言論外交の挑戦

「オバマ大統領の訪日をどう考えるか」有識者アンケート結果

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調査の概要

言論NPOの活動にこれまで参加していただいた全国の有識者約2000人を対象に、2014年
4月30日から5月1日の期間でアンケートの回答を依頼し、回答のあった163人の回答内容を分析
した。


回答者の属性

回答者の属性

※各属性で示されている数値以外は無回答の割合。この頁以降、数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。


問1. あなたは、日米共同宣言などに盛り込まれた内容などをご覧になり、安倍政 権はオバマ大統領の訪日によって成果をあげたと思いますか。【単数回答】

問1. あなたは、日米共同宣言などに盛り込まれた内容などをご覧になり、安倍政権はオバマ大統領の訪日によって成果をあげたと思いますか。


問1SQ. 前問で、そのように回答した理由を具体的にお書きください。


問2.あなたは、4月25日に公表された日米共同声明に盛り込まれた事項、並びに オバマ大統領の訪日において、今後の日本の外交を考える上で、一番重要だと 感じた項目はなんですか。【単数回答】

問2. 4月25日に公表された日米共同声明に盛り込まれた事項、並びにオバマ大統領の訪日において、今後の日本の外交を考える上で、一番重要だと感じた項目はなんですか。

【その他】の回答

  • 上記に書かれたいろんな事項に日米が明確に共同歩調をとるとのメッセージを出したこと。(男性、60代、音楽文化研究所主宰)
  • アジアの安定に欠かせない中号句・韓国との対話なり強調雄政策を日本が独自にどれだけ進めるのか。口では「そうする」といっても、閣僚がまだ靖国へ参拝し、側近が「本音はこうだ」といった発言や行動をとる。米国も世界もこんnダブルスタンダードを見抜き、日本無視の方向へ動いている。そこをどう立て直すのか、だ。(男性、70代、各団体関係者)
  • 「信頼醸成措置」とあるべきところ、「信頼焼成措置」という、間違った言葉になっていたので、その選択肢が選べなかった。60代、
  • 今回の日米共同声明は、何が重要であったのか評価できるほどの材料が提供されていないのではないかと思う。(男性、50代、企業経営者・幹部)
  • 尖閣とTPPの問題とすり替えた集団的自衛権を憲法改正をせずに一内閣・与党の解釈のみで 決定する手法には、これからの国政に不安を感じる。(男性、70代、NPO・NGO関係者)
  • 少なくとも訪日直後に米主要紙の一面にオバマ氏はおろか、安倍氏の顔さえも出なかった「にぎり寿司」だけの写真で報じられたという現実を直視すべきだ。国防軍や国家安全保障会議、特定秘密保護法、武器輸出三原則緩和などと戦争へ向かう体制を改めることから始める。この60年の戦争をしなかった国としての平和にプライドを持ち、それこそを愛国心とすべきではないか。メディアは日中戦争を煽るが、中国の汪洋副首相は15日、河野洋平氏と日中間の経済協力、26日に舛添要一東京都知事と東京オリンピックの件で相次いで会談している。安倍氏がNSCにいくら豪州のアボット首相を招こうとも、当のアボット氏にとっては中国の習近平氏は最重要なパートナーだと裏でがっちり握手を交わしているのだから。このままでは習近平という山は動かず、いつまで経っても日中首脳会談は開かれないだろう。次世代の英知に託すためにも、日本の教育を世界的に普及する海外の一流大学のフリーオンライン講座の水準を満たす底上げ教育を行なうことが不可欠ではないかと考える。(女性、30代、市民ライター)
  • 日中、日韓の異常な関係を改善しようとする積極的、具体的な意欲が日本側に全く見られなかったことが アメリカ政府の東アジア政策に全く寄与しないことがわかったとあれば、TPPの不調も含めて、アメリカに満足を与えていない。そのこと自体が日本側で理解されてないことが危機的でさえある。


問3. 今回合意された日米共同声明では、尖閣諸島に日米安全保障条約が適用されることが明文化されました。日米間でこのような合意がなされたことについてどのように評価していますか。【単数回答】

問3. 今回合意された日米共同声明では、尖閣諸島に日米安全保障条約が適用されることが明文化されました。日米間でこのような合意がなされたことについてどのように評価していますか。

【その他】の回答

  • 尖閣諸島の領有権問題にはふれず、米国のこれまでの認識を繰り返したに過ぎない(男性、50代、会社員)
  • 評価している。 中国との対応では、お金ではなく技術で軍備を増強、連携させ、日米を超えることは難しいことを持続的に納得させる必要がある。(男性、60代、音楽文化研究所主宰)
  • 日本国内向けには米国の日本寄りのスタンスを見せることにはなったが 中国への配慮も十分感じられ、安全保障条約のもともとの既定からはみ出すものではない。 この声明で日本の防衛上どれだけのメリットが生じるかは、今後の課題。(男性、50代、企業経営者・幹部)
  • 本来はわざわざ大統領来日時に確認するのではなく、必要に応じて表明が行われればよい。(男性、50代、各団体関係者)
  • 既に米国高官により同じ声明が出されており、それ以上の成果が得られたわけではない。(男性、70代、学者・研究者)
  • 中国は日本ではなく明らかに米国を意識している。米国の意思がはっきりしている間は尖閣諸島に高強度の行為を行うことはないだろう。但、そのことは現状(中国が尖閣の領有を主張、中国公船の領海侵犯の常態化)を改善するものではない。そのことは理解が必要。(男性、50代、会社員)
  • 米国側がこれまでも繰り返し言ってきたことであって、中身は新しいもの事ではない。  ただ、日本の俗マスコミにもわかるように、大統領との文書で明文化したことには、それなりに意味がある。しかし、日本が必死で守ろうとしない場合にも、ガードマンよろしく米軍が来て守ってくれる、というような、ばかげた話が世の中にあるのは、まことに嘆かわしい。60代、
  • 功罪相半ば。中国をけん制しつつ、日中に信頼感の醸成を強く促しており、米国の「真意」が不透明。日本側はそうした米国側の意図を丁寧に読まねばならず、中国の出方も注視する必要がある。評価は時期尚早。(男性、50代、メディア幹部)
  • 今回の声明は、これまでの解釈を確認しただけのことで、評価の問題にはならない。(男性、70代、企業経営者・幹部)
  • 安保が適用されるとはいっても、アメリカは「憲法に従って」対処するということで、不測の事態があっても米議会の承認が得られなければ軍の出動はなく静観するだけ、ということがより明確になったものであり、中国を含めた今の関係国の力関係を的確に反映した声明に過ぎない。(男性、30代、NPO・NGO関係者)
  • 問2回答と同じ(男性、70代、NPO・NGO関係者)
  • 以前からの米国政府の見解を復唱したにすぎない。評価以前の問題。(男性、60代、会社員)
  • 手放しではないが評価している(男性、50代、企業経営者・幹部)
  • 評価している。手放しでとはどういう意味かわからない。(男性、70代、企業経営者・幹部)
  • 「尖閣」を明示したアメリカの真の意図は何か疑問。(男性、50代、会社員)
  • 中国との関係改善が同時に求められており、日本にも課題が突きつけられている。(男性、70代、NPO・NGO関係者)
  • 偽装漁民などの話題がオバマ離日後に報道されたが、まさに実際の行動に対して日本が何を行うのか。その上でUSにどのようなサポートをもらえるのか具体策が必要。 先制されたときには自衛隊による武力行使や排除もできるようにすべき。これは右傾化ではないと思う。国として国民とその財産を守ることは今でもできると思う。(男性、50代、企業経営者・幹部)
  • この明文化で日本の暴走を食い止め、アメリカの手中に入ったこと。(男性、70代、年金生活者)
  • 安保条約に沿った内容に過ぎない(男性、40代、自営業)


問4.今回のオバマ大統領の訪日前後、日米のTPP交渉が断続的に行われましたが、結局、合意はなされず、日米共同宣言には「TPPに関する二国間の重要な課題について 前進する道筋を特定した」とあいまいな表現にとどまりました。あなたは、TPPの 日米二国間の交渉の行方について、どのようにお考えですか。【単数回答】

問4.今回のオバマ大統領の訪日前後、日米のTPP交渉が断続的に行われましたが、結局、合意はなされず、日米共同宣言には「TPPに関する二国間の重要な課題について前進する道筋を特定した」とあいまいな表現にとどまりました。あなたは、TPPの日米二国間の交渉の行方について、どのようにお考えですか。


問5.あなたは、今回のオバマ大統領の訪日をご覧になって、日米関係はより 強固なものになったと思いますか。【単数回答】

問5.あなたは、今回のオバマ大統領の訪日をご覧になって、日米関係はより強固なものになったと思いますか。


問5SQ. 前問で、そのように回答した理由をお書きください。

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