「第10回 日韓未来対話」パネリスト略歴

2022年7月24日

日本側パネリスト

奥薗秀樹
静岡県立大学大学院国際関係学研究科教授

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専門は現代韓国政治外交。延世大学大学院政治学科で学んだ後、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期修了。九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。NHK記者、朝日新聞記者を経て、韓国・東西大学国際学部助教授などを務めた後、2020年より現職。主な論文に、『文在寅政権による「正統性」の追求と日韓関係』、『日韓「65年体制」を揺るがす「徴用工」判決』、『朴槿恵大統領弾劾・罷免の背景と韓国政治』、『盧武鉉政権と米韓同盟の再編』、『朴正煕のナショナリズムと対米依存』など。

小倉和夫
国際交流基金顧問、元駐韓国大使

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東京大学法学部、及びケンブリッジ大学経済学部卒。韓国暻園(キョンウォン)大学名誉文学博士。外務省経済局長、駐ベトナム大使、外務審議官、駐韓国大使、駐フランス大使などを経て、2003年より国際交流基金理事長。東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会事務総長、立命館大学国際関係学部客員教授、外務省スポーツ外交強化有識者懇談会座長などを歴任。現在、青山学院大学特別招聘教授。 日本財団パラリンピックサポートセンター理事長。

河野克俊
前統合幕僚長

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前統合幕僚長。1977年防衛大学校機械工学科卒、1990年筑波大学国際学修士。
1977年海上自衛隊に入隊後、護衛艦はるな、しらねに乗艦、1992年から護衛艦おおよど艦長を務める。その後第3護衛隊群司令・海上幕僚監部監理部長、防衛部長などを歴任。掃海隊群司令、護衛艦隊軍司令を経て、2012年から海上幕僚長。14年10月に第5代統合幕僚長に就任。首相の信頼も厚く、3度の定年延長を重ね19年4月1日に退官。

小此木政夫
慶應義塾大学名誉教授

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日韓フォーラム会長。専門は国際政治論および韓国・北朝鮮政治論。 慶應義塾大学法学部卒(1969年卒)。延世大学政法大学院博士課程に交換留学(1972-74年)。法学博士(慶應義塾大学)。法学部助教授、教授(1985年)。慶應義塾大学地域研究センター所長、法学部長を歴任。日韓共同研究フォーラム日本側座長(1996-2005年)、第一次日韓歴史共同委員会日本側幹事(2002-2005年)、日韓新時代共同研究プロジェクト日本側委員長(2009-2013年)などを務めた。九州大学特任教授(2011-2014年)。著書に『朝鮮戦争─米国の介入過程』(中央公論社、1986年、慶應義塾賞)、『朝鮮分断の起源─統一と独立の相克』(慶應義塾大学出版会、2018年、アジア・太平洋賞、樫山純三賞、猪木正道賞)など。

工藤泰志
言論NPO代表

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東洋経済新報社『金融ビジネス』、『論争東洋経済』の編集長を務めた後、2001年に言論NPOを立ち上げる。日本国内では、選挙時のマニフェスト評価や政権の実績評価の公表などの様々な政策議論やフォーラム開催。また国外では国際的な課題解決に挑む対話を実施している。2005年に中国と「東京‐北京フォーラム」を創設。2012年にアメリカ外交問題評議会が創設した世界20カ国のシンクタンクネットワーク、カウンシルオブカウンシルズ(CoC)に日本から唯一メンバーとして選出された。2013年に韓国と「日韓未来対話」、2017年に世界10カ国のトップシンクタンクと、リベラルなルールベースの国際秩序の未来や世界が直面する課題の解決に向けた議論を行い、G7議長国に提案をする「東京会議」や、日本と東南アジアの次世代のリーダーと共に、民主主義の今後を議論し各国が直面する課題解決に取り組む「アジア言論人会議」を創設。

古城佳子
青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授

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専門は国際関係論、国際政治経済論。東京大学教養学部教養学科(国際関係論専攻)卒業、プリンストン大学大学院にてPh. D(政治学)取得。東京大学大学院教授を経て、2020年より現職。プリンストン大学、ジョンズ・ホプキンズ大学にて客員研究員。日本国際政治学会元理事長。主な研究分野は、国際的相互依存と対外 政策、グローバル化の配分的影響、国際制度に関する研究。『経済的相互依存と国家』、『国境なき国際政治』(共著)、『講座国際政治 グローバル化と国際政治』(共著)など。

阪田恭代
神田外語大学国際コミュニケーション学科 教授

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現職、神田外語大学グローバルリベラルアーツ学部教授。慶応義塾大学法学部卒。同大学院博士課程単位取得退学。朝鮮半島の国際政治・安全保障が専門。(財)平和・安全保障研究所
研究員、韓国・延世大学校国際学大学院訪問研究員(2008-09 年)、米ジョージ・ワシントン大学訪問研究員(2014 年)。防衛省中央施設審議会、NHK国際放送審議委員会の委員を務める。日本国際問題研究所、鹿島平和研究所、経団連21世紀研究所、RAND, アサン研究所(Asan Institute for Policy Studies)、チェイ研究所(Chey Institute)などの会議・プロジェクトに参加。NHK日曜討論などメディアにも出演。『朝鮮半島の秩序再編』(慶大出版会)、The U.S.-Japan Security Alliance(Palgrave Macmillan)など共著・単著多数。

杉山普輔
前駐米大使、早稲田大学特命教授、元外務次官

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早稲田大学法学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格。大学を中退し、外務省入省。オックスフォード大学卒業(修士)。条約局条約課長、在大韓民国日国大使館、在エジプト日本国大使館での勤務を経て、地球規模課題審議官、アジア大洋州局長、外務審議官、外務事務次官、駐米大使等を歴任。令和3年2月の外務省退官後は、外務省顧問、三井不動産顧問、早稲田大学特命教授。著書は国際法に関する論文集編纂等、論文多数。

添谷芳秀
慶應義塾大学法学部名誉教授

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慶應義塾大学法学部名誉教授。上智大学大学院博士前期課程修了、ミシガン大学大学院国際政治学博士課程修了。元慶應義塾大学法学部教授。上智大学国際関係研究所助手、平和安全保障研究所研究員、慶應義塾大学法学部助教授、ソウル大学国際大学院客員教授、慶應義塾大学東アジア研究所所長、同大学朝鮮半島研究センター長など歴任。代表的著書に『安全保障を問いなおす』(NHKブックス)、『日本の外交』(ちくま学芸文庫)、『入門講義 戦後日本外交史』(慶應義塾大学出版会)等。

西野純也
慶應義塾大学法学部教授

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慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、同大学院法学研究科より修士号、延世大学社会科学大学院にて政治学博士号取得。現在は慶應義塾大学法学部教授、同大学東アジア研究所朝鮮半島研究センター長を務める。研究分野は現代韓国朝鮮政治、東アジア国際政治、日韓関係。ジョージワシントン大学シグール・センタービジティング・スカラー、ウッドロー・ウィルソン・センタージャパン・スカラー、ハーバード・エンチン研究所交換研究員などを歴任。

松川るい
自民党国防部会長代理、前防衛大臣政務官、参議院議員

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東京大学法学部卒業(平成5年)。平成5年外務省入省。平成9年米国のジョージタウン大学国際関係論大学院修士号取得。外務省においては、条約局法規課課長補佐としてミナミマグロ国際裁判で勝訴、アジア大洋州局地域政策課課長補佐としてタイやフィリピンなどとのFTAに交渉、軍縮代表部一等書記(ジュネーブ)として軍縮交渉、インテリジェンス部門の首席事務官として中国や朝鮮半島の情勢分析を担当。在韓大参事官、 日中韓協力事務局次長(ソウル)として日中韓協力を推進。平成26年総合外交政策局女性参画推進室長として「女性が輝く世界」のための日本の取り組みを発信。平成28年2月末同省を退官。同年7月の参議院選挙大阪選挙区において自民党公認候補として初当選。当選後は、防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官、党外交部会副部会長、党国際局次長など歴任。現在は、党国防部会長代理、党大阪・関西万博推進本部事務局長。当選2回。

宮本雄二
宮本アジア研究所代表、元在中国日本大使

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宮本アジア研究所代表。外務省入省後、国際連合日本政府代表部一等書記官、国際連合局軍縮課長、アジア局中国課長、英国国際戦略問題研究所(IISS)研究員、アトランタ総領事、軍縮管理・科学審議官(大使)、駐ミャンマー連邦特命全権大使などを経て、2006年より駐中国特命全権大使を歴任。

韓国側パネリスト

申珏秀 (シン・カグス) 
元駐日大使

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1955年生まれ。ソウル大学法学学士、法学修士、国際法学博士。慶應義塾大学及び東京大学で学ぶ。現在は国立外交院国際法センター所長、法務法人世宗顧問、蔚山(ウルサン)大学校特任教授を務める。現職 以前には、スタンフォード大学客員研究員、北京大学客員研究員、外交通商部日本課次長、外務大臣補佐官、駐日本大使、外交通商部第一次官、第二次官、駐イスラエル大使、駐国際連合代表部次席大使、条約局長などを歴任。

孫 洌 (ソン・ヨル) 
東アジア研究院院長

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ソウル大学教育学部学士、シカゴ大学大学院政治学修士・博士。東アジア研究院院長、延世大 国際学大学院教授、韓国国際政治学会会長、外交部諮問委員。延世大学校国際学大学院院 長、現代日本学会長、日韓新時代共同研究委員を歴任。"Japan And Asia's Contested Order: The Interplay of Security, Economy and Identity in Northeast Asia"(2019)(編著)、『韓国の中堅 国外交:歴史、理論、真実』(2016)(共著)、"Understanding Public Diplomacy in East Asia:Middle Powers in a Troubled Region"(編著,2016)など著書多数

全在晟 (チョン・チェソン)
東アジア研究院国家安全保障研究センター所長 ソウル大学政治外交学部教授

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ソウル大学外交学学士・修士号、ノースウェスタン大学政治学博士。東アジア研究院国家安全保障研究 センター所長、ソウル大学政治外交学部教授。統一準備委員会専門委員、民主平和統一諮問会議の企画調整分科委員、国防総省ポリシー諮問委員を歴任し、統一部諮問委員、国際政治学会副会長。『東アジア地域秩序の理論:不安定な主権と地域葛藤』(2018)(編著)、『米中競争における東アジアと朝鮮半島』(2015)(編著)、『北朝鮮の核と米北関係:米国主導秩序、北朝鮮の主権的地位の問題』(2019)、『米韓同盟の同盟ジレンマと今後韓国の米韓同盟戦略』(2016)、『北朝鮮の核能力の高度化と対北朝鮮経済制裁強化による北東アジアの国際関係の変化』(2016)など著書多数。

パク・テホ
Lee&Ko 国際通商研究院長、前通商交渉本部長

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朴喆熙(パク・チョルヒ) 
ソウル大学教授

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ソウル大学校国際大学院教授兼国際学研究所長。 ソウル大学校国際大学院長、ソウル大日本研究所長、現代日本学会会長、外交通商部、国防部、統一部政策諮問委員を歴任した。 韓日フォーラム代表幹事、SETOフォーラム企画委員長として活動しており、文化日報、中央日報、東京新聞のコラムニストとして多くの論壇を書いた。 最近の編著としては「韓国の現状と国際学・地域学の深化」(2021)、「葛藤に積もった韓日関係」(2020)、「安倍時代日本の国家戦略」(2018)などがある。

河英善 (ハ・ヨンソン)
東アジア研究院理事長、ソウル大学名誉教授 

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ソウル大学外交学部学士、同大学院政治学修士、ワシントン大学国際政治学博士。東アジア研究院 理事長、ソウル大学名誉教授、南北首脳会談準備委員会長元老諮問会議委員。大統領国 家安全保障諮問委員会、日韓新時代共同研究韓国側共同委員長、ソウル大学外交学科教授、プリンストン大学国際問題研究所招待研究員、スウェーデン・ストックホルム国際平和研究所招待研究員、ソウル大学国際問題研究所所所長、米国エネルギー省研究所所長、韓国平和学会会長を経て現職。『米中のアジア太平洋 秩序建築競争』(2017)、『蛇行の国際政治:16-19世紀の朝清・ 燕行録分析』(2016)、『1972朝鮮半島と 周辺4強2014』(2015)など、著述。朝鮮日報と中央日報 に『ハ・ヨンソンコラム』を7年間連載。

柳済昇(リュウ・ジェスン)
韓国国家戦略研究院副院長、前国防部政策室長、陸軍中将

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2017年まで国防政策室長を務めた。 1979年、陸軍士官学校(35期)を卒業し、歩兵少尉に任官した。 ドイツ陸軍士官学校に留学し、ドイツのルール大学・歴史学部で博士号を取得した。 陸軍教育司令官、第8軍団長、国防部政策企画官、第11機械化歩兵師団長、韓米連合軍司令部企画参謀次長、合同参謀戦略企画次長と 軍事戦略課長を歴任した。 『韓国戦争まだ終わっていない戦争』の著者、Carl von Clausewitzの『戦争論』、『戦略と戦術』、『国際政治と戦争戦略』の訳者である。 「韓半島非核化と平和体制、そして韓米同盟と連合 防衛体制の未来」「韓米同盟の葛藤と進路」「北韓の実存的脅威と未来韓米同盟の準備態勢強化策」など 多数の論文を発表した。 国防大学校に続き陸軍士官学校招聘教授として軍事古典「Clausewitzと戦争論」を 講義している。

ソンウ・ジョン
朝鮮日報 論説委員

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ウィ・ソンラク
元駐ロシア大使

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チェ・ビョンイル
韓国高等教育財団理事長

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ノ・ウンレ
共に民主党 議員(調整中)

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ハ・テギョン
国民の力 議員(調整中)

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