「福田政権100日評価」アンケート 回答者の発言 を公開します

2008年2月27日

 以下の発言は「福田政権100日評価」アンケートに参加して頂いた方々による発言です。

【問A】 福田政権は誕生後100日を迎えます。 現在の福田政権は、あなたが発足時に抱いていた期待と比べてどうでしたか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.期待以上。
 2.期待通り。
 3.期待以下。
 4.そもそも期待していない。
 5.わからない。

・また、その理由をお聞かせください。

【問B】
福田政権の100日を見て、どんなことを目指す政権かわかりましたか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.わかった。
 2.わからない。
 3.関心が無い。

・「1.わかった」と答えた方は、具体的にどのようなことがわかりましたか。
・「2.わからない」または「3.関心が無い」と答えた方はその理由を教えてください。

【問C】
あなたは民主党への政権交代についてどうお考えですか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.賛成
 2.反対
 3.どちらでもない
 4.わからない

・また、その理由をお聞かせください。

【問D】
福田総理は小沢民主党党首との会談で自民党と民主党の「大連立」を働きかけ、それが頓挫した経緯があります。「大連立」は現在のドイツなどの例があり、衆参のねじれを解消して政局を安定させ、政策を進める上ではプラスですが、政党間の対立軸が不明確になり、参院選の民意を裏切ることになるとの指摘もあります。
・あなたは「大連立」についてどうお考えですか。次の中から1つだけ選んでください。
 1.賛成。
 2.どちらかといえば賛成。
 3.どちらかといえば反対。
 4.反対。
 5.どちらともいえない。
 6.わからない。
・「6.わからない」以外を答えた方は、その理由をお聞かせください。


「福田政権の100日評価」に 私もコメントする / 見る

職業 有識者  年齢 83  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・官房長官から首相に(トビ級で)なった経緯から、今後のいくつかの「決断」を見ないと分からない。

【問B】
・わかった。
・前政権の方針を引き継ぐ。

【問C】
・反対。
・協調する意欲なく「反対」するのみ。

【問D】
・賛成。
・両院とも政権内の合意を尊重して「反対のための反対」は減少する。

職業 メディア  年齢 74  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・もともと福田政権は、安倍政権のイデオロギーの上滑りに対する国民の反発を沈静化させるために生まれた内閣だと見られるので、その点ではある程度期待にかなっている。

【問B】
・わかった。
・ドラスティックな発言・行動・政策を表に出すことを避け、表面上、国民の感情にさからわないことを目指す政権。

【問C】
・賛成。
・政権交代によってこそ、真に新たな政策を実行し得るし、民主党も政権を担当することによって、初めて責任ある政策に取り組むことになるだろう。

【問D】
・反対。
・現在の民主党内の政策軸が確立していない状況下での大連立は、民主党の性格をますます曖昧にし、健全な二大政党の出現を無にしてしまう。かつて社会党がその途を歩んだように。

職業 メディア  年齢 45  性別 女性

【問A】
・期待以下。
・テロ対策にしても社会保障改革にしても、従来の政権の延長線上で進めることのみに汲々としているように見える。参院選の敗北という結果におびえるあまり、民主党をばらまきと批判しながら自らがばらまきの弊害に陥っている。整備新幹線や道路特定財源の問題もしかり。民主党との「真摯な対話」も期待していたが、「対話」や「討論」に至っていない。

【問B】
・わからない。
・中国との関係回復以外は、政権としての意思が見えず、従来路線の延長か選挙を過剰に意識したばらまきしか見えない。

【問C】
・賛成。
・自民と民主の政策の違いがわからないのが最大の問題点だが、まずは政権交代が必要。

【問D】
・反対。
・総選挙を経ない大連立は国民から選択肢を奪う。

職業 有識者  年齢 59  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・官房長官時代の発言や記者との対応などを見ていると、「国家」を考える政治家とはとても言いがたいと感じていた。現在もそれは変わっていないと思う。

【問B】
・わからない。
・国民に伝わってくる政策や言葉が見えない。

【問C】
・どちらでもない。
・民主党の議員の中に高学歴の人々が多数おられるが、全員とは言わないがそのことによって横柄な態度で人間的な礼儀を知らない人がいる。国民に愛される政党になるには、謙虚な姿勢で努力してほしい。

【問D】
・どちらともいえない。
・自民党政権としてみると、すでに末期といえるが、連立なのか再編がいいのか、今の時点では難しい。

職業 有識者  年齢 58  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・特段の抱負・準備も無く、流れの中で勢いで政権についたに過ぎない人。ねじれ国会の中で強い指導力はもともと期待できない。

【問B】
・わからない。
・基本的に流れに乗っているだけで、目指す理念・政策が分からない。

【問C】
・賛成。
・自民党の改革意欲の低下に加え、今のねじれ現象の中での政策実現を考えれば、民主党政権に交代すべき。

【問D】
・反対。
・二大政党制を考える上で、大連立は時期尚早であり、不適当。必要あれば政界再編を衆議院選後に考えるべき。

職業 学生(不明)  年齢 23  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・大きな改革は期待できないと思ったから。

【問B】
・関心が無い。
・魅力を感じないから。

【問C】
・どちらでもない。
・与党が交代したら面白いとは思うが民主党にその力があるとは思わない。

【問D】
・わからない。

職業 学生(東大)  年齢 22  性別 女性

【問A】
・そもそも期待していない。
・特に「何がしたい」というものがなさそうだから。

【問B】
・わからない。
・方針が見えないから。その場その場でモノを言っている気がする。

【問C】
・反対。
・自民がいいわけではないが、民主党はそもそも与党になっても機能しなさそう。アンチ自民が核になっているだけでは・・・?

【問D】
・わからない。

職業 有識者  年齢 54  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・黒子、官僚的なイメージがあったので、福田政権に新たなことを期待してなかった。しかし、逆に、減点も無いと考えていたが、年金の調査が不可能になったときの会見、肝炎訴訟の対応等、もっとうまくやれると思う。

【問B】
・わからない。
・そもそも何を期待されて総理になったのか分からない。

【問C】
・わからない。
・小沢さんが何をしようとしているのか分からない。また、民主党のマニフェストの実現可能性も疑問。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・自民と民主は違う公約で選挙を戦ったので、大連立をしたら公約を果たせなくなると思う。

職業 学生(医科歯科大)  年齢 27  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・福田総理は男らしくないから。総裁選のとき、なんだか勝てそうだなとなって初めて立候補をした。そうではなくて、自分はこういうことをしたいからどうしても総理になりたいんだという気概を見せてほしかった。周りから押されてやっと腰を上げるような人に明確なビジョンがあるはずがない。総理就任後も腰が重すぎ。熟考は大事だが判断遅すぎ。

【問B】
・わからない。
・総理が何を考えているかわからないから。自分の気持ちを素直に話してくれないから。

【問C】
・どちらでもない。
・民主党も何をしたのかわからないから。

【問D】
・反対。
・政治には緊張感が必要だから。対立してる政党がないと政治に緊張感が生まれず、結果として民意に即した政策ができなくなる。2大政党制になることを望む。

職業 有識者  年齢 51  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・発足の経緯から、日本の構造改革を進めるリーダーシップを望むことができると考えられないから。

【問B】
・わかった。
・選挙の対策優先で、抜本的に取り組むべき問題や課題を先送りにし、一方で表面的な問題の解消に当たろうとする行動となってしまうことが分かった。

【問C】
・賛成。
・日本の構造改革を進めるためには、既得権を持たない政権が必要であり、さらにこれを進める中で新たなリーダーが生まれてくることを期待するため。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・大連立は、大きな課題に対して個々の政党では対応できないという共通認識があるうえで成り立つと思います。そのため大連立が成り立つためには、既存の政党による政権交代では現状の日本の課題を変えることができないことが明らかになることが必要と考えます。

職業 官僚  年齢 49  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・雰囲気が落ち着いた。

【問B】
・わからない。
・明確な、具体的なメッセージがない。

【問C】
・反対。
・政策が非現実的。

【問D】
・賛成。
・日本の政治は、対立している場合ではない。世界から取り残されていく。

職業 有識者  年齢 41  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・はっきりしない・・・煮え切らない態度。今回の薬害についても、どうして、判断に先手を打てないのか。リーダーとしての魅力を感じない。

【問B】
・わからない。
・具体的な動きとして見えてこない。

【問C】
・賛成。
・小沢代表の時代に、是非、やってほしい。体制が継続だから悪しき慣習が、一般的になっている。

【問D】
・どちらかといえば反対
・そもそも、議員の立候補自体が自分の出身地だからこそ、汚職も起きる。まったく、縁もゆかりも無いところで頑張るから、その政治家の仕事が評価される。

職業 メディア  年齢 63  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・急ごしらえの内閣で、政治危機、内政・外交課題に負われる中で、基本的理念、核問題への戦略的取り組みをいまだ構築し、国民に提示できないでいる。これでは内外の改革、党の立て直しは覚束ない。

【問B】
・わからない。
・内政の課題(年金、税制、格差、教育)についても、国際的課題(テロ対策、北朝鮮拉致・核問題、地球温暖化対策・対米関係)についても、腰の座った議論が無いまま、行き当たりばったりの泥沼対応になっていて、国内の舵取りはもちろん、サミット議長国として、国際的な経済・政治の危機に十分対応できないまま、100日が過ぎた。内外の政策、戦略について、国民に全体像の提示が無い。

【問C】
・どちらでもない。
・政権担当の経験の無いことに加えて、野党として「影の内閣」(次の内閣)の機能が不十分。常に政権獲得時の政権運営はもちろんのこと、内政、外交上のまとまりのある政策立案・機敏な対応能力が十分でない。

【問D】
・どちらかといえば反対
・(無回答)

職業 有識者  年齢 51 性別 男性

【問A】
・期待通り。
・小泉、安倍政権を引き継いで、不安定化した政治経済のまずは安定を目指すことが第一義と心得ているようだ。そのための手法も良く判る。しかしあまりにも政治環境は良くない。

【問B】
・わかった。
・当面、政治、経済の安定。世界の中の日本の位置づけの安定。

【問C】
・賛成。
・自民党の政権執着体質が国政に大きな弊害をもたらしている。政策実現可能な二大政党制の定着のため。

【問D】
・反対。
・福田政権への評価とは別に現在のような与野党伯仲した状況では、自民党から福田総理以外に誰が政権についても状況は同じ。やはり対立軸を持った政党に政権を任せるべきで、連立であいまいにしてはいけない。

職業 官僚  年齢 25  性別 女性

【問A】
・そもそも期待していない。
・福田政権がどのようなもになるか予測できず、今もまだ適切な評価が出来る段階に至っているとは言いがたいため。

【問B】
・わからない。
・とりたてて何かに特化しているようにも思えないため。

【問C】
・どちらでもない。
・どちらでも根本は変わらないと思うので。

【問D】
・どちらともいえない。
・過去に例がないので、プラスになるかどうか判断できないため。

職業 有識者  年齢 50 性別 男性

【問A】
・期待通り。
・国会情勢から考えて現状のような活動がせいぜいではないか。

【問B】
・わかった。
・型に力の入らない自然体。

【問C】
・どちらでもない。
・ポピュリズム的なことが気がかり。

【問D】
・どちらともいえない。
・要は「何をやるか」でかたちではない。

職業 学生(東京農工大)  年齢 20 性別 女性

【問A】
・そもそも期待していない。
・「他に誰もいないから仕方なく」福田政権が発足したという印象が強く、また現段階で評価できる政策もない。

【問B】
・わからない。
・方針が見えない。

【問C】
・反対。
・政権交代によるメリットはないと感じているから。現政権への批判ばかりで具体的かつ現実的な代替案を出してこないことから、政権主導への期待が一切持てない。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・大連立が実現すれば参院選の意義が失われるから。ただし、今のままでは身動きが取れない様子なので「反対」とも言えない。

職業 有識者  年齢 72  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・ねじれ国会での対応への毅然とした、バランス感覚に基づく大局判断。対米、対中、対アジア外交の推進。

【問B】
・わかった。
・インド洋給油法の扱い(問責決議案に対する毅然とした主張。対中外交の増進(訪中成果)。「改革」に対する。

【問C】
・反対。
・今の構成では、責任ある行政を担うコンセンサス形成の基盤がかけていると理解される。

【問D】
・どちらかといえば賛成。
・自民と民主の現状の体制のままでの大連立は無理がある。民主党のコンセンサス形成の素地がないので、自民+一部の民主党等でなければ責任能力が果たせないだろう。

職業 有識者  年齢 54  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・小泉政権が実施してきた構造諸改革に対するスタンスが鮮明ではない。選挙を意識したポピュリズム的政策形成が目立つ。利権談合方の政治が強化される懸念がある。ただし、インド洋での給油問題に対する施策は理解できる。

【問B】
・わかった。
・小泉政権時代の構造改革のなし崩し的解体を図り、構造改革以前の既得権益(土木など)の利権談合政治を復活させようと意図する政権。日本の国際的な役割の展開よりも、国内の「和」を大切にする内向き、後ろ向きの政権。

【問C】
・反対。
・小沢ワンマン代表は、自民党幹事長時代となんら変わらず、この独裁性が続く限り賛成できない。彼は民主的政治家ではない。弁護士試験に落ちたコンプレックスがまだあり、「国連決議が憲法に優先する」といった「落ち弁」特有の勝手論理を展開する。党内が左右対立明確。

【問D】
・どちらかといえば賛成。
・現在の自民・民主の対立軸は現在の日本のおかれている状況を的確に反映していない。「構造改革、自由化、セーフティネット、市民社会」に軸足を置く政党と、「所得分配、政府の役割、伝統的共同体」などに軸足を置く政党に再編すべきであり、大連立はその一歩になりうる。

職業 学生(早大)  年齢 19  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・年金問題に対する対応。

【問B】
・関心が無い。
・もともと、この政権に期待していない。明確なビジョンを示しているようには思えない。

【問C】
・どちらでもない。
・民主党の具体的な政策等をあまり知らない。

【問D】
・反対。
・(無回答)

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