【論文】日本の改革に誰が関心を持つのか?


 日本では小泉首相の支持の下、竹中経済財政金融担当大臣が銀行問題に取り組む改革路線を打ち出した。痛みを伴う手術の段階に、国内では議論は高まっているが、海外では政策当事者を中心にその改革の行方に懐疑的で関心のレベルも下がってきているといわれる。


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【座談会】企業再生、不良債権処理をめぐる政府の関与と限界


 政府は2002年10月末、銀行の不良債権処理の加速や、企業再生の受け皿となる産業再生機構の創設などを内容とする総合デフレ対策を決定した。ただ、政策の肉付けはこれからで、効果も不透明だ。経済産業省産業構造課長の石黒憲彦氏、MKSパートナーズ代表の川島隆明氏、


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【対談】自らを破壊できない日本経済に「産業再生」はあり得ない


 いくつもの難問を抱えながら、日本経済はいまだ表面的にかろうじて安定感を保っている。だが、ここで対策のさじ加減を間違えば、再生への道筋を自ずからシャットアウトすることになるだろう。竹中経済財政・金融相が新設を決めた「産業再生機構」は問題企業を立て直すことができるのか。


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【座談会】地方の自立を阻害するグランドデザインなき道路改革


 小泉首相が発足させた道路関係4公団民営化推進委員会の議論は、最終報告に向け白熱しているかに見える。しかし、その議論の観点は、道路公団の組織改革のほかに、高速道の採算性や進捗率という経済的効率しかみていない部分的なものであり、現実的なヴィジョンに対する


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