「第7回北京-東京フォーラム」の訪中報告

2011年3月10日

北京空港での歓迎式

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  一行は北京空港に到着し、中国側主催者である中国日報社による歓迎を受けました。

 団長の明石氏は、「今回の日本での震災に際して、中国側からたくさんの温かいご支援をいただき、心から感謝している。」と述べた上で、「中国側からも錚々たる方々が集まっていただくなど、中国側の周到なる準備は、今回の事前協議への大きな関心の表れだと思い、感銘をうけている。日中間で率直に話し合うべきテーマは増える一方だが、第7回 北京-東京フォーラムの成功を期して、様々なことを話し合い、2日間で多くの事について合意したい」と述べて今日からスタートする協議に向けて抱負を語りました。

 本日の歓迎夕食会を皮切りに、今回の事前協議が本格的にスタートします。

(北京時間3月31日14:00)

 3月31日、言論NPOは、今夏開催予定の「第7回北京-東京フォーラム」の事前協議のための訪中団を結成し、本日北京に向けて出発しました。今回の事前協議のミッションは、昨年9月に起こった尖閣諸島沖漁船衝突事故、ならびにその後の東日本大震災を経て、両国民の世論や相手国に対する認識がどのように変化したのか、国民レベルの相互理解の問題点は何なのかを改めて明らかにし、それを乗り越える策を探ることです。
事前協議の意義とは/明石康氏、宮本雄二氏、松本健一氏(4/1)
北京空港での歓迎式(4/1)
明日の本格的な事前協議に向けて/工藤泰志(4/1)
「第7回北京-東京フォーラム」事前会議 報告(4/2)

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