【vol.113】 「言論NPO設立3周年記念パーティー」報告

2004年12月28日

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■■■■■言論NPOメールマガジン
■■■■■Vol.113
■■■■■2004/12/28
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●INDEX
■ 12/15「言論NPO設立3周年記念パーティー」報告

●TOPICS
■ 1/14 (金)「第10回 言論NPOフォーラム」のご案内


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■ 12/15「言論NPO設立3周年記念パーティー」報告
               場所:日本記者クラブ 10階 レストラン・アラスカ
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     盛会だった言論NPO設立3周年記念パーティー
       各界から約230人が駆けつけ祝辞や激励のあいさつ


言論NPO(代表・工藤泰志)は、12月15日夜、東京日比谷の日本プレスセンター内のレ
ストラン「アラスカ」ホールを借り切って、設立3周年記念パーティーを開きまし
た。パーティーには企業や大学、シンクタンクなどの関係者、官僚OB、政治家、
ジャーナリストら約230人の人たちが年末の多忙な中で、駆けつけてくださったう
え、祝辞や激励のあいさつを頂戴し、誠に盛会でした。

パーティーは、午後5時半から約2時間強にわたって行われました。

早稲田大学教授の川本裕子さんの総合司会で始まり、言論NPOアドバイザリーボード
の小林陽太郎富士ゼロックス会長がまず、開会のあいさつに立たれました。

小林氏は、「論争東洋経済」誌の元編集長だった工藤代表からの呼びかけで、言論
NPOのアドバイザリーボードにつくことを引きうけた経緯を話された後、いま、日本
で健全な言論が出来上がっておらず、さまざまな分野の人達が志をもって参画した言
論NPOの存在は極めて貴重であり、引き続き応援していきたいと、力強い激励のあい
さつをされました。

このあと同じく言論NPOアドバイザリーボードの北川正恭早稲田大学院教授(前三重県
知事)があいさつに立たれ、政党のマニフェスト(政権公約)や地方の首長らのローカル
マニフェスト(政策公約)などで言論NPOと連携して活動していること、草の根のNPO
の活動を通じて、この国や地方の枠組みを変えていこうと述べられました。

これを受けて、工藤代表が、この3年間の言論NPOの歩みについて報告すると同時
に、いま、日本には課題解決が必要なことが山積している中で、言論不況に陥ってい
ること、その意味でも言論NPOの役割がますます重要になっていることなどを述べ、
今後、会員層を広げながら多くの方々と連携して、4年目に入る言論NPOの活動をさ
らに充実させていきたい、と述べました。

黒川清日本学術会議会長が乾杯の音頭をとられたあと、国際協力銀行総裁の篠沢恭助
氏、日銀OBでアイワイバンク社長の安斉隆氏、朝日新聞編集委員の星浩氏、毎日新聞
政治部長の倉重篤郎氏、東大総長で言論NPOアドバイザリーボードでもある佐々木毅
氏らが祝辞や激励のあいさつをくださいました。

この間、会場のさまざまなところで、ワインやビールのグラスを傾けながら、言論
NPOの在り方や、日本の政治、経済に関する意見交換する光景が見受けられました。

また今回は、言論NPOの会員の他、これまで会員フォーラムやシンポジウムなどを通
じて言論NPOの活動に関心を持っていただいた一般の方々にも多数、出席していただ
きました。言論NPOの松田学、牧野義司、佐藤玖美の各理事が相次いで壇上に立ち、
言論NPOにかかわっての活動の面白さ、活動の内容などを説明すると同時に、言論
NPOの活動に参加していただきたい、と強く要請しました。

言論NPOは、今回の3周年パーティーでの多くの方々の激励のあいさつなどから、活
動に対する手応えを感じております。今後、新たな気持ちで4年目以降の活動に踏み
出しますと同時に、日本の将来に向けて問題提起や課題解決のための提案などを行っ
ていきます。


https://www.genron-npo.net/about/history/041215_partyreport.html

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■ 1/14 (金)「第10回 言論NPOフォーラム」のご案内
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言論NPOでは、皆様との意見交換の場としてその時々の話題にふさわしいゲストをス
ピーカーとしてお招きし議論を展開するフォーラムを提供いたしております。

2005年最初のフォーラムは「日中関係構築に何が妨げになっているのか」(仮題)と題し
て、中国から中国日報インターネット版社長張平氏、北京大学教授李玉氏らをお招き
し、議論を行っていただきます。中国と日本はダイナミックな経済的な結びつきと比
べて国民各階層の議論交流は遅れ、一部で相互理解が十分進まないどころか、感情的
な反発が相互の国民間で拡大しています。このような状況のなかで、両国の認識やコ
ミュニケーション・ギャップとその原因を明らかにし、それを解決するための議論交
流が求められています。

言論NPOでは日中戦後60年にあたる2005年より民間主導で定期的に議論交流を行
い、両国の友好だけでなく、懸案事項の解決、さらにはアジアの将来のために有益な
議論に発展させるために日中間の議論を継続させていきたいと考えております。

ご多忙とは存じますが、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。

            - 記 -

◆日時       2005年1月14日(金)午後 6:30~8:00(開場6:00)

◆テーマ      「日中関係構築に何が妨げになっているのか」(仮題)

◆ゲストスピーカー 張平(中国日報インターネット版社長)
          李玉(北京大学国際関係学院副院長)
          程郁綴(北京大学社会科学部部長)

◆コーディネーター 工藤泰志(言論NPO代表)

◆参加費      お一人様 2,000円

◆後援       笹川平和財団

◆詳細、お申込みはこちらからお願いいたします。
https://www.genron-npo.net/about/history/050114_forumanno.html

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  ┏━━━━━━━━━━━━ 会員募集 ━━━━━━━━━━━━━┓
   言論NPOは、ウェブサイト以外に、出版、政策フォーラム、
   シンポジウムなど、多様な活動を展開しています。

   ●言論NPOの3つのミッション
   1. 現在のマスコミが果たしていない建設的で当事者意識をもつ
     クオリティの高い議論の形成
   2. 議論の形成や参加者を増やすために自由でフラットな議論の場の
     形成や判断材料を提供
   3. 議論の成果をアクションに結び付け、国の政策形成に影響を与える

   この活動は、多くの会員のご支援によって支えられています。
   新しい日本の言論形成に、ぜひあなたもご参加ください。
   https://www.genron-npo.net/guidance/member.html
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