安倍政権実績評価 個別項目の評価結果 【憲法】
評価項目評価評価理由
「憲法改正原案」の国会提出と憲法改正を目指し、国民の理解を得つつ、積極的に取り組む
2昨年4月、自民党は憲法改正原案を発表した。内容としては、日本がどのような国を目指すのか、国際社会の中で何をやる国(あるいは何をやらない国)になるのか、政党としての考え方を明示しており、憲法改正によって目指す将来の国家像を描いている。しかし今年5月以降、96条先行改正について、参院選公約化見送りなど党内でも慎重論が出てきており、改正への姿勢は消極化している。また、安倍首相が憲法改正の発議要件を緩和する96条改正に関連し、条文によって要件を変える案に言及するなどブレも出てきている。さらに、連立を組む公明党が憲法改正に慎重であり、自民、維新、みんなの改憲三党で参院の3分の2は難しい情勢である以上、改正を予定通りに進めることは困難である。判断基準
1点:未着手、または断念
2点:着手したが、実現の展望がなかったり、既に修正が行われているにもかかわらず、
そのことが国民に説明されていない
3点:着手し、予定通り進んでいないが、一定の成果を上げている
4点:着手し、予定通り進んでいるが、目標を達成できるかは現時点では判断できない
5点:着手し、予定通り進んでおり、実現の方向に向かっている
各分野の点数一覧
安倍政権の半年をどう評価するか