第6回エクセレントNPO大賞
受賞者協賛企業インタビュー

2019年1月23日

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エクセレントNPO基準による自己評価が 活動を振り返り、改善する契機になった

「第6回エクセレントNPO大賞」
市民賞 受賞

岡こずえ氏
(認定NPO法人みらいの森 エグゼクティブ・ディレクター)

聞き手:田中弥生氏
(「エクセレントNPO大賞」審査委員、大学改革支援・学位授与機構特任教授)


田中:「第6回エクセレントNPO大賞」市民賞を受賞された「みらいの森」です。このたびはおめでとうございます。

岡:ありがとうございます。

田中:今回で何度目のご応募になりますか。

岡:2度目になります。

田中:なぜ、ご応募されようと思われたのですか。

岡:団体として、他の方から評価いただくと同時に、自己評価というのがすごく特徴的で、私たちの団体も1年を振り返る機会にさせていただいていたので、手伝っていただいたインターンの方と一緒に相談しながら...


前回の応募後、審査委員による
フィードバックから生まれた変化とは

田中:一緒に議論して作ったのですね。実際に私ども審査委員で、評価書を拝見させていただいているのですが、去年に比べると、今年はさらにバージョンアップしていた感があります。どんなふうに工夫されたのですか。

岡:毎回プログラムでいただく子供の声と、職員さんの声と、スタッフのアンケートを毎回とっているので、それを本当に地道に改善につなげていったというのもそうなのですが、前回いただいたコメントはすごく助かって、こんなに自己評価をあげちゃっていいのかな、という相談もあったのですが、去年と比べるとしっかりしたよね、ということで、少しずつポイントを上げさせていただきました。

田中:実は、私たちは自己評価の点数も見ているのですが、その根拠となる記述がどうなっているのか、かなり細かく見ているのですね。そこがとても充実されていたので、よく考えられたのだろうな、と思いました。ここもチームで作られたのですか。

岡:そうですね。相談しつつ、という感じでした。


活動の理念や、子供たちへの接し方を
ボランティアにどう伝えるか

田中:もう一つ、市民賞なので、ボランティアというものをとても大事にされていると思うのですが、このボランティアはどのように集められて、また、子供と接するのはトレーニングも必要だと思うのですが、どんなふうにされていますか。

岡:メインのプログラムであるサマーキャンプに関しては、2月から4か月くらいかけて、応募と書類選考、面接を経て選ぶのですが、日本語と英語ができることが条件なので、日本にいる外国の先生とかいろんな人が集まる中で、4日間の現地のトレーニングということで、サマーキャンプの前に、「みらいの森」の概念と、どういうふうに接してほしいということなどをトレーニングするというところもあります。

 日々のボランティアに関しては、本当に大先輩から学ばなければいけないことがまだまだたくさんあるのですが、本当に小さなタスクからでも、「みらいの森」としてすごく助かるので、少しでも時間がある、という人をどう「みらいの森」ファンになってもらって、手伝ってもらえるか、ということを、まだ試行錯誤中というところです。

田中:大変なお仕事だと思うのですが、楽しそうに見えたので、これからのご発展をお祈りしています。今回はありがとうございました。

岡:ありがとうございました。

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