【メディア評価】加藤紘一氏 第3話「記事の賞味期限」


問題はこうしたアメリカで起こっていることの教訓が日本のメディアには感じられないことです。こうした問題はメディアに限らず、日本の政治全体の中で、現在、カウンターバランスが崩れていることとも無関係ではないと考えます。


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【国と地方】斉藤惇氏 第9話:「行政の役割と地方の競争」


構造改革は地方に進展させなければいけませんし、構造改革というのは生産性が上がるという回答を求めてやっていることだと思います。生産性が上がらないのであれば、いかにそれに構造改革という名前がついていても、それは構造改革ではありません。しかし...


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【メディア評価】加藤紘一氏 第2話「戦争の大義と情報のリーク」


アメリカで、この半年くらいメディアで盛んに取り上げられているのが、ブッシュ政権のメディアを通じた世論操作の実態でした。


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「メディア評価ブログ」立ち上げにあたって


そのためにも、メディアの役割が今、問われているように思えるのです。 
言論NPOを立ち上げた時に私は、「言論不況」を主張し、日本の言論と政策論議に質と緊張感を取り戻したいと言いました。

その後、メディアの中では言論やオピニオンに対する強い姿勢を打ち出すメディアも現れました。しかし、メディアの役割はそう大きく変わったわけではありません。多くのメディアはユーザーに判断材料を十分提起できないまま、ある意味では騒ぎに便乗し、この間の劇場政治の担い手にもなっていたからです。

不思議なことに、そうした動きを作ったはずのメディアが、最近では「権力とメディア」の問題を他人事のように論評しています。

言論に質と緊張感を取り戻すのは、ある意味で答えは簡単です。

政策論議やさまざまな報道をめぐって適正な競争が行われ、その内容に市場からのプレッシャーがかけ続けられることです。

政治へのプレッシャーは有権者が、メディアへのプレッシャーはユーザ-である読者や視聴者がかけることになります。

競争が質を伴う言論を作り出し、それらが、読者がこの時代に向かい合うための重要な判断材料となるためには、ユーザー側がメディアの報道の質を見分ける目を肥やし、厳しい評価をするしかないと考えます。

私たちが「メディア評価ブログ」を立ち上げるのは、実際にメディアが報じるニュースや企画には様々な視点や論点があることを伝え、「マスコミ報道の問題点」を指摘し、広く問題提起をするためです。

これまで私たちは言論ブログ、マニフェスト評価ブログを立ち上げて、私たちが行っている議論や評価を公開してきました。それに続いて今度はメディアの議論を取り上げ、読者や視聴者が質の高いメディアを選ぶ、そのための手がかりを提供したいと考えています。 

メディアの報道について、また私たちの提供する議論について、皆さんがご意見をお寄せいただけることを楽しみにしています。


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【国と地方】斉藤惇氏 第8話:"偉大な田舎"と道州制への期待


国の地方への財源配分システムがもはや持続可能ではない。そうしたことは誰でも気づいていると思います。だからといって、それをどう変えるのかは難しい問題です。いろいろ議論はあっても、今の状況を変えたくはないからです。


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【メディア評価】加藤紘一氏 第1話「なぜこの記事を評価するのか」


私が、メディア評価を担当するに当たってまず選んだ新聞の記事は、ここ最近、アメリカで報道が続いている、「イラクの大量破壊兵器開発へのブッシュ大統領の機密漏えい関与」に関する記事です。


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【国と地方】斉藤惇氏 第7話:「中心市街地の衰退とまちづくり3法」


まちづくり3法について言えば、私は畑をどんどん潰して大きなショッピング・センターを作るということには反対です。


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【国と地方】斉藤惇氏 第6話:「地方活性化のトータルデザイン(2)」


私どもがダイエーの店を1つ撤退させるにも閉鎖するな、置いてくれの大合唱でした。都市型大型店が閉鎖するというのは地元にとって大チャンスのはずですが、これがなくなると、町が寂れると言う。持っていかれることへの抵抗感だけで、それを利用して何とか新しい町を...


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【東奥日報】「言論」が日本を変える


2007年5月7日(日) 朝刊 「あすを考える」欄に掲載されました。


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