【ご取材のご案内】
言論NPOは世界10カ国のシンクタンクトップと、ラスムセン・元NATO事務総長、ヴォルフ・ドイツ元大統領、ケビン・ラッド・元オーストラリア首相等が参加する「東京会議2021」を開催します
~3月22日(月)・23日(火)両日18時開始「私たちは国際協調と民主主義をどう修復するか」~

2021年3月08日

 非営利シンクタンク言論NPO(東京都中央区、代表:工藤泰志)は、3月22日、23日の2日間、世界10カ国の民主主義国のトップ・シンクタンク代表と世界の有力な政治リーダー10氏を集めて、今年で4回目の「東京会議2021」をオンラインで開始します。

 この「東京会議」は言論NPOが2017年に立ち上げた世界10カ国の民主主義国の世界を代表するシンクタンク会議(D-10)です。日本がリーダーシップを取り、自由な経済秩序や国際協調、民主主義の発展のために議論を行い、世界に発信するこれまでにない取り組みです。
米中対立やコロナの封じ込みが成功されていない中で世界各国は内向きになり、国際協調だけでなく世界の自由秩序自体が困難に直面している中で、世界を代表する10のシンクタンク代表と世界の首脳級の政治リーダーなど世界10カ国のシンクタンク代表とラスムセン元NATO事務総長、ヴルフ元独大統領、ケビン・ラッド・元豪州首相等、世界の元首相や有力者10氏が参加して、米バイデン政権が提起した「私たちは国際協調と民主主義をどう修復するか」を全体テーマに6つのテーマで議論を行います。

 今回参加する世界10カ国の民主主義国のシンクタンクは以下の通りです

 米国の外交問題評議会(CFR)や英国のチャタムハウス、ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)、フランス国際関係研究所(IFRI)、イタリアの国際問題研究所(IAI)、カナダの国際ガバナンス・イノベーション(CIGI)のG7各国を代表するシンクタンクにインドのオブザーバー研究財団(ORF)、ブラジルのジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)、シンガポールのS.ラジャラトナム国際研究院(RSIS)の3カ国を加えた10カ国。

 また今回「東京会議2021」に参加する世界の要人は以下の通りです。
ドイツ:クリスティアン・ヴルフ(第10代ドイツ連邦共和国大統領)
デンマーク:アナス・フォー・ラスムセン(元NATO事務総長. 元デンマーク首相)
オーストラリア:ケビン・ラッド(元豪州首相、 米アジア・ソサエティー政策研究所所長)
フランス:ユベール・ヴェドリーヌ(フランス元外務大臣)
日本:西村康稔(経済再生担当大臣)

 報道関係者の皆様には、3月22日(月)、23日(火)の「東京会議2021」をご取材いただきたく、ご案内申し上げる次第です。なお、当日はzoomでの傍聴となります。

 つきましては、添付のお申込み用紙に必要事項をご記入の上、【3月22日(月)正午】までにお申込みください。

⇒ 詳細・お申し込みはこちら

3月22日(月)・23日(火)「東京会議2021」開催概要

日   時:2021年3月22日(月)18時~23時40分、23日(火)18時~24時(日本時間)
プログラム: ※全てオンラインでの開催となります

【3月22日(月)】
18:00~18:30 開会式
18:30~20:00 セッション1「インド太平洋戦略でアジアの平和は守れるのか」
20:00~21:30 セッション2「コロナ後の経済復興-どんな困難に直面しているのか」
21:40~23:40 パネルディスカッション「世界の民主主義国は自由秩序と平和でどう連携すべきか」

【3月23日(火)】
18:00~19:00 基調講演「「私たちは自由経済秩序と民主主義、さらには国際協調をどう修復するのか」」
19:00~20:30 パネルディスカッション「世界は国際協調と自由経済秩序をどう修復するのか」
20:40~22:10 セッション3「新型コロナ-人類の危機に世界はなぜ対応を間違えたのか」
22:10~23:40 セッション4「ルールベースの自由経済秩序の修復は可能なのか」
23:40~24:00 閉会挨拶



「東京会議2021」パネリスト・登壇者一覧(予定)

【3月22日(月)】

18:00~18:30 開会式

18:30~20:00 セッション1「インド太平洋戦略でアジアの平和は守れるのか」
 司   会:サンジョイ・ジョッシ(オブザーバー研究財団(ORF) 理事長)
 パネリスト:ダニエル・ラッセル(元国務次官補(東アジア太平洋担当))
       ローリー・メドカフ(オーストラリア国立大学安全保障カレッジ学長) 
       ラケッシュ・ソード(元軍縮・不拡散特別大使、インド)
       日本-調整中
       トマ・ゴマール(フランス国際関係研究所(IFRI)所長)
       オン・ケンヨン(S.ラジャトナム国際研究院(RSIS)副理事長、元ASEAN事務総長)
       ジョン・ニルソン=ライト(英王立国際問題研究所シニアフェロー)

20:00~21:30 セッション2「コロナ後の経済復興-どんな困難に直面しているのか」
 司   会:エットーレ・グレコ(国際問題研究所(IAI)副理事長)
 パネリスト:岡村健司(財務官)
       朱民(元IMF副専務理事)
       アダム・ポーセン(米ピーターソン国際経済研究所所長)
       カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV) 総裁)

21:40~23:40 パネルディスカッション「世界の民主主義国は自由秩序と平和でどう連携すべきか」
 司   会:工藤泰志(言論NPO代表)
 パネリスト:【アメリカ】ジェームズ・リンゼイ(外交問題評議会(CFR)シニアバイスプレジデント)
       【フランス】トマ・ゴマール(フランス国際関係研究所(IFRI)所長)
       【ドイツ】フォルカー・ペルテス (国連スーダン特別代表・国連スーダン統合移行支援ミッション代表、ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)ノンレジデント・シニアフェロー)
       【イギリス】ジョン・ニルソン=ライト(英王立国際問題研究所シニアフェロー)
       【イタリア】エットーレ・グレコ(国際問題研究所(IAI)副理事長)
       【カナダ】ロヒントン・メドーラ(国際ガバナンス・イノベーション(CIGI) 総裁)
       【インド】サンジョイ・ジョッシ(オブザーバー研究財団(ORF) 理事長)
       【ブラジル】カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV) 総裁)
       【シンガポール】☆オン・ケンヨン(S.ラジャトナム国際研究院(RSIS)所長)


【3月23日(火)】

18:00~19:00 基調講演「「私たちは自由経済秩序と民主主義、さらには国際協調をどう修復するのか」」
クリスチャン・ヴォルフ(ドイツ元大統領)
アナス・フォー・ラスムセン(元NATO(北大西洋条約機構)事務総長. 元デンマーク首相)
ユベール・ヴェドリーヌ(フランス元外務大臣)
西村康稔(経済再生担当大臣)

19:00~20:30 パネルディスカッション「世界は国際協調と自由経済秩序をどう修復するのか」
 司   会:ロヒントン・メドーラ(国際ガバナンス・イノベーション(CIGI) 総裁)
 パネリスト:ユベール・ヴェドリーヌ(フランス元外務大臣)
       フォルカー・ペルテス (国連スーダン特別代表・国連スーダン統合移行支援ミッション代表、
       ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)ノンレジデント・シニアフェロー)他1~2名

20:40~22:10 セッション3「新型コロナ-人類の危機に世界はなぜ対応を間違えたのか」
 司   会:工藤泰志(言論NPO代表)
 パネリスト:押谷仁(東北大学大学院医学系研究科微生物分野教授)
       ジェニファー・ナッゾ (ジョンズ・ホプキンス大学 ヘルスセキュリティセンターシニアスカラー)
       日本・欧州の専門家 ※調整中

22:10~23:40 セッション4「ルールベースの自由経済秩序の修復は可能なのか」
 司   会:中尾武彦(アジア開銀行総裁)
 パネリスト:ケビン・ラッド(元オーストラリア首相、 米アジア・ソサエティー政策研究所所長)
       ルーファス・イェルサ(米国対外貿易評議会会長、元WTO次長)
       他+シンクタンク代表者3名程度

23:40~24:00 閉会挨拶


「東京会議」とは

 「東京会議」は、2017年に言論NPOが設立した世界的なシンクタンク会議です。「自由」と「民主主義」という価値を共有するG7各国に民主主義の新興国を加えた10カ国の世界的シンクタンクのトップが毎年、東京を舞台に国際秩序の将来を議論する初めての枠組みで、その成果はG7議長国などに提案されることになっています。議論の内容は、日本国内で報道されるだけではなく、これらのシンクタンクを通じて世界に広く伝わる仕組みとなっています。

⇒ 詳細・お申し込みはこちら

本件に関するお問い合わせ: 言論NPO事務局 宮浦・堀口 TEL:03-3527-3972 FAX:03-6810-8729  MAIL:forum@genron-npo.net