今回の総選挙では自民党が安定多数を得て、自公連立政権が復活することになりました。あなたはこの結果にどのような感想を持ちましたか。

2012年12月17日

今回の総選挙では自民党が安定多数を得て、自公連立政権が復活することになりました。あなたはこの結果にどのような感想を持ちましたか


そのように答えた理由を簡単にお書きください。

とても満足している

○実力と安定感のある党だから。
○現実的な対応を進めてもらえそうと期待している。
○経験と実行力及び自民党党内の意見集約力がある。日本を強くするという意志が感じられる。
○安倍総裁に戦後レジームからの変革を期待している。
○日本は保守が政権を取っているのが一番平和である。
○①わが国の経済力を早期復活に期待②世界貿易の進展。TPCの加盟研究促進③他国に無い海上領海問題④更に国土売買に関する条約や憲法制定(森林や山林が安価な価格にて外国人に保有されている清水の資源に盗られてしまい日本人は飲む水が無い。飢餓の国に成るのが怖い)
○今次総選挙の最大の論点は、国民を騙した政党にいかほどの制裁を加えるか、であった。十分に総選挙の意味はあったと言える結果となった。
○現実を見据えない、夢ばかりの意見が少数だと再確認できたから
○民主党離党者が殆ど落選、「反対だけして決められない政治」への有権者の拒否感が明らかに示された。
○衆参ねじれ減少が続き、重要議案がなかなか決められなかった状態から、抜け出せた。
○自民、公明は政権与党としての訓練を経ているから。
○敵失、消去法による自民党復帰ではあるが、今までの3年余りの民主党政権は お粗末過ぎた。自民党は、この間の辛酸のなめた野党体験を教訓として、国民の政治への信頼を取り戻す政治をしてくれるように信じたいので・・。
○実行力が高まるから
○集団的自衛権の容認、憲法改正とりわけ憲法第九条第二項の削除に向けて大きく前進したから。
○政治の安定が期待できるから。


満足はしているが、今後に不安がある

○維新がのびなかったから。
○自民党の議席数は獲得票数に比して「過大」であり、国民はそこまでの信認を自民
○党に与えていない。
○自公政権は政権担当能力はあるが、かつてから変化したかどうか見極める必要があ
○るため。
○経済金融政策に関して規律が働かない可能性がある。
○自民党という政党は党内に矛盾した政策集団を抱えつつも、最終的にはその時点での最適解に向けて合意し、党としても破綻しない政党であることを評価している。そういう意味では今回の衆議院選挙においては致し方ない選択であっただろうと考える。しかしながら、有権者の選択肢としてオルタナティブを持ち得ない政治は将来に不安を残す。
○ここまで日本の国家(政治・経済・外交)を毀損してしまった状況を果たしてどこまで回復できるだろうか。自民党の政策のすべてに賛成するわけではない。
○安倍さんの排他的な考えの怖さ
○自民党政権は、三年前の派閥政治に戻らないことを望む。
○自民党が果たして民主党政権時代に行われた転換政策(改革)を引き継げるかどうか、公明党との連立でその路線に引きずられることはないのか、また、自民党として既定路線を覆して巻き戻しを図るには、第二極・第三極をどう巻き込めるかもポイントになるので、自公連立政権の復活ということだけでは不安となるところが多い。
○直近の5年~10年おいて、納税者である一般国民がもっとも強く期待しているであろう分野がいくつかあると思います。 (1) 経済政策、金融政策、雇用対策 (2) 国土・国民を自分たちの手で守る基本政策を打ち出すこと、憲法改正、安全保障 (3) 高齢者と福祉政策 (4)教育と少子化対策 (番外)震災復興支援。これらの政策について、財源に関する議論を十分に経た上で、政策と理念において一致している人々が構成する与党であり、政府である必要があると考えます。自民党と公明党の連立を、小泉政権時の負の遺産だと多くの国民が認識しているはずです。その認識はさらに広がっているはずです。なぜなら、(2) において当初から両党の見解の大きな相違があったまま先送りされたところで、この数年、尖閣諸島と竹島の事柄が急速に国民の関心を集め、日本国民の北朝鮮への拉致問題とセットで、「国民」「国土」という主権への関心が非常に高くなっているからです。日本政府が、強固な政治的な意志とともに「国民」「国土」を守る具体的な方策を国民に提案し、国民へ説得的な説明をし、国民的な議論を経て方策をフィックスし安定的に運用することが、今ほど望まれているときはありません。その中で、自民と公明の連立は、国民の期待に応えるような問題の設定や取り扱いをせず、アメリカとの関係に依存してごまかす可能性がある。それは長期的な日本の不安材料にしかならないでしょう。
○政策的に、急激な、右翼化を目指す傾向があり心配です。しかし、前の民主党は、政府の体をなしていなかったので、当然の結果とは思っていますが、山積の問題に対する解決方法はまだ明白ではない。
○3分の2以上の安定多数を得た政権が成立したことは,政策が政治のカードとして使われ安定的な国の運営ができないという状況を回避できる点で歓迎。ただし、安倍政権が果たして様々な課題を解決するための政治的判断ができるか不安がある。自民党政権の誕生は国民が自民党を支持したからではなく、民主党への批判の反動の結果だと思われるため、世論やマスコミが今後また同じような与党批判に走り,自民党が人気を取るためだけの政策しかできないのではないか、果たして腰を落ち着けて長期的な政策を実施できるのか不安がある。
○安倍新総裁の下で、党内結束が長続きできるかどうか。危機の時には結束できる自民党、勝ち過ぎの驕りが出ないことを望む。
○かなりの有権者は前回と同じく消去法、あるいは民主党に対する失望から自民党を勝たせた。3年3か月のパフォーマンスに対する批判票で、今後の政策が十分考慮されていないきらいがある。
○自民党内でもTPP、原子力など経済政策に相違がある。憲法改正問題で経済政策が十分に議論されない恐れがある
○消去法による結果であって、自民党を信頼したり、期待しての投票でないから。現時点では自民党も殊勝なことを言っているが、時間がたてば数の論理で押してくることは目に見えており、国民の本当の意思とは異なる方向に向かうことが怖い。
○政権の体をなしていなかった民主党からの移行は歓迎。自民党の掲げる政策の大きな方向性には共感を覚えるが、土建国家の復活ととられかねない公約や消費税増税など必要な決定の実施について躊躇がみられるなど、具体的な施策については、疑問なものもある。
○安倍さんの対中外交。3年前のスタンスに期待したいが・・・・。
○自民党の政策(とくに経済、外交)の具体的進め方が不明瞭だから。
○参議院選の結果で衆参が捻れる結果になれば、状況は変わらない。新政権(連立、政策連携)の立ち上げ(期待感の醸成)から参議院選までの流れが非常に重要となる(特に、組閣と予算編成)
○自民党が安定多数を得たことで、参議院との確執からの不確実性は一応払拭された。一国の首相が毎年のように交代することに歯止めがかかると期待できる。しかし、民主党の自壊を安倍次期首相が自らの政治理念の結果と誤解し、国民受けを狙って、金融政策、外交政策で派手な「急進策」に走る危険もある。
○民主党の失政を踏まえると自民党の勝利はある意味当然のことであり、今後の日本の舵取りには自民党が担うのが良いとは思うが、あまりにも大勝なので数にものを言わせた傲慢さが出てくるのが心配である。
○1)せっかく3党合意という新たな枠組みが出来たのに、自民党が大勝したために、与野党を通じた政権再編の動きが停止してしまう。2)3年間の与党経験で、それなりに「政権運営のあり方」を学習した民主党が大敗し、代わりに再びシロート集団である「維新」が躍進した。(責任政党になり得るか不安)。3)日本人の投票行動は、振り子のように大きく触れる傾向にあるため、来夏の参議院議員選挙では自民党が大敗する可能性があり、いつまで経っても政権が安定しない。
○自民党はまとまって前に進めるのか?と言う不安
○大きく振り子が振れたあとの反動が心配
○外交面で、特に中国との関係を上手くさばけるか若干の不安がある。
○低投票率に示される政治不信。
○満足な点: ①失政続きの民主党政権の終焉。安定的な政権は混乱する日本には不可欠②スピード感のある政策実施を期待。今後の不安:①右翼化の動き。維新との連携。日中関係の更なる悪化。その結果としての世界での日本地位低下②古い政治の復活。公共事業ばらまき政策。さらなる財政悪化の可能性③日銀への介入、インフレターゲット、量的緩和に伴う予期せぬ副作用。
○ふらふらしてきた日本の政治に安定多数を得た事と、自壊した民主党への国民の怒りの鉄槌が結果に表れた事。
○外交の右傾化、農業問題、改革の棚上げ、TPP対応の遅れ。
○自民党の政策が明確でなく、実効性があるかどうか疑問。
○自民党の勝利で政策推進は進みやすくなるが、勝ちすぎで連立の中身がチェック機能を停滞させ変わったり、おごりの議員が出てはこないか心配
○勝利は民主党のミスによるもので、自民党の能力は未知
○国防軍構想、対中国に対する外交姿勢に不安。戦争だけは回避しなければいけない。
○TPP反対、その他自民党内の改革反対勢力が温存されたこと
○昔の自民党政治の復活か。
○自民党が以前のような議員の地位保存の集団から、将来の我が国を考えた国家戦略を立案・実行し又自己犠牲も厭わない集団に変っているかどうかが未だ解らない
○景気・TPP参加・国防少子高齢化など難問山積み
○内閣の人事の顔ぶれがどのような組閣になるか不安
○マスコミの論調などによっては、適切な政策がなされにくい可能性がある。


満足はしていないが、やむを得ない結果である

○理想と現実には差があるのは普通のこと
○自民党が旧来のやりかたから変わっているとは思えず、3年前までの失政の記憶も新しいが、他にどこもない、ということだと思うから
○消去法で自民党に投票した人が多いと思う。
○振り子が振れた。有権者は選択肢がなくて困った。
○あまりにも自民党に集中し過ぎている結果となる。現在の選挙制度では、振れが大きすぎる。
○民主党の失敗を真正面から考えると、「政権担当能力」という言葉に行きつかざるを得ない。12政党の中で、その能力があると期待できるのは、現時点では自民党しかなかった。自民党に不安も不満もたくさんあるし、前回2009年選挙で指示を失った原因を直視できているとも思えないが、民主党よりまし、第三極よりまし、という観点ではやむを得ないと考えるしかない。
○民主党政権は、野田内閣になってからは、指導力を発揮し、成果を上げつつあったが、一貫して党内のガバナンスが効かず、政権与党としての体をなしていなかった。その批判票が、長い与党経験のある自民党に集まることとなった。
○今回の選挙結果は民主党ではない政党が選ばれるという、消去法的選択の色合いが強いものと想定される。よって、素直に今回の結果が国民の意志とは言えないのではと考える。
○内閣関連、政党構成、政策実施関連、などいろいろと、頻繁に変わる政権運営にはがまんできません。
○憲法改正(国防軍創設)、日銀国債引き受けなど戦後民主主義、市場経済の原則から逸脱しかねないため。
○民主への懲罰と、選挙互助会丸出しの第三極、本来は大事な国政選挙のメイン争点にもならない原発問題を好んで争点にしたがった中小野党の不甲斐なさ、それら「敵失」のもたらした消極的大勝
○関心が持てず白黒つけがたい一般の気持ち。
○結果的に野党がいなくなった。また政界再編が行われるのであろうが、自民党には国民目線の政治を期待する。
○消費税増税、社会保障改革、TPP参加等に対する野田総理の推進意欲を評価しており、続投を希望する気持ちがあったが、分裂する民主党では今後の推進が危うかったため、やむを得ないと認識している。
○民主への失望感が強く、第三極がまとまりきれなかった。特に日本維新の会が太陽の党と合体し、主張があいまいになった影響が大きい。
○民主党の失政、第3極の混迷がある以上こうした選挙結果が出るのは当然である
○自公でこれだけの大勝は、支持率から考えても本来ありえない。この結果は、振れ幅が大きくなる今の選挙制度の問題だと考えるから。
○時計の針を3年前に戻したような選挙結果であり、残念である。これでまた、公共事業復活。都会のサラリーマンから金を搾り取って、地方の土建屋を設けさせる仕組みが復活である。
○安定多数でも、参議院の戦力バランスのため、またこれまでの選挙協力のしがらみからか、相変わらず公明党と組む事に疑問を感じています。また、このようなドラスティックな変化が3、4年ごとに起きるのでは、2世議員など強い地盤を持つものが以外政治家を育てて行くことが。
○せっかく民主党に政権を与えたにも関わらず満足な国政を行うことができなかったので、このような結果になることはやむをえなかった。しかし自民党が圧勝したことは予想外で、また元に戻るのではないかと恐れる。現在の選挙制度は、ポピュリズム的な風評が増幅する傾向が強く、国政運営を難しくしている。最も心配しているのは、外交である。どのように舵取りをするかが、日本の浮沈を決めることになる。
○民主党および第3極政党による政権運営は、現状では国益に反するから
○首相になるであろう安倍氏の軽さが圧勝でおごりになってかえって墓穴を掘る懸念を感じる。また、沖縄を除き今日国難を招いた大きな責任は自民党にもあり、鳩山、管氏の稚拙な政権運営をやっと脱し小沢一派の離脱も実現、少しまともさを取り戻しつつある民主党の政権運営に対しもう少し冷静な目が必要だった感はあり。結果を見ると日本国民のバランス感覚の欠如が感じられる。
○月並みですが、やはり民主党への逆風が、消極的ではありますが「自民党」と有権者に票を書かせたのだと思います。また前回と違い、新人候補の当選が少なかったことも、やはり経験のある人にやってもらおうという意思の表れかもしれません。ただ、今回「日本維新の会」が特に大阪を中心に躍進したことは特筆すべき点なので、力ある「第三極」の発展への足がかりにはなったと思います。
○デフレ脱却を経済政策の最重要事項としてきた「みんな」が躍進し、「安倍自民」が勝利したことは、有権者の選択として妥当なものである。マニフェストによって過去の実績の蓄積でなく未来を約束することを政治力の源泉としてきた民主党が、マニフェストを遵守できないまでも、有権者に向き合って説明する拠り所としてこなかったならば、支持を失うのは当然である。
○本当の意味で政策と予定実行プロセスをしっかり議論を戦わせていない中でのこの様な圧勝は、他にチェック機構が存在しない中で非常に心配である。しかし、制度上こうなるのは仕方なかった。いわゆる第3極が大きなうねりをつくり出せなかった、準備不足であろう。その点自民党はしっかり準備をしてきたというところだろうか。
○民意を反映した結果と言えないから(小選挙区制、低投票率)
○3年間の政権運営により、民主党の政党としての脆弱さ、まとまりのなさが露呈していたことに加え、その内部分裂も加わって非自民勢力が分散されたため、自民党にとっては戦わずして勝てるような状況になっていた。
○実務能力がある
○深刻なデフレと震災という、国難に直面する中、浮き足立つ政治の動きを嫌気し、安定を求めた結果ではないか。
○民主党の党内不和が招いた結果。他に替わる第一党が自民党だったということ(消去法)
○民主党に任せられないことは明白、第3極も今後の国政レベルでの行動を見る必要がある。したがって今回は自民党に委託した。ただグローバルな状況も踏まえた経済対策の起案・実行が当面の喫緊課題の1つだが、公共事業のあり方やTPPなどについて自民党が旧い考え方や体質から脱皮できるかどうか、また一致団結して強力な政策遂行体制を構築できるかどうか不安がある。
○自民党が政権担当能力があるというよりも、これ以上民主党に任せておくわけにはいかない、との選挙結果と受け止めている。
○小沢一郎氏が多数の党員を引き連れて離党したことが、この結果を招いた大きな原因と思う。やむを得ないと思うが、日本の民主主義にとって、不安である。
○自民党が安定多数を得るだけの支持を受けたとは考えられず、他の選択肢がない上での結果に過ぎないため
○民主党があまりにもお粗末であり。また第3極も信用できない以上やむをえない結果である。
○一度力不足で政権を放り投げた(印象の強い)安倍氏がリーダーで、しかもお友達内閣にちかいものとなりそうであることを考えると、難局と乗り切ることができるか疑問。あまりの圧勝に彼らが気をよくし、今求められている、明確な政策と意思、実行力を持つ政党を作る方向での、政界再編が遠のいてしまいかねない懸念がある。
○自民大勝というより民主否定での消極的選択であり、国の大きな舵取りを変えていこうという熱気は感じられない
○小選挙区制は、二大政党制を指向するための制度ではなかったのか?比例区では、さほどの%を取らなかった政党(自民党)が合計で300近い議席を取るのが制度矛盾であろうと思う。
○それ以外の選択肢がなかった。
○民主党には投票できないが、新規に組成された党も信頼度が不明のため、消極的に自民党に投票せざるを得なかった。
○自民党は他よりましな政党ではあるが、政策的にも体質的にも問題を抱えている。
○そもそも、連立ありきで進めているが、そもそも連立の必要があるのかを問うてみたい。
○安倍発言による選挙直前の株価・円安で自民に投票した有権者が多数と思っている。やがて企業業績発表や米国の動向により経済が停滞したとき、一斉に失望感に包まれると思う。しかし、民主やその他の政党の政策に良いものがなく、やむを得ない結果と感じている。
○戦後長らく自民党中心の政権が続いてきたが、このわずか3年程度でも民主の批判ばかりして国会運営に協力してこなかった自民党中心の政権に戻るのはとても心配である。
○投票率があまりに低かったこと。民主党に対する否定による結果であり、前向きな期待の声によるものではない。
○安倍総裁が言っていたように100%信任ではないということ。民主が駄目だからということの選択であると思うから
○3年間の民主党も不甲斐ないが、改革努力は認めてあげたい。ただ、その前のツケを作ったのは自民党だから、このままお願いしますとは言えないですね!
○日本人全般に政治への関心、知識がないため
○施策に対する懸念がいくつかある。
○選挙結果がすべてであるから。
○現状、政策決定・遂行能力の見込まれる数少ない政党だから。
○自民党による一党独裁に近い状況になり、多様な意見の反映ができなくなる可能性が高い。多数決で可決できてしまうのが危惧される。
○多くの有権者は「民主党に対する批判」で一致していたから。
○戦後60年余り政権与党が固定していた。国民の意思で政権交代を実施させた。この時、実施できないマニフェストを見ての投票となったが、今回、マニフェストの表現が言い逃れがし易い内容となったのは残念。
○第三極といわれる政党がどれも未成熟で、国政の主役を任せるほど信頼しておらず、自公政権への牽制役となってもらえればよい。
○前の政権交代と同様、民主党に対する審判であり、積極的な選択ではなかったから。
○3年半の民主党政権に対する不満の表れ
○小選挙区制の下での多党分立選挙の結果とは言え、民主党の凋落ぶりはショックである。自民党は、民主党の失敗を前向きに捉え、新しい政治を形成してほしい。
○単なる消去法。選択肢・判断材料が少なすぎた。
○政権党に成り得るやむを得ない選択
○復活した自民の顔を見ると不安だらけです。
○民主党は大臣ごっこをしているみたいで緊張感もなく政権を任せるにはあまりに危ういため。野田前首相は一定の評価ができるが、党として組織の体をなしていない。
○維新の会・みんなの党等がもう少し議席を取ったほうが、日本人がこの大事な約4年間、議論を進めていく上で、必要な改革を進めていく上で、いいと思っていた。選挙前、安倍氏は単に自民党が、『日本を、取り戻す』とした。"政権"は予想通り、見事に"取り戻し"たが、3年前から自民党の議員は成長しているか、必要な改革を進めることができるか、政策を実行できるか、とにかく問題はこれから、であると思うから。
○公共事業に依存した経済成長政策による財政悪化の危険性、自己責任思想に基づく社会保障政策の組み立てによる格差の拡大など、不安の要素が多い。心中主義的な発想による社会の安定、経済の安定はますます難しくなっていくだろうと思うからである
○自公で325という議席数が憲法改正や、参院の反対があっても法案成立に道を開くため。
○第2党は、政権党に対して牽制の意味からも、もっと均衡した勢力であって欲しいが、民主党の今までのだらしなさと小選挙区制の宿命(?)から、やむを得ないと思っている
○自民党は前回選挙での敗北の反省がまだまだ足りない。
○重要な政策があいまいである


心配な結果である

○選挙民が100人だとして選挙というか政治に興味のある人は79人くらい。自民
○党に入れた人は25人で民主は13人、維新は7人くらい自民の25人と維新の7人の中でウヨっぽいのは10人程度。この10人の方向に縛られる怖さ。
○失われた20年に逆戻りが心配。
○各候補の得票数を見ると、自民党圧勝の結果とは違う民意が見え、有権者の民意とは違う結果になったと感じる。
○そもそも、毎週恒例となった反原発集会に象徴されるように脱原発が大勢の国民の意思。今回の選挙結果は民意が反映されているとは思えない。
○右傾化による外交、原発問題への影響
○自民党の政策は全般的に、既得権益者を保護するような方向性に見えるので。 また、自民党である限り(といっても他の党だったら進むのかというとそこも疑問ですが)女性の社会進出も進まない。
○国民の主たる要望「脱原発・TPP慎重・増税凍結」が反映されるとは思えない。
○民主党に鉄槌を下す一票が、自民党のイケイケ体質を加速させる恐れが強いから。
○結果が偏り過ぎ。
○日本の右傾化。昔ながらの自民党の復活
○原発、憲法の扱いについて、多数の民意が反映されているとは、到底思えない。
○極端な右傾化。
○政治を任せられる政治家、政党がいないため
○前回変えてみたけどダメだったから元に戻しておこうという姿勢に感じられ有権者の意識に変化が乏しいと思うから
○自民党党首には政権を放り出した過去がある。再び、同じことをしないか懸念がある。 国防軍創設をマニフェストに掲げていたことも心配している。中国は今回の選挙結果に警戒感を強めており、余計な外交問題を起こさないか懸念がある。
○沖縄普天間基地移設の課題がなおざりされ、単に「日米同盟の深化」なるスローガンだけが乱舞する心配がある。沖縄県の投票率が低いのは気にかかる。
○もし、憲法改正や自衛隊の位置づけの変更などがなされた場合の平和的外交に、大きな危惧を感じる。
○憲法9条を改悪して、徴兵制が復活し、戦争が始まるのではないかと不安です。また、戦争をしたがっている石原が率いる維新が自民と同じくらいの議席をとったのが、個人的には信じられません。
○自民党に対するポジティブな評価でなく、民主党に対するネガティブな評価の結果に過ぎないのに大勝しすぎ。
○毎度のことながら、総得票数と議席数のアンバランスが甚だしい。
○想定に近い結果だが、リベラル勢力が大きく後退し、右傾化が進みかねない状況に強い危機感を持つ。衆参のねじれがあるとはいえ、衆院での野党勢力の著しい弱化が審議の形骸化につながらなければいいが...。
○小選挙区という制度上の特性が原因とはいえ、あまりにも民意の振れ幅が大き過ぎると思う。真に必要な継続性のある施策の実行、継続性のある政権の運営ができるのか疑問。どうしても目先の人気を取るための施策が優先され、ポピュリズムに堕さないか懸念が募る。
○私は自民党の政策が評価された結果ではなく、民主党に失望し、他の政党に政権担当能力があるかないかという判断もあって、他に選択肢がなかったことが勝因でしょう。 一番心配なことは、憲法改正に積極的な発言が続いていたにもかかわらず、結果的に国民がそれを認めてしまったことです。国民の権利を守る法律である憲法を、充分な説明なしに変えてしまうことは許されません。政権の都合が重視され、国民の生命が容易に危険にさらされるような改憲が行われないように、しっかり監視しなければなりません。現状をチャンスととらえて国民的議論を起こし、民度を高めていかなければこの国の未来はないと思いました。
○何よりも右傾化、産業界の言いなりによる原発再稼働の積極推進、更なる赤字国債の増大、不必要な公共投資等々によります。
○獲得投票率と議員数のアンバランス(支持を得てないのに安定多数はおかしい)
○3年前までの自民党と本質的には変わっていないから。
○自民党の当選者には、復活組が多く、中には町村氏のように、病気でまともな選挙運動も出来なかった人が通ってきている。またあの旧い政治風土に逆戻りしないか、心配。
○スイング幅が広すぎる。もっと政策本位の選挙にならないと、有権者の責任を果たしたことにはならない。
○これまでの自民党の姿勢を鑑みるに、おそらく熟議を重ねず、力でねじ伏せていくことでしょう。三つ子の魂百まで、そうそう本質は変わらない。日本国民にとって、無駄な時間を過ごすことになりそうです。
○安倍政権は右翼化しおり、対中国、対アジアの外交の火種になることが懸念される。また、現在の原発を造ったのも自民政権で、今後その陰部をひた隠す懸念がある。
○選挙で毎回、振り子のように結果が極端に振れる結果に驚いています。自民も民主も公約に大差なく、TPPなどの重要な問題に対して党内に賛否両論がある状態で、政党政治が機能していないと思います。有権者が政党や公約を支持して投票するというよりも、現状が嫌だから違う方に投票するというおおざっぱな心理で投票しているのではないかと思います。単に消去法的心理が集まった結果ではないでしょうか。
○自民党が掲げる外交面の政策に不安を覚えるため。
○今回は選ぶ対象となる政党がなく、選挙をすること自体が辛く、その結果として個人としてはどうしようもない焦燥感にとらわれている。
○安倍総理の言動を見る限り日本の将来を託して良い人物か非常に心配。
○自民党の勝ちすぎ。特に、安倍総理の考えに不安がある。
○安倍政権のもとで右傾化が進み、やがて中国に劣らないファッショ国家になるおそれが否定しきれない。
○前回民主党圧勝のときと同じように、多くの国民は、政策を選んで投票しているのでなく、雰囲気で選んだだけのように思うから。消去法の選択のため。
○自民が勝ちすぎた。国防軍、改憲が進む可能性がある。
○愛国心を煽るような形で勝利したから。自民党自体は、右と左が混在しているが安倍政権は右に行かざるを得ないと思えるので。
○自民党の外交政策、防衛政策は国民の信を得たものとは言い難いのではないか。民主党の実際の政策運営に対する強い反発が極端な結果を招いたのであって、そのまま彼らが言ったことを実施して社会が混乱するとまた極端な結果が生じないか気がかり。経済対策についても国際的な日本国家への信認が揺らぐことの内容に祈りたい。
○安倍自民党の圧勝と日本維新の会の躍進による右傾化の懸念。
○愚か過ぎる選択。国民は、前回の衆院選で自民党にNOを突き付けた。その時の自民党と現在の自民党の構成員に大差は無い。結婚で言えば、自民党と離婚し、民主党と再婚していたにも関わらず、また離婚して元の自民党に戻ったようなものだ。
○外交の問題として、安倍さんのメッセージから、強硬路線が予想される。大衆を扇動するメッセージだけで我々は動いているという有権者(国民)の政治に対する関与の弱さが表れた結果だと思う。
○民主党政権の反動=右寄り・憲法改正ではないのに、その流れになることが怖い。
○民主党政権に国民がNOを、全国政党は、自民党、共産党、公明党ぐらいで、300候補を立てない民主は負けるべきして負けた。
○「この国のかたち」の選択肢のない国政選挙。あるいは、相変わらずの格差拡大の成長路線に誘導された選挙結果にシフトするであろう新政権の政策に、第3、第4の「敗戦」を予期します。
○憲法改正、軍拡などタカ派路線への傾斜が懸念される。
○反省を知らない自民党に票を与えすぎた。右傾化、原発、増税が加速度的に進むことが懸念される。
○野田氏は自民党の過去の負の遺産の解消に努力しつつあったから。
○自公で325議席と参院で否決された法案を再可決できるようになったので。乱用を懸念する。
○右傾化の流れが加速される懸念がある。自民党の公約、どれをとっても具体性がなく、実現可否を判断できない。
○財政再建の放棄により円への信頼喪失が拡大、自己防衛の意識増大で対外的圧力増大と日本国民への教育など右傾化がすすむ。
○歴史の経緯、地理的位置、経済...トータルで見て中国との関係が非常に大事なのに、自民党に関係改善の意志があるか不安である。日中韓連携は日本に欠いてはならない方向性だと思う。アメリカとは対等であるべき、従属ではよくない。
○最高裁判決で現行の衆議院議員選挙が違憲の状態のまま実施され、民意が反映されていないこと(今回の選挙は、あくまでも、民主党が予想以上に失政を重ねてしまった結果、自民党に票が流れただけであり、自民党が支持されたわけではないにもかかわらず、衆議院で簡単に与党になってしまうような選挙制度)。
○考えられうる...いや、考えられない最悪の結果。「やっぱり、何となく自民」と選んだ人の心情がサッパリ理解できない。身の回りやネット等での実感と真逆、世間一般の本音とのギャップに驚き。
○自公民社維新の圧倒的多数による前のめりの民意を無視した、政権運営が強引に行われることを心配する。
○政策論争が機能していない。
○元に戻るのではないかという心配。原発推進。中国等との関係悪化。
○原発再稼動、消費増税はもとより、憲法改正、国防軍、徴兵制も可能となる環境が整ってしまいました。
○小選挙区制度の限界を感じた。それと重ねて weak party discipline の有害さと比例代表制の重要性を肌で感じた。
○バブル崩壊以来、何度も財政出動し公共事業を増やしながら、財政赤字を積み上げるのみだった。今また国債増発し国土強靭化と称して公共投資をするという。人口も減少傾向で、国の将来ビジョンに不安を抱いているから国民は消費を増やせないにも関わらず、正に元の木阿弥で学習効果が聞いていない。デフレも経済構造の変化(輸入物価下落)によるが、国民は難しいことはわからず、自民党の「景気をよくします」という、聞こえのよい政策標語に踊らされた。
○自民党の憲法案を見てまるで戦時国のようだと大変不安に思っていたから。そして有権者は自民党を支持したわけではなく民主党を拒否しただけだと思うから。本当に自民党の政策や憲法案に賛成して票を投じた人はごくわずかだと思う。
○憲法改正(悪?)、国防軍の設置などを公約に入れている自民党の大勝は、戦前の第2次大戦に向かっていたときの日本はこうではなかったのかと想起させます。
○今までの政党に戻したら、誰も今の状態を問題視せず、何も変えられない。
○自公政権、安倍政権をチェックできる勢力が実質的に存在しないのではないか。次期参院選で今回と同様の結果になれば、その懸念はさらに増す。
○小選挙区制度に基づく「悪い結果」が、今回も明確に表れたから。
○軍備強化、原発温存。
○民主党政権以前の自公連立政権の悪印象がぬぐいきれない。
○右翼的傾向が強い。日本会議などで国家主義的な新興宗教団体との関係が強い。
○自民の復活、維新の躍進によって憲法改正への道が開かれたこと。憲法改正(自民党案)の問題点は、国防軍創設のみならず、国民に憲法尊重擁護義務を課す等、およそ、近代西欧国家のスタンダードを大きく逸脱するもので、この改正がなされると、日本の将来に取り返しの付かない禍根を残すことになるから。
○原発推進、憲法改悪、好戦的、徴兵制、大企業優先、など。
○投票率が低いなかで、自民党の議席数が民意を反映していると思えない。
○衆議院全体が「保守」政党で占められる観を呈しており、バランスを取る上でもリベラルな考え方の政治家/政党が存在していることが、日本の社会および政界には必要だと考えるから。
○政治への関心の高まり、ではなく、今回の結果は「無関心の現れ」でしかない。この3年3か月の民主党の迷走ぶりへの批判が、自民党に戻るということ自体、理解できない。維新への国民の支持も、何を期待しているのか理解できない。小選挙区というシステムは、日本にはなじまないのではないか。
○加藤紘一氏すら落ちる"リベラル・左派粛正"と維新の躍進を受けた外交・改憲や行き過ぎた新自由主義・福祉破壊。
○野党の声がまったく届かないのではないかと心配。
○原発推進、平和憲法改憲、消費税増税、公共投資など国民のためと思えない政策が目白押しだから。
○昭和時代の55年体制に戻るのかという懸念。それは国民の政治に対する積極的な受動姿勢を生んだ印象があり、衆愚政治になりはしないのだろうかと感じる。自民党が過去の政策に縛られて未来まで殺してしまうような暴走を止める必要があるように思う。
○右傾化。
○官僚機構と常備軍、この二つがなければ国家は機能しない。そのうちの一つ官僚機構が機能不全に陥っていることに対する解決策を提示した政党がない中での選挙は、むなしい。自民党の政策も実体がない。それが低い投票率のもと、圧勝し政権に就くとは、民度の低さを象徴しているとしか思えない。
○自民党も経済政策に明確な方針がない。変化の大きさは小選挙区のせいかもしれないが、飽きやすい、流れやすい国民性を感じる
○一極化の横暴が、再び起こる危険性がある。
○右傾化傾向による国際社会における幼稚な政策決定の懸念、と公共事業投資200兆円 財政破綻に向けてまっしぐらの感です。国際社会での孤立化と財政的な困窮、そして軍拡的風潮。なんだか嫌な空気を感じない人がいないと思います。
○自民の国家優先、国防優先的な政策に賛同できない。また、あまりにも極端な得票にも不安。
○国内の様々な問題は、自民党政権の下で生まれた。昔にそのまま戻ることが心配される。
○非常に右寄りな傾向の強い政策が自民党のマニフェストには書かれている。また、経済政策の実効性についても不明確。
○まともな議論もなしに一方的な政策が数の暴力で行われる危険性がある。
○あまりに一方に偏りすぎ。
○右傾化が進む→関東大震災後の昭和前期の再現。
○自民党が勝ちすぎた。公明党という重しがあるとはいえ、右翼ばねが働くと戦争の可能性も否定できない。
○民主党への失望感の結果でやむを得ないと言えるが、それにしても勝ちすぎで心配。
○政権担当能力を持つのが自民党だけという実態にあるから。
○自民党の勝ちすぎ。特に、安倍総理に対する、不安があるため。
○来年の参議院選挙の結果次第で、「民意」と称する「強権政治」になるのではないか、不安になる。
○民主党の政策遂行ガバナンスに限界を感じた。
○あまりに結果が極端であるから。現在の自民の政策に不安もあり、ここまで圧倒的であると、カウンター軸がなく暴走しかねない。

いずれともいえない

○社会の安定化を望んだ結果であり、民主党が従来路線の否定を行ったものの、外交や経済面での不安定化をもたらした(あるいは、そのように感じさせた)のは事実なのだから、このような反動は仕方が無い。本当に社会が安定するか見極めたいと考える。
○自民党の圧勝が予想外であったため。
○今回の結果が満足できるものかどうかは、10年後、20年後の日本社会がどうなっているかで判断するしかない。ただ単に結果として受け入れるしかないと考えている。
○極端な結果がでる制度自体に対して今後の成果がどうなるのであろうか。

わからない