2002年12月11日[ 次の日本をつくる言論 ]
経済財政諮問会議は2002年1月の「中期展望」でデフレを2003年中に収束させると目標設定した。
今回は、「中国WTO加盟の影響について」というテーマで橋田坦氏(東京国際大学経済学部教授)に、「WTO加盟により加速する中国『世界工場』化の実態と意義」というテーマで周牧之氏(東京経済大学経済学部助教授)に、それぞれお話をうかがった後、会議メンバーとの活発な意見交換が
会議出席者(敬称略)
福川伸次(電通顧問)
安斎隆(アイワイバンク銀行社長)
入山映(笹川平和財団理事長)
植月晴夫(三菱商事地域総括部長)
大辻純夫(トヨタ自動車渉外部海外室長)
加藤隆俊(東京三菱銀行顧問)
谷口智彦(日経ビジネス編集委員)
鶴岡公二(政策研究大学院大学教授)
深川由起子(青山学院大学助教授)
工藤泰志(言論NPO代表)
松田学(言論NPO理事)
深川 だから、日本はすべてが異常なまでに遅いんです。さんざん遅くて、出し渋ったあげく最後はイエスと言うのですが、そのころには既にアナウンスメント効果が全然なくなっていて、だれにも感謝されなくて、全然外交効果がないんです。だから、やるときは一気に
今回は、「アジアの通貨・国際金融問題」というテーマで、加藤隆俊氏(元財務官・現東京三菱銀行顧問)と加藤暁子氏(慶應義塾大学グローバルセキュリティ・リサーチセンター研究員)からお話をうかがった後、会議メンバーによる活発な議論が展開されました。
言論NPOでは、World Economic Forum(ダボス会議)のアジア地区DirectorであるF. J. Richter氏を迎え、言論NPO理事会およびアジア戦略会議による「拡大アジア戦略会議」を開催しました。
今回は、「企業人の目から見た日本の対アジア戦略」というテーマで、植月晴夫氏(三菱商事地域総括部長)と大辻純夫氏(トヨタ自動車渉外部海外渉外室長)から、豊富なビジネス経験に基づくお話をうかがった後、会議メンバーによる活発な議論が展開されました。