【発言】ステファン・レオン氏 日本はアジア重視にパラダイムシフトを

2004年6月10日

leong_s040316.jpgステファン・レオン (マレーシア戦略国際問題研究所副所長)
Stephen Leong

1938年生まれ。60年イリノイ大学、62年カリフォルニア大学バークレー校で学ぶ。76年カリフォルニア大学ロスアンゼルス校より博士号。マレーシア大学で教鞭を取った後、84年よりISISに加わり、92年シニアフェロー、日本研究所所長に任命される。マレーシア太平洋経済協力委員会(MANCPEC)委員、マレーシア・日本経済協力評議会メンバー等も兼務。

概要

日本は、20 世紀に単一民族国家として経済大国の地位まで上り詰めた。しかし21 世紀に入って日本は、人口がピークを過ぎ人口減少という事態に直面するのをはじめ、さまざまな問題を抱え、新たなパラダイムシフトが必要になる、というレオン氏。その際、日本はアジアとの関係づくりがポイントとし、対米関係重視の姿勢を継続するかどうかは日本の判断ながらアジア重視の姿勢を明確にする必要があると指摘している。


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