トランプが主導する関税の世界は持続可能か

「トランプが主導する世界経済秩序は持続可能か」の議論には宮崎成人元財務相副財務官、木内登英野村総研エクゼクティブエコノミスト、河合正弘東京大学名誉教授の3氏が出席しました。

米国が築き上げてきた世界の自由貿易体制を米国自身が壊そうしているが、崩壊には至っていない

米国の第二期トランプ政権は世界各国に高関税を課しました。この米国の行動がもたらす影響に関してはまず、「第二次世界大戦後の米国が主導して築き上げてきた世界の自由貿易体制を、米国自身が壊そうとするもの」(木内氏)との見方が寄せられました。