「第10回 日韓未来対話」は9月3日に開催

2022年6月28日

~戦後最悪と言われた日韓関係の中、10年間対話をつないできた「日韓未来対話」~
今、改めて日韓関係の意味を考えます

 今年の「日韓未来対話」は、9月3日(土)にハイブリッド形式で東京とソウルで開催されることが決定しました。(主催:言論NPO、東アジア研究院)

 韓国での新政権の誕生や岸田政権の外交が始まる中で、壊れてきた日韓関係に修復の動きが見え始めています。しかし、どのように修復が動き出すのか、新しい関係構築に進むのか、その道筋を誰も描けていません。

 ロシアによるウクライナ侵攻でより不安定化する国際秩序の下、深刻化する米中対立や頻発する北朝鮮によるミサイル発射など緊迫する地域情勢の中、日韓は2国間関係の将来や協力の在り方をどのように考えるのか、本格的な議論を行います。

 私どもは、両国が直面する困難に正面から挑むと同時に、共通課題を共同で取り組むことにより未来志向の関係に変えていくという明確な意思を持ち、議論を両国内外に広く発信してまいりたいと考えております。


 「日韓未来対話」は、今年で10年目を迎えました。竹島問題などで日韓の世論が大きく悪化した2013年に設立されたこの民間対話は、二国間で唯一の公開、市民参加型の民間外交として、その後も徴用工問題をめぐり「戦後最悪」と言われた日韓関係の中、日韓の対話を繋げてきました。

 国際情勢や地域の安全保障環境が大きく変わる中、節目を迎えた「日韓未来対話」では、今改めてどのような二国間関係を構築するべきなのか、どのような協力関係が必要なのか、そのために今どのような努力が求められるのか、両国の各界の代表者を集め、議論を交わします。また、日韓に共通する北東アジアの安全保障や北朝鮮の核ミサイル問題、さらに、世界経済の分断が進む中、経済、貿易関係についても議論を行います。

 そして、本年も日本と韓国の35歳以下の若手リーダーを集め、「日韓若者対話」を行います。相手国を比較的前向きに捉えている割合が高い若い世代は、それぞれ新政権が誕生した日韓関係をどう見ているのか、中長期的な視点から日韓はどのような協力関係を構築すべきなのか議論します。


日程

2022年9月3日(土)

9:00 - 9:30  開幕式/主催者挨拶・政府挨拶・祝辞
9:30 - 11:00  セッション1 10年目の「日韓未来対話」で考える~日韓関係に未来はあるのか~
11:10 - 12:40 セッション2 世界の平和秩序の修復と北朝鮮の非核化 
12:40 - 13:30 休憩
13:30 - 15:00 セッション3 世界経済が分断に向かう中、日韓はどう立ち向かうか
15:00 - 16:00 特別セッション 「日韓未来対話」の10年間
16:00 - 16:10  閉幕式
16:20 - 18:00 日韓若者対話


会場  ハイブリッド形式にて実施

ソウル会場(メイン) / 東京会場(サブ)


参加者 日本・韓国より約30名登壇予定


【日本側参加者(8/7現在)】

奥薗秀樹 (静岡県立大学大学院国際関係学研究科教授)
小倉和夫 (国際交流基金顧問、元駐韓国大使)
河野克俊 (前統合幕僚長)
小此木政夫(慶應義塾大学名誉教授)
工藤泰志 (言論NPO代表)
古城佳子 (青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授)
阪田恭代 (神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部教授)
杉山普輔 (前駐米大使、早稲田大学特命教授、元外務次官)
添谷芳秀 (慶應義塾大学法学部名誉教授)
薗浦健太郎(衆議院議員、衆議院財務金融委員長)
西野純也 (慶應義塾大学法学部教授)
松川るい (防衛大臣政務官、参議院議員)
宮本雄二 (宮本アジア研究所代表、元在中国日本大使)

【韓国側参加者(7/25現在)】

パク・ヨンジュン(韓国国防大学校教授)
ウィ・ソンラク (元駐ロシア大使)
リュ・ジェスン (前国防部国防政策室長、陸軍中将)
パク・テホ   (前外交通商部通商交渉本部長)
ホン・ギュドク (淑明女子大学校政治・国際関係学科教授)
シム・ギュソン (ソウル大学マスコミ情報学科教授、元東亜日報アドバイザー)
イ・スンジュ  (EAI貿易センター所長・中央大学政治国際学科教授)
イ・ジョンファン(ソウル大学マスコミ情報学科教授)
シン・ガスク  (元駐日大使)
チョン・チェソン(東アジア研究院国家安全保障研究センター所長)
ハ・ヨンソン  (東アジア研究院理事長)
ソン・ヨル   (東アジア研究院院長、延世大学教授)
ハ・テギョン  (国民の力 議員(調整中))
ノ・ウンレ   (共に民主党 議員(調整中)) 他数名調整中


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「日韓未来対話」とは

 「日韓未来対話」は、言論NPOと東アジア研究院(EAI)が、2013年5月に共同で創設した日韓間で唯一の課題解決型・公開型の民間対話です。日韓には、基礎的な相互理解不足によって、国民間に強い相互不信やナショナリズムの感情的な高まりが存在し、それが日韓関係の発展を停滞させています。この状況を対話の力で乗り越えようと考え、世論調査で国民の認識の動向を絶えず把握しながら可能な限りオープンに議論するという、新しい対話を日韓の間で立ち上げ、両国の未来に向けた議論を開始しました。