【vol.132】 外国人座談会「外国人は小泉改革をどう見たか」

2006年4月14日

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■■■■■言論NP0メールマガジン
■■■■■Vol.132
■■■■■2006/04/14
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春雨が桜を潤している今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
今週のメールマガジンは、外国人座談会「外国人は小泉改革をどう見たか」
'Global Eyes on Post-Koizumi Japan'の公開、8月に開催する
「北京-東京フォーラム」へ向けたボランティア募集の話題を中心に
お知らせします。

●INDEX

■ 外国人座談会「外国人は小泉改革をどう見たか」'Global Eyes on
  Post-Koizumi Japan'全文公開
■ 言論ブログ「国と地方」発言準備中
■ 2005年北京-東京フォーラム報告書 完成間近
■ 北京-東京フォーラムへ向けて、ボランティア募集します

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■ 外国人座談会「外国人は小泉改革をどう見たか」
        'Global Eyes on Post-Koizumi Japan'公開
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イェスパー・コール(言論NPO理事,メリルリンチ日本証券チーフエコノミスト)が司会し、
ジョン・ブリンズレー (ブルームバーグ)、アンジェラ・ケェーラー (ヴィルトシャフツ
ヴォッヘ〔ドイツ経済専門誌〕)、デビッド・ピリング (フィナンシャル・タイムズ
東京支局長)、リンダ・シーグ(ロイター通信東京支局チーフ特派員)の皆さんが
参加して英語で行われた座談会「外国人は小泉改革をどう見たか」をアップしました。

日本語版は9回に分けて毎日更新いたします。

第一回目から、一部をご紹介いたします。

ピリング(フィナンシャル・タイムズ東京支局長):
私は小泉氏を、政策の改革者そのものというよりむしろ、政治の改革者であると
思っています。ですから、彼の遺産の中で最も重要になるのは、彼の自由民主党
改革の方法でしょう。

シーグ(ロイター通信東京支局チーフ特派員):
私もその考えに賛成です。加えてもう2点、特筆すべきことがあります。ひとつは、
小泉氏がまことに巧みにメディアを操作したことです。ことに彼は、政治家と
メディアとの相互関係を上手く変化させました。彼は、新種のポピュリズム
(大衆迎合主義)を取り入れ、政治が本来持つ娯楽性を取り戻したのです。

▼つづきは、こちらからどうぞ
https://www.genron-npo.net/manifesto/national-1-1/001323.html

▼英語版はこちらからどうぞ
https://www.genron-npo.net/en/politics/001322.html

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■ 言論ブログ「国と地方」発言準備中
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言論ブログでは、これまでの「日本の外交どこがおかしいのか」に引き続いて
「国と地方」のテーマで発言を行います。
地方の衰退が目立つ中で、地方の自立は果たして可能なのでしょうか。また、
地方の自立、分権のためどのような制度設計が必要なのか、議論を行います。
発言予定者は、斉藤惇氏(産業再生機構代表取締役社長)、穂坂邦夫氏(前志木市長)、
本間正明氏(大阪大学大学院教授、経済財政諮問会議議員)、横山禎徳氏
(社会システムデザイナー)ら6氏です。

発言内容は、4月下旬より順次、言論ブログにアップいたします。

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■ 2005年北京-東京フォーラム報告書 完成間近
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昨年8月23日と24日に、言論NPOとチャイナデイリー(中国日報社)、北京大学の
共催で北京で開催した第一回北京-東京フォーラムの内容をぜひ知りたいという
多くの声にお答えして、現在、「北京-東京フォーラム報告書」の編集作業を行
っています。

この報告書は、フォーラムで行われた日中間の本音の議論をお伝えするために、
全体会議での基調講演や、非公開で行われた政治分科会・経済分科会、メディア・
文化分科会の三つの分科会での議論の要約のほかに、日中共同世論調査結果データ
の一部を掲載し、大変充実した内容となっています。

この報告書の完成は4月下旬を予定しています。会員の皆様には郵送でお届け
いたします。

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■ 北京-東京フォーラムへ向けて、ボランティア募集します
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今年8月に開催する北京-東京フォーラムをお手伝いいただけるボランティアを
募集致します。

北京-東京フォーラムは、8月3日と4日にパレスホテルで開催します。

言論NPOの日中議論交流事業をより広く知っていただくために、直接フォーラムに
参画し、事業の目的を明確にしたフォーラムをプロデュースしていきたいと
考えています。フォーラムの実施計画の段階から運営、実施までをボランティア
の皆さんと一緒に進めていきます。

柔軟な考え方で、責任感を持って仕事をやり遂げるエネルギーのある方を求めています。
フォーラム準備、運営を通じて、いろいろな人に会うことができます。

フォーラム開催に向けて、準備の段階からフォーラム当日まで様々な作業があります。
特に、フォーラムでの議論に民意を反映するため5月から行う日中共同世論調査と
アンケート、フォーラムの準備状況を一般にお知らせしていくためのウェブ作業等、
多岐にわたる作業を一緒に進めていただける方を募集致します。

▼詳細、ボランティア応募はこちらからお願いします
https://www.genron-npo.net/about_history/001324.html

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事務局便り
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この一ヶ月間、昨年の8月に北京で実施された「北京-東京フォーラム報告書」の
編集作業を行っています。報告書にはフォーラムで行われた基調講演のほかに、
非公開で行われた分科会の要約も掲載され、日中間の有識者の本音の議論を知ること
ができます。現在、出版に向けての作業は最後の校正段階で、気が抜けない状況です。

8月には東京で2回目の「北京-東京フォーラム」が開催されますが、事務局では
その準備を行っている最中です。今回のフォーラムを私たちとともにつくって
いただけるボランティアの方々を大募集していますので、ご興味のある方はぜひ
ご応募下さい。

今週の言論NPOメールマガジンは以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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