衆院選マニフェスト項目に対する言論NPOの評価

 言論NPOでは、09年の衆議院選挙の民主党マニフェストがこの9ヶ月間でどのように推移してきたのか独自に調べしました。その結果、民主党の自己評価とは違った結果となりました。

民主党自己評価結果

政策数

実施

一部実施

着手済

未着手

179

35

59

70

15

言論NPOの衆院選マニフェスト項目の推移

政策数

達成

着手

未着手

修正

先送り

評価対象外

179

24

100

36

9

9

1

 言論NPOは民主党の179項目の約束のうち、約9か月間の段階で「達成」と判断できるのは24項目、逆に早くも「修正」「先送り」に追い込まれた項目が18件、「未着手」は36項目であり、その残りの100項目は「着手」程度(100項目)の取り組みだと判断しました。民主党の自己評価は政策課題で何らか取り組めば実施であり、その政策目的や目標を軸に達成を評価する政策評価の基本を理解していません。しかもすでに修正したり、実現できないことが明らかになったものも「実行中」の判断で、国民に対する誠実な説明となっていません。

■民主党の自己評価はこちら

  ⇒ 民主党参議院選挙マニフェスト

  ⇒ 民主党政権がこれまで取り組んできたこと

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