「強い民主主義」をつくるため、あなたの定額給付金を寄付していただけませんか

2009年6月12日

 私たちは6月1日より「あなたは、日本の未来のために、投票と納税だけで十分だと思いますか」という少し変わった呼びかけを開始しました。
 日本の政治は「未来」を語れず、課題解決に向かい合わず、その場の対応だけに追われています。
こうした日本の政治を私たちの力で変えていこう、という強い思いがあります。

 言論NPOが目指しているのは「強い民主主義」です。
 「強い民主主義」とはしっかりとした議論の積み重ねから政治が動き、有権者がそれを選択するという、緊張感のある政治が機能するような社会のことです。
その実現のためには、この時代に他人任せや傍観者になることなく、しっかりと向き合うことが大切です。
 それを私たちは、「参加」というキーワードで呼びかけようと考えたのです。
 寄付を通じて、私たちの活動に参加していただけないでしょうか。

 私たちは目前の選挙に向け、マニフェストの評価作業や、多くの人が参加できる政治との対話の舞台をつくろうと準備を進めています。
 これも、健全な議論の力で、日本の未来をつくり出したいという思いがあるからです。それこそが、民主主義の強いインフラをつくることだと私たちは考えます。

 5月28日より、全国の自治体で定額給付金の給付が始まりました。すでに受け取られた方も多いのではないかと思います。
 しかしこれは、私たちが納めた税金が、膨大なコストをかけて、単に再び私たちの手に戻って来ることに他なりません。
 このようなばら撒きだけの甘い政治は、許すべきではないと考えます。
日本の政治が未来に向かって行けるような強い民主主義を実現するため、私たちにそのお金を使わせていただけないでしょうか。


 言論NPOは6月より、インターネットを通して簡単に寄付ができるクレジットカード決済システムを新たに導入しました。

ご寄付をいただける方はこちらからお入りください