に偏った政治をするのではと心配していたが、予想通りの動きになっている。

○前回途中で放り出すような形で政権を放棄した印象なので、再チャレンジさせる意味は無いと思っていたところ、秘密法などの法令をごり押ししたところからもやはりどうしようもない人物だと予想通りだった。アジアや中韓に対する傲慢な姿勢もかねてから気になるところで、前近代的な差別的価値観から抜け出せていないと思われる。中国にはすでにGDPなども抜かれており、もはや経済的な意味でも優位に立っているとは言えず、パートナーとして不可欠な国であることは明らかであるのに、関係を悪化させているのは理解に苦しむ。得意?の経済も、こうした近隣諸国との微妙な関係が影を落としていることになぜわからないのかもわからない。

○自民党政権にもともと期待していない。 前回政権を投げ出した元首相の再登板はありえない。

○政策が経済に偏っており、しかも将来を見通した政策ではなく、対症療法的な経済政策が実施されている。多くの国民が経済を過剰に重視していると思うが、政府はそういう国民におもねるだけでopinionをリードしていくことがない。外交は最悪。「ドアはいつでも開いている」というのは、閉じているのと同じ。中韓関係を築いていくためには、ドアをこじ開けていくしかないのに、全く動かない外交政策。中国には切りこまず、周辺ばかりぐるぐる回っている。及び腰は誰が見ても明らか。これでは何も期待できない。

○日中関係をここまで崩壊させた罪は重い。ポスト安部による修復には多大な時間と労力が必要。一日も早い退陣を望む。

○第一次安倍政権の失態は健康問題に起因するとされているが、むしろ政治的なつまずきによる。 首相は祖父の岸元首相に似て民主的政治家としての資質を欠く。日本の国家経営にとって危険な 人物と見る。首相周辺を固めるも同種の人たちだ。

○そもそも憲法改革反対・TPP加盟疑問有り原発維持推進疑問有りで反対だったが数字上だけの企業益増円安によるモスと増隠しのアベノミクスを評価していません。そして飛び出した秘密法提出可決、公文書実質公開ならずで我が国の民主主義は崩壊するのではないかと危機感をおぼえます。先の衆議院、参議院選に自公を選んだ選挙民は何を思っているのか知りたい。野党とはいえみんなの党、日本維新の会は何を以て野党と言うのか全く分かりません。

○国家資本主義的な政権になることは政権に就いたときから予想ができていた。

○元々浅薄なナショナリズムを煽る政策を進める保守政党に未来を委ねたくないから。

○結局のところ、安倍政権は、改革政権ではないことが明らかとなった1年であったと思う。 旧来の利益誘導型の自民党政権の復活では、短期的に政権は安定する かもしれないが、長期的な改革を行うことは不可能である。 民主党政権で3年間時間を浪費したが、さらに安倍政権で時間を浪費するかと思うと・・・。

○民主主義を利用し、多数決の論理で押し通す手法に疑問

○戦争ごっこしか頭に無い低能坊ちゃんに期待しろという方が無理。 所詮誰かの操り人形でしかないし。

○改憲を掲げ、それが難しいとなると迂回するやり方で、立憲主義およびデモクラシーを否定し切り崩す方法をとって実行しているから。

○前回の政権担当時以上に独善的な傾向が目立つ(特定秘密保護法案の強行採決はその典型)。自民党内での批判も出てこないうえに、自民党の政治家が他からの批判に一切耳を傾けないという姿勢も顕著となっている(同法案に対する国連からの批判や、非嫡出子の民法規定の違憲判決に対する過剰な拒否反応など)。外交関係に関しても、中国側の問題も大いにあるとはいえ、それに乗じて意図的に危機をあおりたてるような傾向もみられる(中国の防空識別圏設定に対し、アメリカや韓国はこれを非難しつつも航空会社がフライト計画を中国に通知することを認めたが、日本は認めていない)。

○もともと危険性を感じた

○第一次政権時同様、時代錯誤的、強権的、反民主主義的(=議論の軽視・無視)な政権に何を期待できるというのでしょうか? 彼らが取り戻したいと言った日本は一体なんなのか?

○安倍政権が政権前の野党時代に公約として掲げていたいろいろな政策のうち、特に、歴史認識に関するものは、非常に現実味がなかったため。

○前回の安倍政権での経験から、そもそも期待をしていなかった。

○多くの国民に寄り添わない思考の持ち主だから

○改憲の意図が見えていた。民主政権への反動にすぎない。

○自民等の面々は、日本の代議制民主主義の欠陥をよく理解して行動している。 議席の絶対多数を取ったら国民の意見を聞かなくても法律を作れるという欠陥の制度を理解している。 絶対多数は、実力ではなく民主党の失点によるものであり、本当はより謙虚であるべきだと思う。 であるから支持しないし、改憲の姿勢、第1次安部内閣を放り出した経緯からも期待していなかった。

○憲法改正をしやすくしたいということについて言及していたことから、全く賛成できなかった。また、安倍首相の思想は危険だと思っているから。

○安倍政権は民主党の自滅により誕生した。選挙のスローガンだった「日本を取り戻す」という言葉に何かうさん臭いものを感じていた。第1次安倍内閣でも、「教育基本法」の改正など戦後日本を否定するようなことが多かったので、そもそも期待していなかった。

○原発再稼働を、福島原発事故の検証もしないまま、なし崩しにやろうとしていること 国民の多くの反対の声をきかず、特定秘密保護法を強行成立させたこと 国民の声に耳を貸そうとしない政治姿勢

○選挙中、アベノミクス一辺倒の戦略、衣の下にある右翼的な画策を、マスコミは見抜けなかった、いや判っていたと思いますが、問題視しなかった罪は大きい。小生はこんなに一気に反憲法的、民主主義破壊の諸法案を強行する安倍政権の神経が怖いです。

○「日本を取り戻す」で取り戻すべき日本について説明が無い。 「三本の矢」は政府(政治)が経済を動かせるとの前提であり、前提が正しいか疑わしい。

○口先できれいごとを言っているが、どこまで実体を伴うものか疑問であったし、かつ強権的な手法には違和感を覚えている。

○そもそもあそこまで右派的な政権に期待などしないが、そこに加えて体調がどこまで戻っているのかわからないから

○経済はまあまあだがここへきて民主主義を否定する政策が次々と出てきて本当に不安になります。

○平気で政権を投げ出す人はやっぱり信じられない。

○小泉改革後、日本社会の基層をなす層を代表する保守勢力としての基盤を解体させ続けながら、観念的なネトウヨ感情に支えられるとともに、民主党政権への反発を追い風として、日本社会の実態の裏打ちのないままに、圧倒的な政治勢力となってしまったのが、2012年衆院総選挙が生み出した自民党政権である。その危うさを、参院選までは何とか抑えながらの「安全運転」であったうちはまだしも、いずれボロが出るであろうと考えていた通りのシナリオを描きつつある。

○規制緩和などに基づいた本当の成長戦略、セーフティーネットの構築、財政再建、無駄の削減、既得権益の打破など、根本改革に取り組みそうにない。

○経済政策はともかく、安倍氏が目指す国家観に反対だから

○政党政治では国は良くならない。

○選挙の結果安倍政権が発足したのですから、今の事態を招いたのは国民に責任があるのですが、平和は外交力によって獲得するものという考えがない政権に危機感を抱いています。

○選挙で争点になっていないことに一生懸命。 結局「やりたいことをやっている」、想定通りの状態だから。

○安部晋三氏の政治信条・政治哲学からして、もともと期待できない政権である。

○昨年、総裁選に出馬する際、安倍首相を推す議員らに話を聞いていると、「前回は辞め方が悪かった。進めた政策など国を導く方向はよかった」と言っていた。強行採決など国会運びへの反省はあまりなく、この先も自分たちが正しいと思った政策は、なんとしてでも通すのだろうな、と感じた。やはり、今回も秘密保護法、社会保障制度改革プログラム法で強行採決を連発した。

○安倍総理は元々、指導者としての大局観なし・倫理哲学なし・歴史観なし、後ろにマスコミ戦術に長けた世耕宣伝担当の戦術で、仮の人気を維持しているだけだ。

○前回首相時にやりたかったことをやるはずだと思っていた。ひどい前回だったために期待をしていないまま、一年がたったという印象だ。経済がどこまで正転するのか、逆転したときはひどいことになるのはしかたないのでなるべく長く正転していてもらいたいものです。

○時代錯誤の政策

○自民党政権で官僚に乗った体制になると思っていたから。

○自民党も安倍ももともと支持していない。

○前政権時の失敗の記憶が強すぎて、期待するものはなかった。あえて言えば、民主党政権よりましだろうという程度であった。

○強い国と言うのが戦争が出来る国とか、憲法改正とかとても信じられない。この国をどこに導いていくのかとても不安である。

○石破幹事長の方が首相に適任と考えていたから。

○民意を反映していない政権だから

○元々資質に問題があり、とりわけ反動、修正主義の点が問題だ。

○民主主義や外交、人権についての見識、感性において信頼をしていないため

○思想的に右すぎる。日本が現在国際社会のなかで置かれた地位についての過大な「幻想」を持っている。今の日本が中国とガチンコをするだけの力を持っていないことは、客観的にみれば明らかである。

○第一次安倍政権のとき、すでに憲法改正を打ち出しており、それが国民の上に暗い影を投げかけた。幸い、その政権は倒れたが、今回まず、さまざまな方策で、国民をしばろうとしている。特別秘密保護法がその具体的な形になってしまった。米国に強制されて従う、国民をとっても不幸にする政権だ。

○期待していたのは景気の改善など経済政策だけ。安倍政権や自民党の将来のビジョンを支持できないので、期待もしていない。

○国会主義的な思想・哲学、強権的な政権運営に危惧の念を持っていた。

○政権が安定したら必ず特定秘密保護法のような動きを見せると思っていたため。

○誰のための政治をするのか?日本を取り戻ろうと言っていたことは、単に以前の自民党政権のシステムを取り戻そうといっていただけで、その意味ではそれだけのことしかしていない。この政権を支持しているという人たちに失望する。

○国民の側に立たない政治家であることが、最初から分かっていたから。

○安倍政権のマニフェストから倫理を感じられなかったし、実際のパフォーマンスからも倫理のかけらも感じられなかった。

○第1次安倍政権時に強行採決とうい暴挙に出る政権だということが自明だったため。

○戦前回帰の考え方が底流にあるから。

○単に自民党政権ということ以上に、国のあり方を誤らせる危険な政権だと認識しています。

○他人の都合で降ろされた首相がまた出てきても結局は傀儡に過ぎない。国民の税金でいい思いをしながら、他国の為に働くのはどんなものか。

○そもそも「日本を取り戻す」とポスターに掲載された時点で、安倍総理の危うさを感じていました。

○前回の政権時、消えた年金問題対応を始めとして掲げた政策を実現努力することなく、政権を投出し、政策遂行能力のなさを露呈したため。

○一時的に金融緩和しても、根本的な経済基盤の立て直しにアプローチできていない。少子高齢化問題はじめ社会福祉問題や国際問題、移民受け入れなどに着手できない限り経済効果は一時的。

「わからない」と答えた方の自由回答

○いずれも就任時よりは良くなっているが、将来もその方向性で行くかは見通せないから。外交では、積極的に外遊を行い、各国との関係を強化したと思うが、肝心の中韓との関係改善は未だ見通せておらず、まだ道半ば。内政でも経済を好転させ、消費税8%増は決めたが、「第3の矢」が不透明で、来年4月以降の消費増税以降の景気落ち込みなど、不安材料を抱えたまま。

○円安や株高。確かに、ごく一部の大企業にとって安倍政権は歓迎すべき組織だったのかもしれない。しかし、弱い者をいじめ強いものに恩恵を与えている現状を見ると、支持することはできない。

○「アベノミクス」とは言っているものの、地方への波及の実感はまだ感じられないため。

○経済政策対応を

○私はもともと保守なので期待はしていたが、現状の色々な進め方を見ていると不安が募る。 国民が不安に感じていることは分かっているようで、パフォーマンス的に記者会見を行っているが、だからといって見直しをしているわけではない。 独裁的に決まっていくような感じがしてならない。大変心配

○経済政策、外交・安全保障政策で、大きな改善が見られた。

○メディアでは取り上げられているアベノミクスだが、円安移行はうまくいったが、景気回復するべく第3の矢に実行力が伴っていない。

○経済政策では一定の成果(マインド面、統計数値面)があったことは認められるし、外交面でも積極的に各国を回っており、世界でのプレゼンスは回復してきていると思う。しかし、とにかくそのプラスを帳消しにしかねない秘密保護法の制定の稚拙さにはがっかりした。この法律は与党とか野党とかいう側面でのメリット、デメリットではなく、国会や内閣が官僚機構からどうやって必要な情報を得られるのかという議会制民主主義制度にかかわるものがあるのに、そこについての制度設計があまりにも頼りないようである。それなのにここまでゴリ押ししなければならないメリットが大臣の面々や与党の議員にもあるとは思えない。永田町のコップの中の嵐に血道を上げるような矮小化した世界でのメンツ争いになってしまい、実質的な問題の検証や牽制機能の構築が置き去りにされている。まことに残念な状況になっていると思う。

○安倍政権の発足時、どの程度の実行力があるか、明確に認識していなかった。 そのため、アベノミクスにしても、安保、外交政策についても特に大きな期待は持っていなかった。 大きな期待が無かった分、その後の政策実行についてある程度の評価はできると思っている。

問4.安倍政権の1年をご覧になって、あなたは安倍政権の今後の政策運営に期待できますか。

安倍政権の1年をご覧になって、あなたは安倍政権の今後の政策運営に期待できますか

「期待できる」と答えた方の自由回答

○これまで着実に政策を実行してきているから。

○菅官房長官らスタッフの対応も安定しており、普通の国となるための改革を進めていけるのではないか。

○衆議院及び参議院で多数をしめ、また、自民党としてのガバナンスがある程度効いており、一定水準以上の能力を有する政党政治家が、政権を支える立場に位置しているから。さらに、下野をきっかけに、政権党としての地位を維持することの価値が、自民党にはきわめて大きなものとして認識されており、相当程度の、党内の利害対立も、政権の世論からの評価を低めないために、乗り越えるものと予想されるから。

○決断力と実行力があります。

○幅広く意見を集約して、決められる政治の姿が見えてきた為。

○消費税を含め、税収確保をきちんと行い、農業改革を含む構造改革が適正に行われれば、この国の経済はしばらく持つと考えるから。

○ブレない実行力に期待している。

○明確な目標を建て実行する覚悟がある。

○懸案事項でも国会で決められる。

○危うさを感じるが、閉塞感を突破したことは評価できる。支持率も高く、今後もしばらくは強力な政治実行を期待できる。

○菅官房長官を中心に落ち着いた政権運営ができていると思うから。

○実行力がある。

○ブレない政策。

○菅官房長官が安倍総理をしっかりと支え、良い連携プレーが機能している。

○両院で多数を制しており、今後3年間安定した政治ができる。

○自民党、特に首相が、野党だった時期に政権についたらやりたいと思ったことについて十分準備ができているように感じるため。(野党時代の充電が役に立っている)

○国際秩序に基づく平和と自由の尊重の理念への国民並びに国際的な理解が深まる可能性が高い。

○2回目の政権であるので、適材適所の人事や政策運営に推進力がある。

○自分の周りに思慮深いスタッフを配置できているし、一部メディアの妄言・尊大な誘導報道に、 惑わされずに行動しているため。

○理由は3と同じ。 ここに書くべきことではないが、 設問4で、回答を3つに限定したことは、優先順位が低いだけなのに「反対している」という誤った結果を招くおそれがある。

○当初懸念されていた健康問題を克服している。

○動かさないと何も始まらないという環境において、一貫した政策の中で、動きが加速すると期待できるため。

○積極的な防衛政策

○理想論だけでなく、外交、経済とも一歩一歩現実的な対応を進めている点

○中国や韓国のようなアジアの悪友に下手に迎合せず、毅然とした態度をとっている。

○菅官房長官、谷内内閣官房参与ほか、安倍総理を支えるスタッフが素晴らしい。

○菅官房長官が政策運営の柱として活躍しているから。毎日の記者会見を見ていて、応答の安定ぶりが際立っている。

○前回より、まとも、多分、良いブレーンがおられるのでしょう。

○政権運営に主体性がある。方向性がある。未来性がある。

○他の政党では、官僚を使いこなせない。

○政権基盤が安定しており、政策が実行できると考えられる。

○デフレ脱却と経済成長に向けた雰囲気づくり、TPP参加交渉等全体的な方向性は支持できる。民主党政権があまりにも期待を裏切ったことから、評価のハードルが下がっている。

○衆参のねじれ解消で不安はあるが、主権者の主張が取り入れられる可能性が今までよりはあると思いたい。

○代替となる政党がない。

○決断している。審判は次の選挙でよい。いままでは、政権が何も決められなかったことが良くなかった。 TPPの進め方、大企業優先の経済対策は、個人的には大反対だが、政府として「進めている」ことを評価したい。

○リーダーシップを持って実行している。

○期待できるではなく 期待(希望)したいからです。

○この一年間の政策運営は及第点であり、今後もその延長線上が期待できることと、リーダーとして最も必要な決断力が、歴代の総理よりも期待できる。

○発足後のパフォーマンスの高さから 政権運営に自信を持ち積極的に政策に取り組める好循環にある ただし不安要素が無いわけではない

○外交の基本が理解できているように感じる。東アジアの二カ国は世界でも異端の国であり、注意が必要だが姿勢を明確にすることで味方を増やせるし、経済が活性化すればさらに強い日本をつくりあげることができると考える。「脱東亜、共存その他」をしっかり実践してほしい。

○安倍政権のほかに選択肢はなく、期待するしかない。

○無理せず、ぶれない姿勢を評価します。

○足腰がしっかりした基礎固めを官僚をうまく誘導しながら行っており、永田町、霞ヶ関ともその空気に活力が感じるようになってきた。

○どれだけ安倍政権と彼を支える政府、自民党がどれだけ結束を維持し、世論への説明をうまく続けるかにかかってくると思います。

○是非経済政策優先でお願いしたい。

○若干独りよがりの傾向も出てきてはいるが、目標を見えるようにしているのは、グローバルでみて行動がわかりやすくなったと思う。 悪い、良いもはっきり判るので、判断しやすい。

○3問の回答と同じ。

○消費税増税による不安は抱えているが、第一に現状他に適任が居るとは思えない。 逆説的に、中韓朝から見て一番日本国の総理大臣で居て欲しくないのが、安倍首相である訳だから、今後についても期待を持って見守りたい。 特定秘密保護法以前にも思う事なのだが、国民に直接、語り掛け・説明を深めてくれると、支えるべき国民の数

【旧管理ID: 8274】