2006年02月28日[ 政治に向かいあう言論 ]
思考停止と突然の行動によって一貫性欠落が許容されてしまう背景には、「それでも何とかなるし、何とかなってきたではないか」という茫漠とした、しかし実は根強い日本的思い込みが指摘できると思います。そしてこの思い込みは景気回復によってさらに強まった感じがします。
2006年02月26日[ 政治に向かいあう言論 ]
日本人の多くは自分たちは控えめすぎ、協調的で人の言うことをよく聞くと勝手に思い込んでいます。自己主張が足りないいのではないか、という被害妄想さえあるかもしれません。しかし、思考停止の間は実際には人の言うことは聞いていないのだし、自分でも考えていないわけですから、
2006年02月24日[ 政治に向かいあう言論 ]
経済的に国民のストレスが限界に達して登場してきた小泉政権は、深い分析とか積み上げとかがそれほどないまま、思考停止の後に突然行動する、という手法が多かったように思います。分析や積み上げの機会を与えると、官僚その他の「抵抗勢力」が入り込む可能性があるから、
アジア戦略会議では現在、日本の将来構想をめぐってこの会議で既に提案している様々な仮説についての再検証を行い、そこから新たな課題や論点を抽出しながら議論形成を進めています。
2006年02月22日[ 政治に向かいあう言論 ]
私はナショナリズムをあおるのは絶対にいけないと思います。まさに日本のこれからを考えると、歴史に学ぶことは多いと思います。かっての日露戦争が終わった後の日本の対処で、結局、その後の戦争、満州事変まで行ったと私は思います。
2006年02月21日[ 次の日本をつくる言論 ]
2月7日の言論NPOメンバーフォーラムは、日本学術会議会長の黒川清氏をお招きして開催致しました。
2006年02月18日[ 政治に向かいあう言論 ]
昨年、我々自民党は衆議院で大勝しましたが、その前までは、「自民党は小泉さんで終わり、賞味期限が切れるんじゃないか」という議論をしていました。ところが、あの選挙で勝ったことによって、11月に立党50周年記念大会をやったときには、大会運営のセッティングや照明、会場
2006年02月16日[ 政治に向かいあう言論 ]
私は、ご承知のように、小泉さんには、靖国神社参拝は辞めたほうが良いですよと、総裁選挙で約束したんだし1回目だけはしょうがないかなと、第1年目に総裁に呼ばれて意見を求められたのでそう申し上げて、8月15日は外してせめて13日にしたほうがいいんじゃないかと言いました。
2006年02月14日[ 政治に向かいあう言論 ]
今年の政治の世界はまぎれもなくポスト小泉の総裁選挙なんですが、私は、「誰がなるか」というふうに具体的な人名を入れた話は、本来は6月か7月ぐらいからスタートで十分だろうと思っています。なのに、マスコミの政治部は去年から、「4人のうちの誰か」みたいな話をやっています。