「第10回 東京-北京フォーラム」開催概要(9月27日時点)

2014年9月09日

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「第10回東京-北京フォーラム」開催概要

日   時:2014年9月28日(日)~9月29日(月)
 ▼USTREAM中継はこちら( http://www.ustream.tv/channel/genron-npo-live )で行います。
   twiterでは、「#東京北京フォーラム」をつけて投稿してください。

テ ー マ:北東アジアの平和と日中両国の責任
プログラム:
 9月28日(日)9:00~12:00 全体会議 ※同時刻ネットにて生中継
    9:00~10:30 主催者挨拶、日中政府挨拶、基調講演
     日本側:明石康 (「東京‐北京フォーラム」実行委員長、国際文化会館理事長)
         福田康夫 (元内閣総理大臣)
         岸田文雄(外務大臣)
     中国側:朱霊(中国日報社社長)
         蔡名照(中国国務院新聞弁公室主任)
         程永華(中華人民共和国駐日本国特命全権大使)
         趙啓正(中国人民大学ジャーナリズム学院院長、元国務院新聞弁公室主任)
    10:45~12:00 パネルディスカッション
     日本側司会:宮本雄二(宮本アジア研究所代表、元駐中国特命全権大使)
     中国側司会:陳健(中日友好21 世紀委員会秘書長)
     日本側:五百旗頭真(熊本県立大学理事長、前防衛大学校長)
         長谷川閑史(武田薬品工業株式会社代表取締役会長CEO、経済同友会代表理事)
     中国側:魏建国(中国国際経済交流センター副理事長)
         朱成虎(中国人民解放軍国防大学戦略研究部教授、少将)

       13:30~17:45※ 分科会  ※政治対話のみ14:00~17:15
        経済対話「経済の構造改革と日中の共通利益」  ⇒ パネリストはこちら 
           ※9月29日(月)13:00~17:00 録画中継
        メディア対話「日中の相互尊重と健全な輿論」  ⇒ パネリストはこちら 
           ※9月28日(日)19:00~23:00 録画中継
        安全保障対話「北東アジアの危機管理と平和」  ⇒ パネリストはこちら 
           ※9月28日(日)13:30~17:45 生中継
        政治対話「東アジアの平和と政治の信頼」  ⇒ パネリストはこちら 
           ※9月29日(月)18:00~22:00 録画中継
           

 9月29日(月)9:00~12:00 全体会議 ※同時刻ネットにて生中継
    9:00~10:00 基調講演
     日本側:武藤 敏郎(株式会社大和総研理事長、元日本銀行副総裁)
         未定
     中国側:魏 建国(中国国際経済交流センター副理事長)
         呉 建民(国家イノベーション・発展戦略研究会常務副会長)
    10:15~12:00 各分科会報告

中継協力:今回のインターネット中継にあたり、早稲田大学放送研究会にご協力いただいています


▼USTREAM中継はこちら( http://www.ustream.tv/channel/genron-npo-live )で行います。
twiterでは、「#東京北京フォーラム」をつけて投稿してください。

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各分科会の内容、パネリスト(予定、50音順・敬称略)

経済対話「経済の構造改革と日中の共通利益」
前半は「持続的な経済成長と財政・金融問題(仮題)」をテーマに、主にマクロ経済の問題ついて
議論する。後半は「持続可能な経済発展に向けた日中の協力(仮題)」をテーマに、資源エネル
ギー・環境問題などを中心に持続可能な経済発展に向けて日本と中国がどのように協力すべき
か議論を行う。

<日本側パネリスト>
・槍田 松瑩(三井物産株式会社取締役会長)
・河合 正弘(東京大学公共政策大学院特任教授)
・國部 毅(株式会社三井住友銀行頭取兼最高執行役員)
・佐々木 則夫(株式会社東芝取締役副会長)
・田波 耕治(株式会社三菱東京UFJ銀行顧問、元国際協力銀行総裁)
・武藤 敏郎(株式会社大和総研理事長、元日本銀行副総裁)
・谷津 龍太郎(環境省顧問)
・山口 廣秀(日興フィナンシャル・インテリジェンス株式会社理事長、前日本銀行副総裁) ほか

<中国側パネリスト>
・魏 建国(中国国際経済交流センター副理事長)
・張 燕生(国家発展・改革委員会学術委員会秘書長)
・梁 信軍(復星集団副董事長兼CEO)
・宋 文洲(ソフトブレーン株式会社創業者)

メディア対話「日中の相互尊重と健全な輿論」
本年及び過去10年の日中世論調査結果を分析し、そこから浮かび上がった両国世論と有識者
の意識の構造について議論を行い、感情的な対立の緩和や相互理解を進めるために何が必要
かを明らかにする。

<日本側パネリスト>
・伊藤 俊行(読売新聞東京本社編集委員)
・小倉 和夫(独立行政法人国際交流基金顧問、元駐韓国・フランス大使)
・加藤 青延(日本放送協会解説委員)
・工藤 泰志(言論NPO代表)
・近藤 誠一(元文化庁長官) ※後半セッションのみ
・坂尻 信義(朝日新聞社国際報道部機動特派員、前中国総局長)
・杉田 弘毅(共同通信社編集委員室長)
・高原 明生(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
・山田 孝男(毎日新聞社政治部特別編集委員)

<中国側パネリスト>
・金 臝(中国社会科学院日本研究所社会室副主任)
・周 明偉(中国外文出版発行事業局局長)
・孫 萍(中国人民大学国劇研究センター執行主任)
・呂 鴻(人民日報社高級編集者,国際部部務委員、編集長)
・王 衆一(『人民中国』誌総編集長)
・高 岸明(中国日報社副総編集長)

安全保障対話「北東アジアの危機管理と平和」
昨年の「第9回東京-北京フォーラム」で合意された「不戦の誓い」を具体化することを軸に、両国
間の紛争回避と平和構築のために何をするべきかについて日本・中国の外交及び安全保障関
係者間で議論を行う。

<日本側パネリスト>
・小野田 治(ハーバード大学シニア・フェロー、元空将)
・金田 秀昭(NPO法人岡崎研究所理事、元海将)
・神保 謙 (慶應義塾大学総合政策学部准教授)
・東郷 和彦(京都産業大学教授、元外務省条約局長)
・中谷 元 (衆議院議員、元防衛庁長官)
・藤崎 一郎(上智大学特別招聘教授、前駐米国大使)
・宮本 雄二(宮本アジア研究所代表、元駐中国大使)
・山口 昇 (防衛大学校安全保障・危機管理教育センター教授)

<中国側パネリスト>
・朱 成虎(中国人民解放軍国防大学戦略研究部教授、少将)
・姚 雲竹(中国人民解放軍軍事科学院中中美防務関係研究センター主任、少将)
・張 沱生(中国国際戦略研究基金会学術審議評価委員会主席)
・呉 継陸(国家海洋局海発展戦略研究所海洋法律・権益研究室主任)
・馬 俊威(中国現代国際関係研究院日本所副所長)
・呉 懐中(中国社会科学院日本研究所政治研究室主任、研究員)

政治対話「東アジアの平和と政治の信頼」
日中両国はどのような国を東アジアで目指そうとしているのか、その夢に向かって協力し合うこ
とはできないのか。両国の紛争回避と、首脳会談実現に政治は何をするべきかについて、日本と
中国の政治家で議論を行う。

<日本側パネリスト>
・逢沢 一郎(衆議院議院運営委員会委員長、元外務副大臣)
・石破 茂(国務大臣 地方創生・国家戦略特別区域担当、前自由民主党幹事長)
・川口 順子(明治大学国際総合研究所特任教授、元外務大臣)
・松本 剛明(衆議院議員、元外務大臣)
・松本 健一(評論家、麗澤大学教授)

<中国側パネリスト>
・趙 啓正(中国人民大学ジャーナリズム学院院長、元国務院新聞弁公室主任)
・呉 建民(国家イノベーション・発展戦略研究会常務副会長)
・陳 健(中日友好21 世紀委員会秘書長)
・王 新生(北京大学歴史学教授)

※プログラム、パネリストは変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

「東京-北京フォーラム」とは

 「東京-北京フォーラム」は、日本と中国の最も重要な民間のハイレベルな対話として毎年開催されているフォーラムです。中国で反日デモなどが深刻化した 2005年から毎年、日本の非営利団体である言論NPOと中国のメディアである中国日報社(チャイナ・デイリー)の主催で、北京と東京の両都市で交互に開催されています。

 毎年両国の有識者100名が出席し、政治・経済・メディア・安全保障などの分科会で、すべてオープンな形での議論を行っています。また、フォーラムに先立って日中共同の世論調査を毎年実施しており、両国内の世論と連動した対話が行われます。


「第10回東京-北京フォーラム」のポイント

  • 11月に北京で開かれるAPEC首脳会議を前に、このフォーラムでは両国の関係改善や北東アジアに平和的な環境を作り出すための対話が行われます。
  • 中国から閣僚級も含む約40氏の有力者や有識者をお招きし、日本側の有識者と、政治、経済、メディア、安全保障などの各分野で議論を行います。
  • 昨年の「第9回東京-北京フォーラム」で合意した「不戦の誓い」をより推し進め、両国間の危機管理メカニズムをどう作るのか、さらに世論のナショナリズムをどう克服して相互理解を深めていくのかなど、両国を代表するパネリストが本音で議論を交わします。


過去のフォーラムの様子

これまでのフォーラムで交わされた議論は、「東京-北京フォーラム」特設ウェブサイト(http://tokyo-beijingforum.net/)からご覧いただけます。