日本の将来を提言する

安倍政権3年実績評価 専門家コメント【社会保障】

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私も評価に協力しました

加藤久和
明治大学
政治経済学部 教授

生活保護制度については、真に必要な人に生活保護が行きわたるとともに、国民の信頼と安心感を取り戻し、納税者の理解の得られる公正な制度に改善する。【出典:2014年J-ファイル】
政権交代後、急激に肥大した生活保護を見直す(国費ベース8000億円)【出典】2012年衆院選マニフェスト


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
生活保護の水準に関する議論、基礎年金との整合性など抱えた課題は多いはずであるが、ほとんど進展していない。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


年金は現行制度を基本に「改革推進法」に則り、国民会議の審議結果を踏まえ必要な見直しを行う【出典】2013年参院選マニフェスト
【出典:2014年J-ファイル】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
マクロ経済スライドは実行されつつあるが、しかし懸案であったデフレ時の発動は見送られた。また、支給開始年齢引き上げ等の議論がまったく進んでいない。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


国保運営の安定や保険者機能強化のため、運営単位を都道府に広域化、料率の平準化で協会けんぽと共済を統合【出典】2013年Jファイル
【出典:2014年J-ファイル】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
国保の安定化のための運営の都道府県化は評価できる。また、被用者保険者の後期高齢者支援金に対する総報酬割の導入も評価していい。
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医師の地域科目偏在の是正や医学部定員の確保等必要な地域で必要な医療の確保【出典】2012年衆院選マニフェスト、2013年参院選マニフェスト【出典:2014年J-ファイル】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
医療費等の地域格差の是正は道半ばである。一方で、地域医療構想の下での病床数の機能分化等の試みは評価してよい。ただし、どこまで効率化が進むかについては今後の課題であろう。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


介護保険料の上昇を抑制するために、介護保険の保険給付の対象となる介護サービスの範囲の適正化等による介護サービスの効率化、重点化を図るとともに、公費負担の増加などを行い、持続可能な介護保険制度を堅持する。【出典:2014年J-ファイル】
介護は財源の安定化を図り、保険料負担の抑制を進めながら必要なサービスを提供する【出典】2013年Jファイル


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
急増する介護需要及び地域格差をいかに対応していくかが問われるが、抜本的な改革は打ち出せていない。一方で、人材確保のための介護診療報酬の見直しは評価できる。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


妊娠から子育てまで切れ目ない家族支援政策を積極的に進める。年少扶養控除は復活【出典】2013年Jファイル
【出典:2014年J-ファイル】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
高齢者に対する臨時給付金など高齢層には厚い一方、若者層への目配りの少なさが目立つ。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


2020年代半ばまでに希望出生率1.8を実現する(新第二の矢)【出典:自民党総裁記者会見(9月)】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
出生率目標を提示したことは十分評価すべきと考える。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む


2020年代初頭までに、介護離職ゼロを実現する(新第三の矢)【出典:自民党総裁記者会見(9月)】


点数
5点満点

評価理由に関するコメント
加藤久和氏
介護離職ゼロを打ち出したことについては高く評価できる。
≫≫この項目に対する言論NPOの評価結果を読む





評価コメントは以下の基準で執筆いただきました

・この3年間で未だに着手しておらず、もしくは断念した計画であるが、国民にその事実や理由を説明している(但し、国民に説明していなければ-1点)
1点
・着手して動いたが、目標達成は困難な状況になっている
(但し、国民に説明していなければ-1点)
2点

・着手して順調に動いているが、目標を達成できるかは判断できない
・着手して動いたがうまくいかず、目標を修正し、実現に向かって努力している、かつ、国民に修正した事実や理由が説明された(但し、国民に説明していなければ-1点)

3点
・着手して順調に動いており、現時点で目標達成の方向に向かっていると判断できるもの
4点
・この3年間で実現した。もしくは実現の方向がはっきりと見えてきた
5点

新しい課題について

3点

新しい課題に対する政策を打ち出し、その新しい政策が日本が直面する課題に見合っているものであり、かつ、目標や政策体系の方向が見えるもの。または、政策体系が揃っていなくても今後、政策体系を確定するためのプロセスが描かれているもの。これらについて説明がなされているもの
(目標も政策体系が全くないものは-1点)
(現在の課題として適切でなく、政策を打ち出した理由を説明していない-2点)

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