問7.今回の選挙結果や民主党政権について自由にご意見をお書きください

2009年9月01日

・むしろ、下野した自民党に期待する。野党としての存在価値を発揮できるか否かを監視したい。(男性)
・党を貫く理念を再認識し、政策実現に時間が掛っても理念に基づく政策の方向を明確にすることである。それがマニフェストのプライオリティーに納得性を与える。それでなければ、マニフェストが政権を維持するためのばらまきなりに歪められ、「年金」に見られるように気がつくと解決すべき問題は膨れあがり手が付けられない事態になる。数の力によるプライオリティーは社会再築とはならない。限りある資源と税金を将来に向かうものにして貰いたい。例えば官僚という資源は情報が集約されるシステムである、オープンとフェアー無しには制御出来ないと考える。行政が第2経済であることを認識し、納得性を追求して貰いたい。
オープンでフェアーな社会を目指し、納得性を上げて貰いたい。(長谷川孝人 自営業、男性)
・ばらまきでなく、日本の将来像をはっきりさせた上で、実行性のある政策を打ち出してほしい。(企業幹部、男性)
・民主党マニフェストが「完全に」遂行されるとしたら、それはそれで心配。市民の監視力を高める必要がある。(藤川祥子 NPO/NGO・団体関係者、女性)
・外交、防衛、外国人参政権などが特に心配。民主が支持されたのは、政権交代だけだということをキチンと認識しておいて欲しい。(教職員・研究者、男性)
・2/3を利用しすぎた自民党のような暴走をしないよう議会での議論は今まで以上に懇切丁寧に行うべきだ。また、情報公開は可能な限り行ってほしい。(市川裕 会社員、男性)
・民主党政権には、マニフェストの進捗状況を国民に分かりやすく示して欲しい。(地方公務員、男性)
・民主党に政治主導でやれるだけの人材がどれだけそろっているか、切迫する時間軸のなかでどこまでやれるのか、株、為替という国家経営に当たったことがないと分らない市場とのコミュニケーションがスムーズに出来るのか、不安が大きい。今回は自民党の自滅。身の回りのことが選挙の争点だったことも残念。それにしても4年前と真逆の結果で民意が移ろいすぎる。(企業幹部、男性)
・グローバルな動向に目を向けて、日本の遅れた点をよく見直してほしい。国力の底上げを考えてほしい。(会社員、女性)
・これ以上、国民を失望させないでください。ちゃんと働いてください。(男性)
・まずはマニフェスト実現に最大限頑張って欲しい。(男性)
・党の実力で、あるいは政策で政権をとれたなどと勘違いしては駄目。また信頼されているわけでもない。沢山の票では有ったが非常に薄い支持根拠なので、ほんの少しの破綻があってもそれらの票は「裏切り」と判断する。民主の幹部は素人議員集団(頭数要員)を、教育・コントロールする必要がある。また、党の解釈や政策を鸚鵡返しに言う議員(マニュアル型)が多いが、独自の判断が出来る素養をもっと養って欲しい。(杉本賢二 会社員、男性)
・官僚をどうコントロールできるのか心配だ。すべておんぶにだっこだった自民党はラクだが『男子の本懐』でも読めばわかるが官僚(役人)の抵抗たるや戦前ですら厳しかったわけで、かなりのことがあるのではないか。(金岩聡 男性)
・308議席は取りすぎ。民主党でなくとも1つの党にそれだけの票があつまるのは民主主義の社会で異常ではないか。あと意外に投票率が高くなかったのもどうなのだろうか。(NPO/NGO・団体関係者、女性)
・転換の必要性を理解したとき、未知の不安を乗り越える日本国民の潔さ、大胆さが示された。これだけの経済規模の日欧米国で民主主義が十分機能していることを実証したのは、中長期的に国益にかなう。(中橋勇一 NPO/NGO・団体関係者、男性)
・政権与党として初めての経験であり、衆議院、参議院ともに第一党であるので、年金問題等官僚に負けることなく頑張って国の運営に当たってもらいたい。(戸澤正幸 男性)
・民主党圧倒的優位とのメディア情報が国民の背を最後に押した感あり。何れにせよこの結果の責任は民主党にある事と同時に国民にも同等の責任がある。国民としての言動評価もやってみる意味はないだろうか。民主党小沢氏と鳩山さんとの確執が起きて鳩山さんのリーダーとしての資質が問われるのでは。まさか投げ出しはしないでしょうが?(男性)
・小沢一郎さんに再編を仕掛けてほしい(会社員、男性)
・民主党政権は4年続くとしても、鳩山さんがどこまで持つか(やれるか)?(企業幹部、男性)
・1.官僚のコントロールをどうやるのか。大綱は握りつつ飴と鞭を巧みに使い分け、彼らのやる気を損なわずにバリバリ仕事をして貰うことが新政権に期待する最大のポイントである。 
2.総選挙を経ずに首相がコロコロ変われる仕組みを見直すことを検討すべき。この制度があるため3年間の政治的空白期間が出来たとも言える。(大澤龍 NPO/NGO・団体関係者、男性)
・マニフェストにこだわりすぎないよう、国益、国民目線を貫いて欲しい(会社員、男性)
・マニフェストにこだわると立ち往生することにもなるので、その際は、国民に十分説明して、修正すべきは修正すべし。情報不足、知らなかったといういいわけはすべきではない。また、今後、試行錯誤や混乱は避けがたいが、前政権や官僚のせいにするのではなく、現政権として責任感を取るべき。(NPO/NGO・団体関係者、男性)
・時代変化に対し、正しい適応策が見つけられるか、そしてそれに対応する実行力はあるのかに不安がある。(宮原昭夫 男性)
・投票価値不平等是正の契機としてほしい。(教職員・研究者、男性)
・一応お答えしたが、昨日の今日で、これからを占うにはまだ早すぎるように思う。もう少し時間が過ぎると違った答えになるかもしれない。(企業幹部、男性)
・今回の結果は政策の選択というより、自民党の消去法でしかない。今後の民主党に期待するのは、安心して生活できる国にしていくことです。(入野礼子 会社員、女性)
・政策秘書問題をどうするのか明確に示してほしい。(男性)
・マスコミの影響が大きすぎて心配。透明性とわかりやすさ。痛みを国民にしっかり説明することも大切。(企業幹部、男性)
・住民・市民・国民が政治参加できる道筋である「政策推進住民会議」の新設は、国民の、国民のための、国民による民主主義に不可欠です。提案します。(二宮郁夫 自由業、男性)
・政権交代の風が吹き、大方の予想通りの圧勝となったことは小沢氏の力によるところ大であることは誰もが認めるとおり。これで小沢氏は政策については世代交代を果たし次の世代に任せるべきである。また古い体質は自民党だけではなく、民主党内にもあり今回の選挙はそれを変えるべきだという選挙民の明確な意思であることを肝に銘じて欲しい。(川島隆明 企業幹部、男性)
・平和憲法を持つ国として、オバマ米大統領の理想主義の部分をバックアップしながら、東アジア非核地帯の構築など、アジア・世界の平和に積極的に発言し貢献する。(中北宏八 定年退職者、68歳男性)
・政治に興味を持つことの大切さを、家族学校、プロパガンダ等にて知らしめる努力をすること。(46歳女性)
・財源がない(会社員、61歳男性)
・投票された人にも投票した人にも責任があるのだと思う。今回。投票されなかった人に過去の責任の多くあるにしても。(会社員、45歳男性)
・政権交代は出来たが、では将来に期待が持てるかというとそんな状況ではない。しかし、選んだ以上は、国民の責任である。一国民として今後の成り行きを監視するとともに、環境NPOとして、政策提言活動を積極的に行うなど、政権交代できたこの画期的な機会を活かしてくような努力をしたい。民主党政権に対しては、公約通り、専門性あるNPOなどの意見を謙虚に聞き、より実効性ある政策づくりを進めるなど、自民党のような閉鎖的で、官僚に頼りきった政治からの脱却を実現して欲しい。(藤村コノヱ、NPO/NGO・団体関係者、56歳女性)
・国家観が異なる政党との連立は、国益に大きな障害となろう。また、当分は政権担当与党としての纏まりに欠け暫くは政権運営に混乱を招くと思われる。いずれにせよ、今回の結果はポピュリズムに乗った勘違いの最たる結果ではあるが、衆愚政治の最悪結果を招かぬよう、政界再編や新しい国づくりに向けたスタートと位置づけ、今後を見ていきたい。(松本一紀 企業幹部、68歳男性)
・今回の結果は自民党のオウンゴール的な側面が強い。信頼される政治を!!(井上優 NPO/NGO・団体関係者、52歳男性)
・国民の負託を重く受け止め、単純に図式化することなく、実証的、民主的に、堅実に改革を進めてもらいたい。期待に添えない場合、我が国民の政治不信が現実のものになってしまう。また、倫理的にも厳しい自浄能力を持ってもらいたい。党利党略でものをいう政治をやらないでもらいたい。(NPO/NGO・団体関係者、51歳男性)
・自民党批判が強く、政権交代を希望した国民が多かったのは事実だが、民主党の施策を完全に指示した動きかどうか危惧する。マニフェスト型選挙の定着を願うが、国民の真意を伺いながらマニフェストの推進をされたい。(地方公務員、47歳男性)
・官僚政治批判は間違っている。政治家の責任を官僚に転嫁しようとするところが問題であり、政治家が抱えている課題の本質を見抜く能力のないことが問題。(74歳男性)
・国際的に通用する政策を実現してほしい(内田芳樹 自由業、54歳男性)
・マスコミの報道が冷静な判断をするために必要な情報提供をしたと思えない。煽情的な情報が多く、小選挙区制度という制度を踏まえマスコミがこれまで以上に慎重に対応すべきだったと思います。(松澤猛男 会社員、53歳男性)
・これからは党ではなくて、政策によって超党して議論が行われるオールジャパンを作るべきだ。縦割りを壊して、官僚もオールジャパンの体制をとらないと時代に追いつけない。(池田保之 自営業、男性)
・民主党の勝利宣言の際に、「まだ考えていない」という回答が多かったこと。政権をとることが目的化し、何のために、なにをするかの準備となる、「自分が政権をとったらこうする」とのシミュレーションが無いように感じた。前原氏の発言では出ていたが、今回の勝利は積極的な民主党支持というより反自民による指示であるとの認識を持ち続けて、これからが戦いと思って懸命に頑張って欲しい。(企業幹部、女性)
・政権交代が頻発できるようになる為には官僚制の隔壁が行われる。政権の不安定は官僚事務の補完性をもってしなければ、行政執行の安定は望めない。2大政党制は官僚体制の完成期の到来がなければ出来ないのである。諸般は考え方が間違っていることに、近い将来気が付くことになる。政権弊害は国民が担保するものであり、官僚は粛々と執務するだけである。これが霞が関の考え方だ。したがって今回の政権交代は意味なし。(田邊太郎 NPO/NGO・団体関係者。男性)
・政権担当能力のある2大政党への政界再編を期待しています。(会社員、男性)
・これだけの多数を得たのだから、やるべきこと、なすべきことをドンドン行って欲しい。口先だけの政党はいらない。(会社員、46歳男性)
・左翼に引っ張られないように(定年退職者、77歳男性)
・民主党政権は特に外交・安保の分野で現実的な政策を採るべき。また、財政再建を常に念頭に置き、無駄遣いを徹底的に削るとともに、バラマキ公約の一部修正を図るべき。(マスコミ関係者、47歳男性)
・再びですが民主党が描く明日は何か、身近に感じられるような方法を考えて欲しい。(清原義徳 企業幹部、男性)
・投票率の向上は何よりも歓迎すべきこと。今後は政治教育を進めるためメディアや媒体が中心となって絶えず政権を監視し、真の民主政治を実現することが重要(NPO/NGO・団体関係者、43歳男性)
・民意のあまりに強い期待感に押しつぶされないよう、透明性と説得力のあるアカウンタビリティーを心掛けてほしい(マスコミ関係者、50歳男性)
・初めて政権党になったのでこれからが大変だと思うが、示された民意に答える事を忘れる事なく、邁進してほしい。日本人が賢明な選択をした国民であること、日本人の価値が世界に通じるものであることを示してほしい。(教職員・研究者、61歳女性)
・政治家と国民の質・政治感覚の全体的向上が必要。時間掛かる。(副島利宏 企業幹部、男性)
・国会議員には2千数百万の歳費と3名の秘書、それに運転手の毎年計1億円程度の税金が費やされている。各議員はそれにふさわしい人材であるべきだし、単なる刺客だのマドンナだのの話ではないことを国民に説明する責務を要する。国民には、それだけの費用をかけて議員を雇用しているのだ、という認識を持たせなければならない。(NPO/NGO・団体関係者、62歳男性)
・国民が民主党に投じた1票に応えるために、今日から、マニフェストで歌いあげた項目を目に見える形で実行して言ってほしい、さもなければ、性急な結果を求めている、期待して投じた有権者を裏切ることになりかねないので...(NPO/NGO・団体関係者、73歳女性)
・霞が関の伏魔殿に果敢に切り込んでくれることに期待している(梅沢健一 会社員、52歳男性)
・財源が不明な点があることは否めない。このままでは財政が息詰まることはあきらか。政権獲得後、豹変してもらいたい。(マスコミ関係者、41歳男性)
・民主党にはポピュリズムとは一線を画し、中長期的な国益を追求し、国民をリードできる責任政党になってもらいたい。(国家公務員、46歳男性)
・絶対多数を得たことによる民主党の内包している問題の埋没、小沢氏の院政もどきによる党内民主主義の欠落などの懸念を払拭するための裏づけを早急に示す必要がある。また、戦略局の設置、官庁への政治家の大量貼り付けなどが、政治家個人の利権、利得あさりに流れないように、そうした疑念、不安に答えるような明確な歯止めを制度的に確立するのが先決。どのような組閣を行うのかも、重要な意思表示になる。来年の参院選での大勝狙いの目先の人気取りに走ることは絶対にすべきでない。(南条俊二 メディア関係者、62歳男性)
・多くの国民の期待がある。成長戦略(含む少子化対策)、財政再建、インフレ回避、外交問題といった中期的課題への対策を明確にし、将来の日本に期待できるビジョンの提示をお願いしたい。(企業幹部、54歳男性)
・民主党と自民党の二大政党ではなく、恐らく自民党が今後1、2年以内に割れて再編が起こり、新しい保守政党と民主党との二大政党制が定着する。(川北隆雄 マスコミ関係者、60歳男性)
・都合の悪い中身を隠さず、率直に情報を公開して国民の理解を得る努力をするべき。現実は、おいしいところだけ協調して、いかにもずる賢い印象が強い。(マスコミ関係者、52歳男性)
・マニフェストに則って堂々と政治を進めていただきたい。(企業幹部、男性)
・自民党政権を終了させ、新しい時代を空けるために民主党に投票したが、民主の当事者能力は低く、いずれ崩壊すると思うし、場当たり的な政策変更は自治体の現場を大混乱におとしいれるだろう。しかし、そういう時代を経ないと政治は変わらない。国民も税や保険料の負担なしに年金や介護が解決するような甘い話がないことを学ぶべきで、甘いことを言った民主は、実現が難しくこれから痛烈な批判をうけるだろう。(NPO/NGO・団体関係者、49歳女性)
・究極のバラマキで財源創出論議を充分にしないままマニフェストが出来ていることから、早晩政権内部の調整がつかなくなり、国民の不信を買うこととなる。自民党は本当に出直しができる政党に変化できるか、かなり大きな課題を負っている。(渡辺純夫 企業幹部、68歳男性)
・民主党がマニフェストにとらわれすぎないで、現実を見て柔軟に政策を軌道修正する現実与党であって欲しいと願う。(野島淳 マスコミ関係者、35歳男性)
・官僚内や民主党内の抵抗勢力を抑える政治力を発揮して、国民主権にふさわしい政治を展開してほしい。(教職員・研究者、66歳男性)
・日本に二大政党制がふさわしくないこと、マニフェスト選挙という名目上の飾りに惑わされるマスコミの姿勢の未熟さが焙り出された選挙結果であった。民主党政権は、とにかく「実行」して結果責任を負うこと。実行出来ない場合はその都度明確に国民に示すことで、政治を国民のものであることを示して欲しい。(マスコミ関係者、59歳男性)
・オープンで国民一人一人のための政治を。(教職員・研究者、NPO/NGO・団体関係者、67歳男性)
・およそ70パーセントという高い投票率をみてもわかるように、日本の有権者が自ら新しい政権を選択をしたことを評価する。ただし、これはスタートであって、ゴールではない。失業率が6パーセント近くになり、生活保護を受ける世帯が120万世帯を超えた今、国民の生活を良くするための政策を遅滞なく矢継ぎ早に打っていく必要がある。まずは補正予算、10年度予算の分配の抜本的見直しをするとともに、説得力のある外交方針を打ち出してほしい。(蟹瀬誠一 マスコミ関係者、59歳男性)
・国民、有権者にこれからの国造りを共に進めていこう、というビジョンと気慨が感じられない選挙であった。(定年退職者、67歳男性)
・この国の国体をどうするのか、もっと国民に詳しく説明する必要がある。(定年退職者、71歳男性)
・民主党は、政権交代の有効性を国民に速やかに実感させなければいけないという、きわめて難しい課題に直面する。他方、自民党は党再生が課題になるが、当選者はベテラン議員が中心で、10年後を見すえた党改革の担い手にはなり得ない。9月の自民党総裁選で誰が選ばれるかで、今後の党勢が決まることになる。(マスコミ関係者、41歳男性)
・パフォーマンスを狙うのではなく、現状をしっかりと分析し、客観的な視点でマニフェストを記しなおしてほしい。(田中弥生 教職員・研究者、女性)
・質問に答える内容ではありませんが、議員内閣制をやめればいいのではないかと思います。その延長でいえば、現実的には厳しいでしょうが 内閣は直接選挙、衆議院は廃止(参議院廃止論とは逆)。国政は、
・内閣(行政)
・国民による直接選挙(国会ではなく)
・参議院による監視・助言
でいいのではないかと思う。アメリカのような大統領制ではなく、株主総会のイメージ。政党政治はもう不要。(高田美和 自営業、女性)
・国民に情報を提供し、選択肢を示すマスコミの役割が成熟する必要あり。(国家公務員、57歳男性)
・自民の悪い部分を真似ることなく、長年の政権を支えてきた知恵を学んでほしい。(マスコミ関係者、52歳男性) 
・短期的に成果を出そうとして無理をしないでもらいたい。今度、非自民政権が失敗したら政権交代可能な政治体制がまた遠のく(マスコミ関係者、53歳男性)
・安定的な政権運営基盤を得たのだから、長期的な視点に立った大胆な改革政策を確実に実行してもらいたい(NPO/NGO・団体関係者、66歳男性)
・民主党主導の政権の外交安全保障政策に不安がないわけではないが、現実にもまれなければ始まらず、鳩山オバマ会談でなにかをつかんでほしい。中国、欧州、ロシアとの関係をどうするか、日米同盟を維持、進化させながらも、独自性をどのようにつらぬくか、知恵を集めてほしい。(マスコミ関係者、65歳男性)
・政権交代によって、今の政治のあり方が変化することを期待しています。それは、民主党に対してだけではなく、自民党や他の政党に対しての期待でもあります。私たち国民も、今までのようにお任せの態度は捨て、本気で政治に向き合っていくことが必要だと思います。(山口映子 NPO/NGO・団体関係者、 50歳女性)
・政権を担当する=行政を司るということは、自身を支持した者だけではなく、すべての国民の生活に対してあまねく責任を負うということ。そのことを忘れないでほしい。(国家公務員 52歳男性)
・選挙の勝因・日本と世界の現状の評価などと、短期・中長期の課題への戦略を早く国民に示すべし(マスコミ関係者、64歳男性)
・なるべく早期に再度総選挙を政界再編後ベースで実施(冨家友道 企業幹部、男性)
・二大政党というマクロな話からは一歩それて、選挙区の事情を見るかぎりいえば、選挙民と有権者の接点があまりに希薄。国会議員がまるで会社の社員のよう。党本部が本店、社員は指令一つで全国どこでも赴任するというイメージ。人事の決定権はすべて本店。有権者が候補者を選び、そして議員を育てる、というスタイルとはほどとおい気がする。(マスコミ関係者、36歳男性)
・300議席は、民主圧倒的と言われていたが、大変重い結果であったと思う。自民党も今回の結果を受け体質改善を進め、政党を超えた新たなパラダイムへの第一歩と期待したい。(川島昭彦 企業経営者、男性)
・経済成長への向けての政策も提示しないと、資源の無い日本は衰退に向かうのみ(61歳男性)
・政治がダイナミックに変わる要素を持つことは国民にとって非常に有意義です。これからもこの制度を継続させ国民の意思を直接反映させることが大事だと思います。(企業幹部、54歳男性)
・民主党が勝ち過ぎたことが、結果的に政界再編の呼び水となり、対立軸がすっきりする方向へ向かうのではないか、そういった意味では、これもかつて小泉さんに期待して自民党にチャンスを与えて騙された有権者の、しっぺ返しの意趣も込めた、「やれるもんならやってみろ、ダメなら再編」といった、絶妙な判断と言えるだろう(大上二三雄 企業幹部、男性)
・投票によって実際に国の未来を選択した初の国民的体験。結果は革命的なものになった。(村野坦 教職員・研究者、70歳男性)
・民主党が勝ったのではなく自民党が自滅したことを国民(どちらかというと政治音痴)は忘れないこと。(企業幹部、男性)
・民主党が地滑り的勝利をおさめたが、白か黒かを問う小選挙区制度が、果たして日本社会に適合したシステムであるのか否か、改めて疑問に思った。(マスコミ関係者、52歳男性)
・民主党には、内向きの政策だけでなく、日本が国際社会の中で名誉ある地位を占めることができるための外交政策も期待しています。特に、自民党が力を入れてこなかった、貧困国の課題解決のための援助を強化することを期待しています。(三宅隆史 NPO/NGO・団体関係者、47歳男性)
・LDPには第一級の野党となることを望む(佐藤節也 男性)
・今回の選挙は自民党への批判と政権交代という語句に対する「ノリ」によって、結果的に、いわば「郵政選挙」と同様な振り子の幅の大きい勝利になったと思われることから、慢心することなく謙虚な姿勢で政治に取り組んでもらいたい。加えて、マニフェストでは必ずしも明確ではなかった日本の未来に向けた課題設定や将来像、国際社会における日本の役割をしっかり描き、国民議論を喚起しながら政策を実施をしてもらいたい。(地方公務員、50歳男性)
・民主党の景気対策は賛同期待できない。官僚対策と外交政策だけは期待しているので、ぜひやってほしい。自民党にはぜひ自力を付けて頼れる党に生まれ変わってほしい。(中田敬子 女性)
・グローバル化と高齢化で日本の国力が急激に衰えている中で、これ以上内向きの議論をしないでほしい。西松建設問題は絶対にうやむやにしてほしくない、これから民主党は献金の洗礼を受けると思うので。日本人のモラルに関わります。一番大切な事は、国民が政党に頼らず、もっと責任意識を持つ事だと思います。(企業幹部、37歳男性)
・民主党の大勝は勝利に応じた成果を期待される。現在の行政システムは硬直化していて成果を早急に出すのが難しい。民主党に対する見方に厳しさが伴うことを踏まえて下さい。その上で、税負担、行政サービス、国民相互の自助努力のバランスについて国民自体が設計するシステムを構築して欲しいと期待します。(鈴木敏充 公務員、男性)
・今後の政権運営の中で、国家公務員との関係で協力的な意思決定システムの構築を進められることを期待する。(国家公務員、41歳男性)
・4年間である程度方向が出せるようにがんばってほしい(NPO/NGO・団体関係者、61歳女性)   ・民主党には、軽薄なビジョンを語るくらいであれば、予算の無駄使いの実態や、政治の意思決定のプロセスにおける過去の実態や問題点と思われる点を徹底的に調べ上げ、世間に情報公開するだけでも良いので、やり遂げて欲しい。情報があれば、判断は国民が下せるはずなので。(企業幹部、男性)
・本物の政治をきちんと確立すべし。くれぐれも、小沢支配、田中派の復活にならないよう、政策本位の政権であっていただきたい。(国家公務員、男性)
・主要政党である民主党、自民党は、人生観・世界観・価値観などの生きるうえでの基本哲学を同じくするものの集団として、その存在を主張して欲しい。当分の間、日本の具体的な政策課題は、人どの政権であれ、人口減少と公債累増への対処に尽きると考える。(企業幹部、男性)
・政権スタートからの数ヶ月で、どれだけ情報公開できるかが重要。それができれば民主党に対する国民の信頼を得られて、政治の信頼回復ができ、増税可能国家となる。また、民主党政権に不安のある国民も多いだろうが、文句があるなら意見を直接ぶつければいい。議論の分かれる子供手当てなどの大幅な財源を伴う政策については、国民投票を行うことも考えるべき。とにかく常に国民の方を向く姿勢が民主党に必要。国民も今までの「傍観者的民主主義」から「参加的民主主義」への意識変化が求められる。(布施剛 男性)
・明治以来の中央主権国家から地方(県)に独立を求める。近いと、監視が出来る事と、創意工夫が出来、みんなの生きがいが出来る。(男性)
・早く経済よくなってください(教職員・研究者)
・何事も3日、3ヶ月、3年と言うが政権発足後、3日間を持ちこたえるには重要ポスト人事が大切である。これについてはおそらくこれまでの自民党政権での度重なる不祥事が教訓となっているだろうから心配はない。むしろ3ヶ月間、これは行政刷新会議が役割を果たすべく運営が出来るかどうかである。しかも新たな政策や事業の企画ではなく、既存の事業の見直しやコスト削減という意思決定なので、内閣と与党だけではなくそれによって影響を受ける既得権益に踏み込んで、説得をする、世論を味方につけるという思い切った行動が必要となる。また、事業の廃止や削減でなければ事業費削減にはつながらず安易に地方自治体や民間に移管しても問題解決にはならない。まずは事業の一覧表を作って、マニフェストとの直結度合いや、国と地方との分担、事業の類似性や関連性、事業費の全体比率などを明らかにしてから個々の見直し議論に入るべきである。一覧表自体を公表して世論から個別の提案を受けるというやり方も良い。また事業を削減する、国の関与を軽減するということはコスト削減のみならず従事人員の削減にも繋がることを再確認されたい。定員の見直しにもつながるはずである。
中央府省の場合、人事処遇が組織機構を複雑にして、その複雑化された課や室で自己完結的、近視眼的に次から次へと事業を企画している。事業が自己増殖しているサイクルを断ち切ることであり、それを思い切ってやれる人が報いるような人事評価と処遇反映を行うことである。(星野芳昭 会社員、51歳男性)
・自民党が解党的出直しをし、さらに民主との再編を通じて、骨太の保守新党が出てほしい(NPO/NGO・団体関係者、39歳男性)
・何事にも根本的な解決を試みてほしい。
・民主党が予算の組み替えで財源問題に対処しようとするなら、以下の2点は不可欠。それでも早急に消費税の引き上げを考えるべき
(1)予算のプログラム化。政策、施策に予算の項目、分類を一致させる。OECD諸国で本格的に導入していないのは日本のみ
(2)多年度予算の導入。3年間くらいのローリングプラン。これもOECD諸国で本格的に導入していないのは日本のみ
なお、消費税は早急に国際標準の付加価値税(VAT)に改め、必需品等への軽減税率を採用するべきである。(林薫 教職員・研究者、56歳男性)
・来年の参院選挙が終わらないと政権交代の結論は出ない(マスコミ関係者、61歳男性)
・不安と期待が混じっている(牧田芳久 医師、70歳男性)
・失敗を恐れずガンガンやって欲しい
1.古いタイプの議員が多く落選したことにより世代交代が進むことが期待される(それでも当選して欲しくなかった議員は自民党、民主党共に少なからず存在するが)
2.若者が小選挙区では民主党候補者に、比例代表では自民党に投票している(或いはその逆で、小選挙区では自民党候補者に、比例代表では民主党に)投票している例が少なからず見受けられ、必ずしもマスコミの論調に完全に同調しているわけでもなく、それなりに考えて投票している様子が伺え好ましい傾向だと感じた。(多田三徳 会社員、57歳男性)
・自民党の世代交代が進むのは良いことであり、若い良い人材の確保と育成に頑張ってほしい。民主党もそれに負けないように切磋琢磨してほしい。その過程で、新たな時代に適合する政界再編を期待したい。(39歳男性)
・民主党の中にも考えの違う人がいるので、政権運営がスムーズに行えるのか疑問です。(企業幹部、56歳男性)
・生活の現状に疲弊と閉塞感が蔓延し、苛立ちは極限状態。それに対する国民と政治・行政との乖離を正そうというのが今回の選挙結果と理解する。民主党政権はその本意を裏切ってはならない。ただ、その閉塞感打破は内政運営にこそ発揮すべきで、過去や他国の例にある如く、失政の誤摩化しを偏狭・短絡的な対外対応や防衛強化論等にすり替えてはならない。(池田弘 男性)
・小沢院政排除、新国民年金への切り替え実現を期待(定年退職者、63歳男性)
・前回の郵政選挙の裏返しといった浅薄な理解は正しくない。前回も今回も、選挙民は政権選択の手段を握ったという実感を持った。これによって、55年体制は完全に終わりを告げた。各メディア政治部の、これまでの派閥中心取材では追いきれない局面が多々出てくるだろうが、新しい政治報道の形を早く確立することが喫緊の課題だ。(マスコミ関係者、教職員・研究者、65歳男性)
・選挙ということで負担の問題をどこも封じてきたが(その点で自民党のマニフェストは評価)、国民はそのおかしさに気が付き始めている。次の選挙では、これまでの負担と受益の関係をどう再編するのかについて、もう少し大人の議論を展開してほしい。投票者は小泉選挙のときより結構さめていたと思う。(山岡義典 教職員・研究者、NPO/NGO・団体関係者、68歳男性)
・山口県には風が吹かず、自民党勢力がまだ根強いと分かり、がっかりした(マスコミ関係者、43歳女性)
・国民の引きこもり症候をどのようにしたら打開できるのか、その期待に応えない限りは日本の将来はない(企業幹部、男性)
・大量の新人議員よ、政治、外交、国防の勉強を大至急始めよ(教職員・研究者、72歳男性)
・明治以来の官僚中央集権体制を転換し、地方主権の国をつくりだす大きな一歩になることを期待する(マスコミ関係者、48歳男性)
・国家というよりは、日本社会のビジョンを明確に描いて政策を実行してほしい(NPO/NGO・団体関係者、56歳男性)
・国民の良識と力を侮らぬように(企業幹部、71歳男性)
・国民が民主党を選んだのは、今の自民党政治には限界があり、未来がないと思ったからであって、必ずしも民主党がいいと判断しているわけではない、その意味で、民主党も自民党も国民の真意を汲み取って謙虚になっておごらず、政策を競い合ってほしい(NPO/NGO・団体関係者、54歳男性)
・民主党について伝えられるべき情報がテレビ、新聞等既存のマスメディアでは殆ど伝えられなかった。第二の「椿事件」が生み出した結果だと考えています。(福原豊和 男性)
・ポピュリズムの横行が目に余る(花岡信昭 教職員・研究者、63歳男性)
・政権運営の中で試行錯誤から、少なくとも今までよりはマシになる事、たとえば1票の格差をはじめ公正な選挙制度への改革、民主主義の確立など、未熟ながらも改革志向なら、民主党に期待。(会社員、60歳男性)
・「政権交代するかどうか」ではなく「政権交代してどうするか」が対立軸となり、国民的議論が深まる選挙を次回は期待したい。(国家公務員、48歳男性)
・連立政権としてのバランス感覚や、高齢者・障害者・在日外国人など、社会的弱者や、少数者の権利を確立し、市民の声を反映する仕組みをもった、外に開かれた政権になることを望んでいる。(西中誠一郎、マスコミ関係者、男性)
・百数十名の新人には何等の見識も期待できない。一刻も早くしっかり勉強して自分で考え行動出来るようになって欲しい(NGO・NPO 団体関係者、76歳男性)
・短期内閣ではなく、4年間じっくり政治をやってもらいたい(自由業、男性)
・問題は民主党が308という絶対多数に近い議席を占めた(特に小沢一郎に選挙指南支援を受けた新人議員の急増)ことにより、連立他党との議席数のアンバランス、及び民主党内の勢力分野のアンバランスが生じた。このことが連立の不協和音や、民主党内の主導権争いに悪影響することを懸念する。(川村範行、マスコミ関係者、58歳男性)
・新政権は官主主義を徹底的に打破するとともに、中間共同体で社会の公器としての真のNPOの支援強化策を強力に実行すべし。(川原啓佑、NGO・NPO 団体関係者、男性)
・ていねいな説明・情報開示、そして官僚制と批判を恐れず戦ってほしい。(マスコミ関係者、70歳女性)
・他政党の意見、市民の人々の意見に謙虚に耳を傾けること(菅野真一郎、会社員、59歳男性)
・前回05年の総選挙では、郵政民営化賛成の一点だけで、生まれて初めて自民党に投票したが、憲法改正準備その他を認めたわけではない。安倍政権は、発足時に解散し総選挙で「美しい日本」について国民に信を問うべきだったと考えています。それをせず2代続けての放り出し、あげくの果てが漢字もろくに読めない人が総理...。これが今回の大敗の大きな要因と思います。(自営業、61歳男性)
・小沢さんの存在がどうなるか、ともあれ参議院選挙で、不信任されないよう実績をしっかり作れ。(自由業、68歳男性)
・国民から最高のチャンスを与えられた民主党が理想を追求するあまり、現実を失う政策に走ることを憂う戸谷正一、マスコミ関係者、52歳男性)
・投票の選択肢が乏しく、「自民、民主の対立軸」の選択の結果となった(マスコミ関係者、45歳男性)
・今回ようやくマニフェスト選挙が行われたという感がある。政権交代を実現した民主党に真の民主主義の実現をめざした公明正大な政策展開に期待する。(川村雅人、会社員、59歳男性)
・戦前の原敬による民政党独裁政権への流れに似ている。それは、民本主義を唱えた吉野作造が唾棄してものであった
・投票した責任を国民も持つべきで、すぎに上げ足をとるのではなく、しばらく見守る姿勢が必要だと思う。(湊広子、NGO・NPO 団体関係者、55歳女性)
・民主・自民双方分裂した上で、志を同じくする者の2つのグループが誕生することを望む
・政治が身近なものに感じられるようになった事は、議会制民主主義の今後に希望をもてるものです。戦後、60年安保改定など重要な局面において政治問題を先送りしてきた日本人が漸くその意識をチェンジできるチャンスを得たのかもしれない。ノンポリを良しとした戦後生まれの世代が成熟(老成)した今日、グローバリズムの世界の中で、これから我が国は如何に生きていくのか、重要な政治課題に対する政治家の真摯なアクションに期待する。(坂口晴一郎、自営業、 68歳男性)
・今回の民主党の大勝はあくまでも自公政権への批判票が大半。民主党が本気で改革しないと次の衆議院選挙で今度は、民主党が国民から強いしっぺ返しにあうだろう。民主党にとってもここが正念場である。がんばってもらいたい。(国家公務員、41歳女性)
・マニフェストに基づいて、着実に公約を実現すること(マスコミ関係者、35歳男性)
・自民党の小泉改革はよかったがそれを最後までやらなかったことが裏目に出た。また選挙をここまで引っ張ってきたのが失敗。麻生個人の資質の問題。(斎藤和夫 男性)
・民主党は社会党と協力するのなら外交・防衛政策を正し、国民が安心・納得するものに調整してほしい。(進和久 企業幹部、66歳男性)
・党幹部の一部は自民党の傍流と考えている。過去の自分たちの反省を聞きたい。(加地高宏 男性)